2008年04月06日

【展】ポップ道 1960s-2000s

東京都現代美術館(MOT)のコレクション展「ポップ道 1960s-2000s」。
1960年代のウォーホールやリキテンスタインといったポップアートの先駆者から、現代の作家に至るまで、所蔵作品からポップアートの流れを再解釈する企画展示。

展示は大まかに4つに章立てられて、第1部「百出」は前出のウォーホールやリキテンスタイン、ローゼンクイスト、ホックニーらの登場を紹介。
第2部「共振」は、アメリカのポップカルチャーを享受した日本のアーチストからの回答。第3部「反転」では、「日本的なるもの」をポップの感性で濾過して再抽出して見せる。第4部「偏在」では表現方法も表現媒体も多種多様。そのカオス感は、現在進行形の現代の生活や日常の映し鏡のようだ。

こうして通して眺めると、それぞれの時代のアーチストは、社会からは一定の距離を保って、実にシニカルでドライな視線を投げかけているのだと感じる。
たとえば1960年代の大量消費社会において、モンローら著名人の肖像を生産しつづけたウォーホール、通俗的なコミックのひとこまを大胆に抽出したリキテンスタイン、溢れる日用品で大胆なコラージュを行ったウェッセルマン……

というわけで、会場には作品の解説書なども手に取りやすいように置いてあり、入場料500円にして、とても親切な内容の展示であると思う。

下はアトリウム(エントランスホール)に展示のスゥ・ドーホー「リフレクション」。
天井から何やら門のようなものがぶら下がって……

MOT

上から覗くと、水面に映ったように見えて、まさに「リフレクション」な作品。

MOT

こちらは2008年6月まで特別展示中の岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」。
恒久設置場所は渋谷に決定したとのこと!

岡本太郎

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