2008年08月27日

桂から松尾へ(3)松尾大社

月読神社をあとにして、北へ歩くこと数分。
辿り着いたのは、酒の神として信仰を集める松尾大社。



松尾山の麓にあって、周囲を森に囲まれ、境内には一ノ井川が流れる。
とても清々しい雰囲気のある社だ。



松尾大社の創建は古く、平安遷都以前に遡る。
山背国葛野郡(現在の太秦あたり)に居住していた渡来人の秦氏一族の秦忌寸都理(はたのいみきとり)が、この地に社殿を建てたのが701年。
秦氏といえば、土木・養蚕・機織などの技術を発揮するとともに、湿地帯であった洛西一帯を開拓し、栄えていった。古くは、聖徳太子に仕えた秦河勝が、太秦に蜂岡寺(現在の広隆寺)を建てている。



平安遷都以降は、王城鎮護の神として「賀茂の厳神、松尾の猛神」と並び称され、賀茂社とともに崇敬を集めた。
奉納された酒樽がいっぱい。
秦氏は酒造の技術も日本に伝えたので、室町時代以降は酒の神としても信仰されている。





おいしい酒には、おいしい水!
境内奥には「霊亀の滝」が流れ落ち、名水「亀井」が湧出する。お酒を醸造する時、この水を混ぜると酒が腐らないとか。



ここで喉を潤し、ペットボトルに水を満たしたら、さらに歩いて行きませう。

※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。

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