2008年09月03日

宇治・宇治上神社

ひとやすみ。



世界文化遺産にも指定されている宇治上神社は、小さな境内に本殿と拝殿(ともに国宝)が立ち並び、現存する日本最古の神社建築として知られている。
写真は拝殿。



こちらが本殿……といっても、外を取り囲むのは覆屋であり、この中に3つの本殿が横並びに建っている。
祭神として、向かって左から、菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)、応神天皇、仁徳天皇。



菟道稚郎子命は、応神天皇の息子。学問に秀で、父に寵愛されて皇太子に立てられたが、応神天皇崩御後、兄の大鷦鷯尊(おおさざきのみこと、後の仁徳天皇)と皇位を譲り合う。
そのために生じた空位は3年。悩みに悩んだ末に、菟道稚郎子命は兄に皇位を譲るべく、自ら死を選ぶこととなる……と「日本書紀」は伝えている。
そのようなエピソードを知った上で、この3人が並んで祀られている様子を眺めてみると、日本の歴史の面白さというか、歴史を語り繋いできた想像力の凄さというか、そういったあれこれが胸に沁みてくる。






境内には、桐原水と呼ばれる湧水があふれ出ている。宇治七名水の一つだが、現存する唯一の水となっている。



※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。

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