2008年11月13日

並河靖之七宝記念館

地下鉄東西線東山駅から歩いてすぐ。
白川沿いに建つのが、七宝家である並河靖之の自宅兼工房だった並河靖之七宝記念館
春と秋の展覧会の期間のみ、並河靖之の作品とともに建物と庭が公開される。
以前から訪れたいと願いつつも、なかなかそのタイミングに恵まれなかったのだが、この秋、ようやく訪問することができた。



建物は明治27年建築。
庭園は七代・小川治兵衛(植治)による。無鄰菴庭園や平安神宮神苑など、この南禅寺・岡崎界隈には植治の手掛けた庭が数多く残っている。



お目当ての第一はこの庭園だったのだが、いやいやそれが、並河靖之の七宝の美しいことったら、そりゃあもう、まじまじと見入ってしまうほどに目を奪われてしまった。
端正にデザイン化された装飾的なものから、どこか温もりの感じられる絵画的な作品まで。それから、七宝作りの工程を解説した展示もあって、僕のような初心者でも楽しむことができた。
こうした新たな驚きとの出会いに、また新鮮な気分で京都散策を楽しむことができた一日となった。
池に浮かぶ岩で、家屋の柱を支えている。すごっ。



庭の池は琵琶湖疎水を利用している。植治は、疏水の豊富な水量を利用した庭園を得意とした。



いかにも町屋造りらしい通り庭(台所)と、通り庭への入り口の構え。



記念館外観。虫籠窓は、これもまた町屋の構えには欠かせない。



※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。

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