2009年01月25日

【展】冬の所蔵品展示

このところ、大河ドラマ「太平記」(1991)のDVDを見ているせいか、ふと鎌倉に行きたくなったので、北鎌倉界隈をぶらぶら歩いて、それから、鶴岡八幡宮の敷地内にある神奈川県立近代美術館へ行ってきました。

「冬の所蔵品展示 1910-1930年代の日本近代絵画を中心に」

この時期の日本の洋画家たちの活動は、実に多種多様だ。ヨーロッパの絵画運動に強い影響を受けつつも、ただそれだけにとどまらず、日本的な土着性がそこに加わってきたりして、キャンパスの上にきらびやかな個性が躍動する。
また、こうした展覧会では、気になった作品に目を留めて、未知の画家の名前を覚えて帰ってくるのも楽しいもの。

神奈川近代美術館

看板の画は、シュルレアリスティックな画風で有名な古賀春江「窓外の化粧」。
「春江」という名前ですが、男です。
この古賀春江を含めて、日本の近代洋画壇には夭折の才能が多い。今回の展覧会に名を連ねた中では、関根正二、村山槐多、三岸好太郎、松本竣介らが、20代30代で散っていった。

神奈川近代美術館

この看板は、青山義雄「二人の男」。今回、初めて名前を覚えました。
画面を二つに分けて配色し、そこに置かれた男性二人のシャツとズボンの色とのバランスが面白いですね。
他に、気になった作品で初めて名前を覚えたのは、和達知男(「眼鏡をかけた自画像」)、内田巌(「裸婦」)など。

神奈川近代美術館

まだまだ面白いです、近代日本の洋画壇。

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/rock_garden/51346843