::: 悲しき石庭 :::
京都、東京、スナップ、ニッポンの旅。まったり写真をアップしていますよ。
2009年02月20日
南禅院〜冬の庭に響く水の音
南禅寺発祥の地、南禅院。
茶室「龍渕窟」に掛かる扁額は、後陽成天皇の宸筆とも。
拝観終了の時間が迫る頃、どんよりとした一日の終わりは、ゆるゆると薄暗さを帯びていく。
訪れる人の姿も絶えて、静寂を増した冬の庭には、石組みの滝から流れ落ちる水の音だけが聞こえる。
池泉回遊式の庭は、夢窓疎石による作庭とも伝えられるが、それよりも時代を遡って、創建当初の鎌倉時代の造営ともいわれる。
枯淡な庭は、冬の淋しい眺めで、さらに滋味を増すようだ。
※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。
Posted by rock_garden at 23:55│
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