2009年03月22日

【展】山水に遊ぶ

府中市美術館で始まった「山水に遊ぶ−江戸絵画の風景250年」
この市立の美術館は、時としてこういう企画展をやってくれるので、ひそかにチェックしています。

山水に遊ぶ

今回の展覧会では、「山水」というものを、古典的ないわゆる「山水画」に限定せず、「風景」を描いたものと捉えて、伊藤若冲や曾我蕭白といった個性的な画風を確立した画家や、池大雅や与謝蕪村といった文人画、司馬江漢・亜欧堂田善・小田野直武などの西洋画法を試みた画家など、広い受け皿で江戸の「風景画」を捉えなおしている。
こうした風景画は、しかし、純粋な意味での「風景」であるというよりは、画家たちの理想や空想が入り混じっている(それだからこそ面白い)。
だから、時として、若冲の「石灯籠図屏風」や「石峰寺図」に表れるように、超現実的な幻想性すら帯びてくる。

そうそう、京都国立博物館から出品された3つの作品、伊藤若冲「石灯籠図屏風」「石峰寺図」、曾我蕭白「山水図押絵貼屏風」には驚きました。
まさか東京の郊外の市立美術館で見れるなんて。良いものを見せてもらいました。
展示替えの後期も、時間があれば行ってみたいと思います(2回目は半額に割引!)。

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