高雄から清滝へ
西明寺の指月橋を後にして、

神護寺の石段の前を過ぎ、清滝川沿いを下っていく。

しばらくは、歩きやすい道がしばらく続いていくが、

しだいに木々がこんもりと生い茂り、山の中の風情。水は美しく、空気がうまい。
途中、杉の木立に目を奪われながら、

やがて沈下橋にやってきた。

この橋を渡ったあたりから、散策道はより川のそばを歩くことになるので、河原に出て、水をすくったりすると、あまりの冷たさが心地良かったり。

さて、先を急ごう。清滝まではもう少し。

森呼吸が一番だよ〜。

清滝までやってくると、廃墟となった休憩所や記念館にうら寂しさを覚えつつ、

清滝橋に到着!

ここに立つのが、与謝野晶子が清滝を詠んだ歌碑。
ほととぎす 嵯峨へは一里 京へ三里 水の清滝 夜の明けやすき

初夏の朝の清滝の風情を詠み込んだこの歌は、晶子が少女の頃に母と一緒に清滝を訪れて一夜を過ごした時の思い出によるとされる。
口に出して詠んでみると、平明で、言葉の音の響きが美しく、その情景が思い浮かぶようだ。
※写真をクリックするとちょっと大きな画像を表示します。
Posted by rock_garden at 23:44│
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この時期の高雄方面は静かな雰囲気なんでしょうね。
昨秋に行ったときは、なかなかすごい人波でした。
それと、この川沿いの清滝へのルート・・・
これはそのまま嵯峨嵐山方面まで歩くのですか??
なら、すごい健脚・・・私は最近ちょっと歩くペースが
減りました。
>一休さん
そうそう、高山寺の前の国道なんか、秋は大渋滞ですよね…まぁ、騒がしいこと(笑)
清滝⇔嵯峨野は、以前に一度歩いたことがあるのですが、
清滝トンネルが怖いので(車線が狭くて車が怖いんです!)やめておきました。
高雄から清滝は、ゆっくり歩いても2時間くらい、これは2月だったので、歩いても汗をかかないので良い季節でした!