2009年05月19日

安来清水寺(2)島根の庭園その1

幽玄なる庭。



千四百有余年の水音を聞かせるという「玉落ちの滝」。



水面に映る満月を観るための「一文字池」。



光明閣書院庭園は、室町時代に造営された庭園を原型とする、とても清浄な雰囲気のある池泉式庭園。
周囲を鬱蒼とした木々が葉を重ね、ツツジの刈り込みが美しい。
築山を挟んだ庭の対面には小さな東屋があり、そこからの眺めも、また見事。
いきなりこんなに美しい庭園に出くわして、まさかのサプライズ。


戦国の世、この清水寺も例外ではなく、尼子氏と毛利氏の戦いに巻き込まれ、寺の根本堂に立てこもった尼子軍を焼き討ちにするべく毛利軍が攻め込み、根本堂のみを残して全山焼尽してしまう。



その後、中国地方一帯を治めた毛利家や、江戸時代に入ってからは松江藩主の庇護を受け、復興。ほぼ今日の姿となる。



光明閣書院は、江戸中期に建てられた本坊を移築再建したもの。



庭と表とをつなぐ御成門は、建築当時のままで残ったもの。



「殿のおな〜り〜」……というわけで、松江藩主が訪れた際には、この門をくぐった。



光明閣書院では、拝観とともに、抹茶もいただけます。



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