2009年06月08日

出雲大社(1)〜闇

出雲大社に到着したのは、夕闇があたりを包み込み、日も暮れようという時刻だった。

さて、ラフカディオ・ハーンは、松江を発ち、宍道湖を船で渡り、庄原という村から人力車で出雲大社を目指している。
1890年9月のことだ。
ハーンは、この出雲大社への訪問体験を「KITZUKI:THE MOST ANCIENT SHRINE IN JAPAN(杵築:日本最古の神社)」において、新鮮な興奮をそのままペンと紙に込めて書き綴った。



この注連縄のある門の向こうは、代々、出雲大社の宮司を務めてきた千家氏の私邸。
ハーンは、当時の宮司・千家尊紀に面会し、昇殿を許されている。



大社の境内の西に位置する祖霊社。



しばらくのあいだ、しだいに夜の闇が深まっていくに任せて、あたりを歩いてみた。
民家の中の小さな社。出雲の夜の訪れは静かだった。



静まり返る神楽殿。



本殿周辺からも人影がなくなり……けれども、どこからか神楽の音楽が聞こえてきて……



境内では、地元の神楽保存会による奉納神楽が続いていたのだった。



軽やかな動きにしばしば歓声と拍手が沸き……



神楽が終わる頃にはすっかり夜に。拝殿のシルエットが夜の闇に浮かび上がる。



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