2009年06月10日

出雲大社(3)〜願

(・∀・)〜♪



出雲大社は「縁結び」に神さまとしても有名。多くの人が良縁(主に恋愛成就)を願ってここを訪れる。



出雲大社がお祀りする大国主神(おおくにぬしのかみ)は多くの子供をもうけ、日本の各地に子供たちを神さまとして配置し、日本の大地を司りました。
彼ら子供たちが、年に一度、出雲の父親のもとに戻ってきて、その年の出来事の報告や来年の予定を話し合う、いわば神さまの会議が行われるのが、神無月。



さて、この会議の議題に上がるのが、誰と誰を結婚させるか…という人の運命に関すること。
このことが、出雲大社が「縁結び」の神様として信仰される由来となったのかもしれません。


俗説では、この会議のために、日本中の神さまが自分の土地を留守にしていなくなってしまうことから、神の無い月…すなわち「神無月」の呼び名の由来となった、と言われています。



反対に、出雲の地では、神さまたちが集まるので「神在月」と呼びます。



神無月の由来については諸説あるようですが、日本中から神さまがいなくなってしまうから「神無月」…と考えてみる方が、何だか面白い気がしますね。



この記事へのトラックバックURL