2009年06月18日

【展】ラウル・デュフィ展

ラウル・デュフィ展久々の洋画の展覧会は、三鷹市美術ギャラリーにて「ラウル・デュフィ展 〜 くり返す日々の悦び」でした。
洋画家の中では、好きな画家です(マティスがいちばん好きですが…)。
展覧会の作品の充実度は、まぁ、こんなものだろう…という感じで、期待よりも上でもなく下でもなく。
充実度を求めるなら、鎌倉にある大谷記念美術館が良いです。ここはデュフィのコレクションが充実している。

さて、デュフィは、競馬やコンサートや海(主にレガッタ)などを好んで題材にして作品を描いたが、彼の自由奔放で即興性のある線描や明るい色彩は、本当に、これらのテーマ(軽やかさやスピード感が求められるテーマ)を描くのに見事にマッチしている。
デュフィの画法がこうしたテーマを自然に求めたのか、あるいは、こうした画の題材がデュフィの画法を生み出したのか…そのあたりの興味は尽きない。
それにしても、デュフィは好きな画家とはいいながらも、彼の画は、時々、鼻につく気分になる(笑)。
それはおそらく、彼の画の題材からブルジョア臭がむんむんと漂っているからだろう。
競馬、コンサート、ヨットレース……なんかもう、金持ちの嗜好が丸出しだ(実際、デュフィは富裕層との交際が深かった)。
まぁ、そんなこともイヤミに感じられないくらい、デュフィの筆はただただ明るく軽やかで伸びやかなんですけどね。

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