2009年07月01日

【展】東京国立博物館・平常展

ひとつの企画展が終わり、また次の企画展が始まるまでのひと時、東京国立博物館本館はとても静かです。

まずは1階近代工芸コーナーから、初代宮川香山の「褐釉蟹貼付台付鉢」(明治14年)。
2匹のもつれ合う蟹、驚愕のリアリズム!
以前、「何でも鑑定団」で宮川香山の作品が紹介されたことがあったけど、実際に見ると、また驚きです。



1階彫刻コーナーから、鎌倉時代の十二神将立像。



そして2階へ……
英一蝶「雨宿り図屏風」。通り雨を逃れて雨宿りする町の人たちの様子が、生き生きと描かれています。
困惑顔の大人に混ざって、雨などおかまいなしの無邪気な子供。



「厳島遊楽図屏風」(筆者不詳)。舟木本の「洛中洛外図屏風」にも通ずる雰囲気……なるほど、なんとなく分かる気がする。
こうした屏風絵は、当時の民衆の風俗や生活の熱気をかいま見ることができて、とても面白いです。どこかにヘンな人がいないかどうか、探してみたり。



最後に、1階近代美術コーナー。
横山大観、若き日の代表作「無我」。後年のマッチョな雰囲気はここにはなく、繊細な童の姿を描いている。

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