2009年08月14日

南都の古寺から(5)元興寺塔址

巨大な塔の面影。



元興寺極楽坊の南にあるのが、1859年に焼失した元興寺の五重塔の跡。



民家の中の小さな門を見落としてしまいそうになるが、門をくぐると、そこはただの原っぱ……と思いきや、足元には巨大な礎石群。
それらの礎石が、唯一、かつてここに巨大な塔が建っていたことを偲ばせる。



五重塔は、高さ72メートルを誇ったという。
京都のシンボルの東寺五重塔の高さが55メートルであることを考えると、かつてここに建っていた塔は、どれだけ壮大だったことか。



現在は、昭和に建てられた小さな無人のお堂が建つのみ。



頭の上に、夏の強い日差しと蝉の鳴き声が降りそそぐ、夏の午後。

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