2009年10月14日

【展】光 松本陽子/野口里佳

つい先日、六本木の国立新美術館の野口里佳の新作を見に「光 松本陽子/野口里佳」へ足を運んでみた。



野口里佳という人は、2004年に原美術館で「飛ぶ夢を見た」を見てからというもの、なんとなく気になる人で、こうしてまとまって作品を見るのは「マラブ・太陽」以来、2年ぶりのこと。
初期の連作「フジヤマ」から、「星の色」「太陽」「マラブ」「砂漠で」などの連作、そしてこの展覧会のために製作されたという新作「飛ぶ夢を見た2」まで、とても見ごたえがあった。野口里佳の写真作品は、たとえば富士山を撮っても、海の中を撮っても、ここではないどこか別の世界を誘ってくれるような、超現実的な世界だ。

「飛ぶ夢を見た2」は、その名の通り「飛ぶ夢を見た」(2003年)の続編。
「飛ぶ夢を見た」では手製の紙のロケットを空に飛ばして撮影したが、「飛ぶ夢を見た2」に写るのは黒い画面に乱舞する光の粒。あのときのロケットに乗って、宇宙空間を窓から覗いたのかもしれない。
「飛ぶ夢を見た2」の撮影方法については明らかにされていない。黒い紙に穴を開けて、裏側から光をあてているようにも見える。いったいどうやって撮影したのだろう…。

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