2009年11月27日

【展】皇室の名宝(2期)

東京国立博物館東京国立博物館の「皇室の名宝 日本美の華」展も、残すところあと2日。1期に続いて、先日、足を運んできました。
この2期目は「正倉院宝物と書・絵巻の名品」。正倉院宝物を東京で公開するのは10年ぶりなのだとか。他には、三の丸尚蔵館の収蔵品や、今なお御物として皇室に伝来するものなど。

元寇での竹崎季長の戦いぶりを描いた「蒙古襲来絵詞」や、法隆寺から献納された御物「聖徳太子及び二王子像」などは、歴史の教科書にも登場した馴染みの深い絵で、こんなものも皇室伝来のものだったのかと、実物を目の前にして軽い感動を覚えたのでした。
また、春日大社の由来や霊験を描いた「春日権現験記絵巻」は、某美術番組でも紹介されたためか、なかなかの人気ぶり。夢と現実を行き来するようなこの絵巻は、宮廷絵師の高階隆兼(たかしなたかかね)渾身の一品。かつては一部の高貴な人しか見ることができなかったものだが、現代に生きる我々は、ガラス越しではあるものの、こうして本物を見ることができる。
他には、歌人として名高い藤原定家の直筆の更級日記写本が面白かった。面白いというか、定家のものすごく癖のある字がユニークで、とても魅力的に映る。

東京国立博物館の庭園の開放も行っていました。



上野公園一帯は、かつては寛永寺の敷地内であり、国立博物館の建つ場所は本坊跡でした。



庭園内には移築された茶室が多く建っている。



ここはかつて寛永寺の庭園であったと考えられていますが、当時の面影を探すのは、なかなか難しいようです。

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