2010年01月07日

新年風景 上野公園

陽だまりにて。



上野公園のメインストリートから東京国立博物館の方面を眺めて、かつて寛永寺の境内だったこの場所の姿を想像する。
手前の噴水のあたりが本堂があった場所で、その奥の博物館は本坊が建っていた場所。



なるほど、かつての本堂への参道が、そのまま現在のメインストリートになっているのだ。



そして清水観音堂。
かつての寛永寺が比叡山を模したものであったならば、この清水観音堂はその名の通り清水寺を模したもの。幕末の上野戦争の戦火を逃れた、寛永8年(1631年)創建のお堂。
上野はまさにプチ京都。江戸時代の寛永寺は、たくさんの江戸市民の集まるテーマパーク的な場所でもありました。それは今も昔も変わらぬ風景なのかもしれません…。
不忍池と弁天堂。不忍池を琵琶湖に、弁天堂を琵琶湖に浮かぶ竹生島の宝厳寺に見立てる。
これもまた、比叡山からの眺めを模したのだろう。



公園内のメインストリートの西側の一角に並んで建つのが、五条天神社と、



連なった鳥居の奥にある花園稲荷神社。



かつて、寛永寺内にある将軍霊廟に参詣するための参道の入り口あたりは、防火のために道幅を広くとっていたために「広小路」と呼ばれていました。



上野公園を出ると、地下鉄の駅名などに、現在も「広小路」という名前が残っています。

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