2010年01月18日

冬の庭−詩仙堂

詩仙堂にやって来たときには、すでに日暮れも近かった。



春、夏、秋。いつの季節も人を集めるこの庭も、冬のひと時だけは、ぽつりと取り残されたようで寂しげな様子。



もっと早くここに来てあげれば良かったのかな。



あなたが見たいと言った冬の庭を、僕はこうして一人で眺めているのです。


どんよりと曇った冬空にも、ようやく、うっすらと西日がにじんでくる。



それから、門を出て、石垣づたいに歩いて庭へと下りてみる。



そこに誰かの姿を探してみたけれども、もう誰の姿もなかった。



そうこうしているうちに、あたりはどんどん薄暗くなってきて、



そして、僕は途方に暮れた。

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