2010年02月27日

石川県立伝統産業工芸館

石川県の伝統工芸36業種を展示する石川県立伝統産業工芸館




輪島塗、山中漆器、加賀象嵌、桐工芸…などなど、素材の美しさを損なわず、そこに人の手を掛け、時間を掛けて、ひとつの美しく繊細な作品を生み出す。
こうした伝統工芸の技を凝縮したのが仏壇だ(金沢仏壇、七尾仏壇、美川仏壇が紹介されている)。ひとつの仏壇を作るのには、木地師、金具師、塗り師、蒔絵師、箔彫師など、実に多くの人たちの熟練の技が関わっていることが分かる。
仏壇とは伝統美の結晶だったのである。思わず、長い時間、仏壇に見入ってしまった。こうして仏壇をひたすら眺める機会は、なかなかない。

作品のひとつひとつには販売価格の値段が提示されているので、この値段で楽しむといった見方もできる。販売価格の0の桁数にびっくりするもよし、「この値段なら手が出そうだな…」と妄想するもよし。
近くに兼六園や21世紀美術館などの人気観光地がある中で、ここはとても静かに観覧できる。こうした伝統工芸は、もっとスポットライトを当てられても良いような気がするけれど、ちょっと堅苦しいイメージなのだろうか。

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