2010年03月10日

金沢・ひがし茶屋街から宇多須神社へ

雨上がり。ひがし茶屋街の路地裏の記憶。



茶屋街のメインストリートだけではなく、ひとつ脇に入った路地の中にも、こうして年を経て味わいのある建物を見ることができる。



路地の角にあるこの商店も、現在は観光客向けに整えられているけれども、もともとは旧小野屋と呼ばれた明治末期の建築物で、戦後は堀派の小唄の師匠の住まいとなり、昭和50年代に経田屋の持ち物となった。



経田屋(きょうでんや)といえば、現在も営業をつづける経田屋米穀店。製粉業を兼ねる米穀商の現役の店舗。
建物は明治37年築造のものであるが、創業はもっと古く藩政時代末期といい、金沢でも最も古い米穀店とのこと。
ひがし茶屋街のはずれにある宇多須神社へ。



雨上がりの空の雲が切れたところから、夕陽が差し込んでいた。



もはや人の姿もなく、閑散とした境内が、



ふたたび雨が落ちてきそうな空模様とともに、僕を鬱屈とした気分にするのだった。



ふたたび、茶屋街の方へと向かう。



気が付けば、僕は、路地を歩きながら、誰かしら人の姿を探していた。

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