::: 悲しき石庭 :::
京都、東京、スナップ、ニッポンの旅。まったり写真をアップしていますよ。
2010年04月13日
京都断章6-3 雨宝院
あまりにも濃密な、神さまたちの空間。
本隆寺の塀を見ながら雨宝院へ。
歓喜天(聖天とも)を祀ったこの小さなお寺は、西陣聖天とも呼ばれる。
歓喜天
とは象の頭を持った人身の像で、一般的には男女の像が向き合って抱擁している姿をかたどり、ちょっと性的な匂いのする神さまだ。
そういうわけで、夫婦和合や子授けの神さまとしても信仰されている。
雨宝院は、歓喜天ばかりではなく、これでもかというくらいにたくさんの神さまが、小さな境内に所狭しと祀られている。
庚申さん、大黒さん、菩薩さま、稲荷明神……なんだか節操がないような気がしないでもないが、実に濃密な信仰の空間だ。
それから、植物たちが生い茂った様子も、また濃密。
道を挟んで、すぐ南は本隆寺。屋根瓦を固めた塀が面白い。
Posted by rock_garden at 23:56│
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