新緑記・瑠璃光院 その2
臥龍の庭。

もともとは「喜鶴亭」という料亭だっただけに、昭和初期の建築という数寄屋造りの書院は、どこかの山荘にやって来たよう。

茶室「喜鶴亭」から眺めれば、

陰翳の美しさを知るだろう。
拈華微笑(ねんげみしょう)。

花を捻(拈)りて微笑する。

仏教の故事を由来とするこの言葉は、言葉を発せずともお互いの心から心へ伝わる境地のたとえ。

あなたの心へも、僕の想いが伝わるだろうか。
Posted by rock_garden at 23:40│
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瑠璃光院・・・
緑の季節には最高の庭ですね。
2階から眺める緑の風景はほっと
落ち着けます。
人が少ないのもポイントですね^^;
>一休さん
瑠璃光院は、輝く新緑も良し、陰翳のある濃い新緑も良し、
いろいろ楽しめますね〜♪(・∀・)
僕は、ひとつあげるなら、この茶室からの眺めが好きですね。