2010年08月03日

【展】東京国立博物館平常展〜像

東京国立博物館の所蔵品で、浄瑠璃寺に伝来したとされる鎌倉期の十二神将像は、僕が愛してやまない仏像たち。



一年のうちに何度か別々に出品されたりしているけれども、今回は五体がまとめて展示されているというので、鼻歌まじりに足を運んでみた。
この十二神将像たちは、表情やポーズが多彩で、また、動きの一瞬をとらえた躍動感があります。
巳神。



足元を見ると、両足の親指が反り返っている。ぐっと足に力を入れ、表情ともども、体にみなぎった力を放出する一瞬前のような、迫力のある一躯。



辰神。



鞘から刀を抜く、一瞬前の動作。



どこか遠くをうかがうようなポーズの戌神は、



手には斧。



未神は、ギョロリと剥いた目の鋭さが印象的。



申神は……ユーモラスな表情でなごみ系。



そして最後に、文殊菩薩騎獅像と、



侍者立像たちが勢ぞろい。慶派の流れを汲む康円(運慶の孫ともいわれる)の作品。



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