2010年10月10日

【展】皇室の文庫

皇室の文庫皇居東御苑内の三の丸尚蔵館では、宮内庁書陵部による「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」が、ちょっとした話題に。
というのも、坂本龍馬が薩長同盟の合意内容を保証する文書「薩長同盟裏書」が出品されているのです。大河ドラマ『龍馬伝』では、福山雅治演じる坂本龍馬が、木戸孝允に裏書きを頼まれ、片手で朱の裏書きを記す場面が描かれていました。その「薩長同盟裏書」です。
早く見に行かなくては…と思っていたら、すでに10月の三連休、連休初日の悪天候をこれ幸いと足を運んでみたら、やはり空いていました。

裏書きの内容としては“表に記された同盟に関する六ヵ条は、小松帯刀、西郷隆盛、木戸孝允、龍馬が同席のもとに談論したものに相違なく、将来、変わることがないことは神明の知るところである”と、このようなことが書いてある。
また、有栖川宮熾仁親王による「五箇条の御誓文」の原本控えも展示してあり、「薩長同盟裏書」とともに、幕末から明治維新への橋渡しをした貴重な文書で、歴史の転換点をかいま見ることができる。
他には、一目で藤原定家のそれと分かる癖のある字で書き写された「平兵部記」、皇室の行幸や儀式を記録した資料的な文献、平安時代の琵琶の楽譜……などなど、興味深い見どころの多い展覧会だった。
10月17日まで。無料。


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