2010年11月28日

ミニ旅 小田原(1)老欅荘

松永安左エ門の居宅。



戦前に「電力王」と呼ばれた実業家・松永安左エ門が、自らが収集した古美術品を一般公開する目的で建設したのが、この松永記念館。



というわけで、使用期限が11月までの小田急線の回数券を使ってしまわないともったいないということで、終点の小田原まで。
そこで箱根登山鉄道に乗り換えて、ひとつ先の箱根板橋で下車し、その界隈をぶらぶらと歩いた。
小田原市板橋のあたりには、かつては風光明媚で温暖なこともあり、明治時代から大正時代にかけて政治家や実業家たちの別荘が多く建てられた場所。


敷地内に建つのが、松永安左エ門の居宅だった老欅荘。老欅荘に至る途中、その名の通りの大きなケヤキの木を目にすることができる。



安左エ門は、戦後に小田原に引っ越してきて、茶人としての活動を続ける一方、電力会社の事業再編やら高速道路やダム建設やらに(賛否両論ながらも)強力なリーダーシップを発揮し、「電力の鬼」とも呼ばれた。



老欅荘には茶室があり、ここでは政財界人を招いての茶会が数多く開催されたという。茶室もまた、政治や財界の裏舞台だった……かもしれない。



敷地内の紅葉は、青い葉がほとんど。ピークはまだまだ先か。



僕の見立てでは、12月の二週目あたりまでは紅葉を楽しめるのではないかなぁ…と。




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