2010年11月29日

ミニ旅 小田原(2)古稀庵

旅館山月の敷地内。かつては実業家である大倉喜八郎の別荘地だった場所。



皆春荘の門前にて。山縣有朋の側近でもあった政治家・清浦奎吾の別荘地。



小田原板橋に残る、明治から大正にかけての政治家や実業家たちが構えた別荘地付近をぶらぶら。
急な坂道を上ったところの高台に建つ別荘地は、かつては眺望も良く、まさに風光明媚な場所だったのだろう。
皆春荘は非公開なので、門前から眺めるのみ。



そして、明治時代の政界や軍部で大きな力を持った山縣有朋の別荘、古稀庵。
現在は、あいおい保険の小田原研修所となっているが、日曜日のみ一般公開しており、気軽に立ち入ることができる(拝観料100円)。
秋の日差しが強く、庭園内の木々の作り出す陰影が濃くて、写真撮影にはなかなかの難条件でした…。



古稀庵は、京都の無鄰菴、東京の椿山荘と並ぶ、山縣有朋の三名園のひとつ。



高台の傾斜と高低差を生かして、滝組みや水の流れを生かした野趣あふれる庭は、



京都の無鄰菴と同じように、自然の景観を模した自然主義的な庭造り。



その余りにも大きな影響力ゆえに、政治家としての評価は賛否の分かれる有朋だが、造園にかけては、たんなる造園好きを超えたセンスを発揮していたようだ。

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