雨上がりの曲がり角。
善能寺は無住のお寺であり、比較的新しい小さなお堂がひとつ立つのみ。
そしてここには、東福寺方丈や光明院の庭園を手掛けた昭和の作庭家・
重森三玲による「遊仙苑」という庭がある。
峻険な石組みは、まさに重森三玲ならでは。
手入れが行き届いているとは言いがたいのが寂しいところだが、こうして拝観料もなく、間近に重森三玲の庭造りを見ることができるのは、知る人ぞ知るところ。
境内にどんと置かれた巨石群も、重森三玲の手によるものなのかな?
そして門を出ると、
向かい側は来迎院。
折り重なる木々の葉が、山深い様子を思わせてくれるお寺です。
※訪問日:2010年12月3日
Posted by rock_garden at 22:13│
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