2011年09月13日

【展】江成常夫 昭和史のかたち

江成常夫久しぶりに美術館。
東京都写真美術館の「江成常夫写真展〜昭和史のかたち〜」は、昭和史のドキュメンタリー写真として、とても真摯な姿勢で静かに訴えてくる力のある写真展だった。
太平洋戦争の戦火にさらされた島々、旧満州国とその地に置き去りにされた戦争孤児、ヒロシマとナガサキ。写真に添えられたキャプションとともに、昭和の戦争の歴史を静かにめくり、突きつける。
こうして展覧会場の写真を眺めてみると、僕が中学・高校時代に教わった歴史の授業では、日本の近現代史のことはほんの少しふれられただけか、あるいは教えられなかったことが多いなぁ…と感じてしまう。
今の歴史の授業がどういうものなのかは分からないけれど、僕の頃は、ただ単に大学受験用の歴史だったと言ってもいい。刻々と日本と他のアジアの国々との関係が変わる現在にあるからこそ、近現代史について考える機会が少ないまま過ごしてしまったことは、何か大きな損失だったような気がしてならない。


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