Chrisが亡くなってから3週間が経過しました。

悲しみは多少癒えてきたものの雪が降る寒い日には
あの日の事を思い出します・・・

命日がクリスマスの翌日だったのと
誕生日がクリスマスなので「Chris(tina)」と命名したので
あの日は一生忘れることはないでしょう。


あの日、約30kgの体重全てをおいらに任せてくれました。
Chrisが自分の全体重を全て任せてくれたのは最初で最後、その時だけでした。

小さい頃からラブラドールは関節が弱いと聞いていたので
大型犬の抱え方を練習し、9歳を超えたあたりからは
車の乗り降りやジャンプを躊躇した時などはいつも抱っこしていました。
その時はChrisなりにおいらが抱っこしやすいように要所要所に力を入れて
くれてたと思います。

しかし、あの時は感じたことがないくらいの重みでした。
先生が「運ぶの大丈夫ですか?二人で毛布の両端を持っていけば・・・・」

おいらはその時、既にChrisを抱きかかえていました。
「もう誰にも渡さない、自分の手で家まで運ぶ!
たとえ俺の腰がやられようとも、Chrisは俺の腕の中で安心させてあげる・・・涙」


Chrisのおいらに対しての最後の甘え・・・
おいらはしっかり受け止めたつもりです・・・
まだ思い出すだけで涙が出ます。

しかし、おいらも少しずつ前へ歩き始めています。

Chrisの姿はありませんが、
これからも一緒に人生を歩んでいこうと思っています。

人生何が起こるかわかりません。
楽しい事や嬉しいことも共にしたいですし、
悲しいことや心配なことも多々起こるはず。

だけどChrisがそばにいると信じて前を向いて一歩一歩
進んでいこうと思います。

そしていつか偶然?必然?
再び会えることを楽しみにしていこうと思います。


Chris・・・
これからもずっと一緒だよ・・・
困ったときに助けてくれとは言わない。
おいらが一歩一歩前に進む姿をずっと見ててね。