槍ヶ岳北鎌尾根二日目・三日目☆彡

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【快晴の北鎌尾根を登る☆彡】





2:30起床。
早くから寝たから睡眠はバッチリ☆彡
でも夜中はなかなか冷え込んだ。

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朝の気温は0℃。




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朝ご飯の準備はテントの外で。
やっぱり液燃の炎を見ると落ち着くね〜((´∀`))



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今日の朝ご飯はカレー飯。
手早く食べて撤収に取りかかる。



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4:40、テン場出発。
真っ暗な中、沢を歩くのなんていつ以来やろう?




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徐々に明るくなってくる。
北鎌沢は左股に入ってしまうと大変なことになるので、ポイントごとに現在位置を確認しながら登っていく。




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かなり明るくなってきた。
北鎌沢右股を登っていく。
このあたりから傾斜が増していく。




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GPSデータで2300付近が今回の最終水場。
前日までの天候次第ではここは水が出てないかもしれない。



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更に傾斜が増していく。
空めがけて登っていく感じで気持ちいい☆彡




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稜線まであと少し。
ザレザレで足元が脆い!
ヒロさんが出るつもりだった北鎌のコルへのルートからは一本左へ外れてしまったらしい。
ただここからも稜線へは無事に出られそうなので、このままこのルートを詰めていく。




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最後はザレた沢筋もなくなり、丈の低い藪の中を登っていく。




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7:20、稜線に出る。
北鎌のコルの一つ上のコル、ってことになるのかな?
しんどい登りだった!
ここで30分ほどの大休憩。




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7:50、いよいよここからが北鎌尾根の始まり☆彡
急傾斜の稜線を登っていく。




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独標が見えてきた!




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ところどころに良さげな幕営適地がある。
北鎌のコルがいっぱいでもまぁなんとかなりそうだね〜。




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ヤバそうなところにはロープも張ってあったりする。



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独標が近づいてきた!
テンション上がるね〜((´∀`))



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まさに空に向かって登る感じ。



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ホールドもしっかりしていて楽しく登れる!




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先を見ながらルートを考察するのもまた楽しい!
初めてのルートはこれがやめられないね〜☆彡




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今回は基本巻かずに直登でいくことにしてるので、独標も迷わず直登ルートへと進む。
ここを右側に進むと独標のトラバースルート。
前回ヒロさん達はトラバースした。
今回も先行の何組かはトラバースに向かってるのが見えた。




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直登ルート出だし最初の難所。
右奥にお助けスリングがぶら下がっているので、そこを掴めば容易に突破できる。
ただ左足を載せるスタンスがかなり遠いので、手足のリーチの問題でうちの女性陣はちょっと苦労した。




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独標直登はなかなかスリリングなところもいっぱいで、登っててむっちゃ楽しい((´∀`))
ザレザレでおっかなそうだったトラバースルートより絶対こっちだね!
次来たときも絶対独標は直登だろう。




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途中からは念のためロープを出す。



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ここはかなり高度感があった!
まぁ北鎌は基本落ちたらヤバいとこばっかやね〜。




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険しいところも終わり、ハイマツを漕ぎながら登っていく。



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独標の門がもう目の前に!
ここを抜けると…




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独標に着いた〜☆彡




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槍が真正面に!
この角度からの槍ってカッコいいな〜((´∀`))




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北鎌はあちこちに古いハーケンが残置されてるんだけど、大部分のは錆びてグラグラかスリングがちぎれそうだったりする。
ここではあまりアテにはできないかな〜。



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徐々に槍が大きくなってくる!
これ見ると疲れもぶっ飛んでいくね☆彡




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ここは一旦右側に降り…



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回り込んだ後に今度は左側を巻く。
ここはザレててかなりおっかなかった!
谷側に傾斜してるし落ちたらヤバいとこだ!




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ここは巻いても直登でもいけそうだったのでやっぱり直登で!



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ちっちゃなピークを乗り越す。



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槍がきれいな三角形に!
ここまできれいな槍は北鎌からじゃないと拝めないね〜☆彡




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ここは右手から再び稜線上に。



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気持ちのいい登り。



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有名な「諸君頑張れ」のプレート。
北鎌平はもうすぐだ!




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10mほどを懸垂する。
今回懸垂したのはここ一箇所だけ。



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ボク、嫁、kakaさん、ヒロさんの順で懸垂。
探せば懸垂なしで降りれたかもしれないけど、懸垂支点もセットされてたしせっかくロープも持ってきたしでここは懸垂にした。




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いよいよ槍が眼前に迫る!
圧倒的な存在感だね☆彡




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北鎌にはあちこちにこういったプレートがある。



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北鎌平に到着。
大槍を前に最後の休憩。




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大槍に取り付く。
まずは左側のカニのハサミを目指して進んでいく。



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カニのハサミ。
しかしここからのルートがかなり悪い!




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今いるところから直登しても登れそうだったので、カニのハサミには行かずここから取り付くことにする。




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岩も安定しており登りやすい。




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大槍は基本ガバばかりなので傾斜はキツくても登りやすい。


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振り返るとこれまで登ってきたルートが一望のもとに☆彡




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ここは左側から。



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大槍には三つプレートを見つけた。



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山頂直下、ゼロピンにあたるとこに設置してあったと思われるハーケンが抜け落ちてた!



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ゼロピンがなくなってることで離陸がちょっと面倒なことに。



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ただ登り出してみるとここは気持ちのいい快適な登りだった((´∀`))




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登り切ると祠の北側に出た!
一般登山者とは逆方向から山頂に出る!ってのは気持ちがいいね〜((´∀`))




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ヒロさん、kakaさんも登ってきたよ!



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みんなで山頂で。
なんか知らないうちに看板以外に撮影用の槍(?)が増えてる。




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気温も下がってきたので長居することなく穂先から降りる。



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何度来てもこのハシゴ降りはお尻がキュッとなって好きになれんなぁ…
ボクは高度感のあるハシゴが一番嫌いだ!




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無事小屋まで降りてきた☆彡
北鎌尾根長かった〜。
でもむっちゃ楽しかった((´∀`))
ヒロさん、kakaさん、お疲れさまでした!




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まずは手早くテントを設営し…



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小屋に移動してビールで乾杯☆彡
ツマミを食べながら山談義に花が咲く((´∀`))
荷物も減らしたいから、ってんでツマミがいっぱい!
ツマミだけでお腹いっぱいになってしまい、夕ご飯は食べずに宴はお開き。
さすがに今日は疲れてるので早めの就寝になりました。








【三日目】



昨夜ヒロさんから槍ヶ岳山荘では朝5時から焼きたてパンが買える!ってこと聞いたので、今日も早起きして小屋にパン買いに向かう。

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槍ヶ岳山荘のクロワッサン。
焼きたてでむっちゃ美味かった((´∀`))
山でこのクロワッサンが食べられる、ってのはかなり幸せかも☆彡




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起きたときには快晴だった空も…



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撤収の頃には徐々に薄曇りに…



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撤収完了!
今朝も気温はちょうど0℃。
稜線だから風もあり、気温は同じでも昨日より寒く感じる!



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下山は西鎌から千丈乗越を経由して。



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千丈乗越から降るのは初めて。




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右手に大丸山への稜線を眺めながら。




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ここの水が美味しかった☆彡



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順調に降り、槍平小屋に到着。




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ヒロさんからコーラをご馳走になる☆彡
炭酸が胃に染み渡る!
やっぱ山で炭酸はたまらんね〜((´∀`))




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滝谷を渡渉。



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滝谷ドームがきれいに見える!



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せっかくなので滝谷避難小屋の様子を覗きに。
いつもながらジメッとしてて、やっぱりあまり気持ちのいい小屋ではないな〜。
できればこの小屋で、っていうかこの周辺では泊まりたくないかなぁ。




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白出沢からはいつもの車道歩き。
この車道歩きがまた疲れた足にくる!




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無事新穂高温泉に到着〜((´∀`))
このあとうちのクルマで平湯に置いてあるヒロさんのクルマをピックアップ。
いつもの「ひらゆの森」で汗を流し、「あんきや」でご飯を食べて解散となった☆彡

初めての槍ヶ岳北鎌尾根。
三日間ともにガッツリ歩き、満足感のあるとても楽しい山行になりました!

また久しぶりのヒロさん、kakaさんと一緒に登ることができ、やっぱり気の合う仲間との山行はむっちゃ楽しいと再認識☆彡
ヒロさん、kakaさん、北鎌尾根ご一緒していただき、ありがとうございました!

次はもう積雪期かな?
また一緒に登りましょうね〜((´∀`))




槍ヶ岳北鎌尾根(一日目)☆彡

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【いつか登りたいと思ってたクラシックルート北鎌尾根! ヒロさんkakaさんと登ってきました☆彡】





今年は父が亡くなったこともありなかなかプライベートで行きたい山に行くことができず…

ただこの北鎌尾根については半年以上前からヒロさん達とこの日程で行こう!って決めてた山行だったこともあり、なんとか都合つけて行くことができた☆彡

幸いお天気にも恵まれ、初めての北鎌尾根は爽快で素晴らしい山行になりました((´∀`))



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今回は上高地から入山して新穂高温泉に下山するルート。
ヒロさん達とは新穂高の無料駐車場で待ち合わせしてうちのクルマをデポしておき、ヒロさんのクルマに乗り合わせて平湯に移動。
釜トンネルが開くのを待って平湯からタクシーで上高地に入った。
これをやると最速で上高地に入れるんだね〜(^-^)




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久しぶりの河童橋。
さすがにこの時間にはほとんど観光客もいない。




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明神に到着。
今回は北鎌なのでザックも重い!
軽量化したつもりでも結局初日用に準備した食材が重いんだよねー(^-^;



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徳澤園。
相変わらずオシャレなロッジだ!



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横尾へのルートは一部崩落があったみたいで迂回路ができてた。



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横尾到着。
いい天気だ〜((´∀`))
陽が当たりだして身体も温まってきた!




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横尾から先(槍方面)に向かうのは初めて。



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一の俣、二の俣とすすみ…



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槍沢ロッジが見えてきた!



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槍沢ロッジでトイレ休憩。
我慢できずに売店で炭酸飲料を買ってしまった!



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鈴なりに実がついてるゴゼンタチバナ。
こんなに実がついてるの初めて見た!




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オオカメノキ。
ブルーベリーみたいな実がつくんだねー。




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大好きなベニテングダケ見つけた☆彡



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ババ平に到着。
いいテン場だね〜☆彡
ここでテン泊もしてみたいなぁ。




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スギヒラタケ。
針葉樹の倒木にはえる毒キノコ。




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槍沢大曲りに到着。
ここで数パーティが休んでたけど、全員水俣乗越に上がって行った。
まさか全員北鎌か?



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しばらく休憩してボクらも水俣乗越へと。




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急登が続く。
まともに陽が当たるのでむっちゃ暑い(꒪ȏ꒪;)




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水俣乗越が見えてきた!
勾配もキツい疲れる登りだった。




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水俣乗越で大きく休憩。
ここで休憩してたほとんどの人が天上沢へと降りて行った。
これは今回の北鎌尾根は大渋滞か?




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水俣乗越から天上沢へと降る。
出だしから足元ザレザレ!
荷物も重いのでかなり慎重に降りていく。




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樹林帯を抜けるとザレザレの沢筋に出る。
崩落もひどく、この石がホントに不安定ですぐに落石になってしまう。




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昨日までの雨のせいもあるのか、いつにも増して足元は緩いらしい。




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この区間が一番ヤバかった!
向かって右側の斜面には古いロープがフィックスしてあったけど、降りるそばからガラガラ石が落ちまくる。
長さも微妙に足りず、末端はおそらく落石でちぎれちゃったんじゃないかなぁ。
ボクらは逆側を慎重に降りていったんだけど、足元がどうやっても安定しない。
いつ崩れるか!ってひやひやしながらなんとかヤバいところを降り切った。
山で一番嫌なところはザレてる斜面だなー(꒪ȏ꒪;)




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なんとか普通に歩けるところまで降りてきた。




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ただ傾斜が緩やかになると今度は転がってる石がデカくなって歩きづらくなる。

 

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沢筋に水も流れはじめてきた!




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冷たくて気持ちいい〜((´∀`))



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北鎌沢出合に到着。
一日長かった〜(*^_^*)
適当な場所を見つけてテントを設営する。
出合周辺には何箇所か幕営適地がある。




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うちのテントは軽量化が必要なときに使ってるブラックダイヤモンドのハイライト。
長辺側が大きく開くのがお気に入り(๑′ᴗ‵๑)
ただ虫が多いときには出入りに気を使わなきゃいけなくてなかなか大変!
同じく大雨のときも長辺側が出入口だと気を使うかなー。




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ヒロさんは最近導入したオクトスのシェルターを初下ろし。
設営も早くてかなりよさそうなシェルター。
ガイラインがかなり上の方についてるのがちょっと変わってる。




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設営も終わったのでまだ15時頃だけど宴の開始!
うちは缶担いで来なかったんだけどヒロさん達から一本譲っていただきました((´∀`))




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やっぱり仲間と来るときは軽量化のときでも、乾杯用に1人1缶は担いで来なきゃいかんね〜。




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北鎌に来てるとは思えない豪華な食事(๑′ᴗ‵๑)




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たいらぎ貝のアヒージョ。



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kakaさん手作りのパンをうちのフライパンで焼いて…



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こちらはタンドリーチキン。



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焼いたkakaさん手作りパンに乗せていただきます((´∀`))



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うちはアスパラベーコンを。



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名古屋の味、コーミソースで味付け(๑′ᴗ‵๑)
甘辛い味付けで美味しい!




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ヒロさんはローストビーフを持ってきてくれました!



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ローストビーフもkakaさん手作りパンに乗せて!
これもたまらん((´∀`))



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最近お気に入りの札幌「すみれ」の冷凍チャーハン。
セブンイレブンで売ってます。
別にベーコンを入れると更に美味しく。
ヒロさんにプロの技で炒めていただきました!




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宴のラストはクリームシチュー。
牛乳も入れてまろやかに☆彡




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ほうれん草も入って彩りも鮮やか!
山食に緑の食材ってなんか贅沢(๑′ᴗ‵๑)




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夕方には月が綺麗に出てた☆彡
空は雲ひとつない晴天。
明日も期待できそうだ!





(北鎌尾根二日目・三日目に続く。)






憧れだった雪稜クラシックルート「白馬主稜」☆彡

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【雪山をやり始めた頃から憧れだった「白馬主稜」、遂にこの美しい「竜の背」を登ることができました☆彡】



ボクは雪稜が大好きです☆彡
登山には様々なカテゴリーがあり今となってはほぼ全てやるようになりましたが、そんな今でもボクが一番好きなのは首尾一貫して雪稜です。

そんなボクが雪山をやり始めた当初からいつか登ってみたい!と思っていたのが雪稜のクラシックルート「白馬主稜」でした。

確か「山と渓谷」だったか…
雑誌の見開き2ページを使って掲載されていた白馬主稜の写真。
山頂から写された幾重にも折り重なった、まるで竜の背のような美しい雪稜を目にして、ボクは一瞬でその虜になりました☆彡


いつかここを登ってみたい!
ここを登り切って、山頂からこの写真の風景を眺めてみたい!

大雪渓から登ってじゃ意味がないんです。
だから大雪渓から白馬岳に登っても上から主稜は見なかった。
主稜を登ってこの竜の背を眺める!

遂にその夢が叶いました☆彡





【一日目】
今年のGWは4/30〜5/2の3日間、なんとか休みを確保することができた。
主稜はやろうと思えば日帰りでもやれるルート。
だけど休みも3日確保できたし、どうせやるならじっくり楽しみたい。

なので当初の計画としては、初日はゆっくり家を出て猿倉からちょっと登って白馬尻で幕営。
翌日に備えてしっかり眠る。
二日目は明るくなった頃にテント撤収し、全装備担いで主稜アタック。
2峰下の岩陰にて幕営。
三日目は早朝、雪が緩む前に山頂直下の雪壁を越え、そのまま大雪渓から猿倉へと下山。

ただ予報では2日午後から天候が崩れるらしい。
2峰で幕営するか?、それとも二日目に一気に終わらせるか?
とりあえず白馬尻まで上がって雪の状況を見てから判断することにする。




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自宅を8時に出て猿倉を13時過ぎに出発。
こんなにのんびり山に入ったの初めてかも(^^;;



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白馬尻まではCTで1時間半くらい。
今日はまったく急ぐ必要はないのでのんびり登っていく。



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30分も歩くと小蓮華の稜線が見えてきた!
なんか雪は少なそうだな〜。



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正面に白馬岳が見えてくる。
下から見る限り主稜も雪が少ない!
大丈夫だろうか?



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白馬尻手前で土石流の跡。
こないだの大雨のせいかな?



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ドロドロ( ꒪Д꒪)


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ほぼCTどおりの1時間半で白馬尻に到着。
雪崩が起きた状況を想定してこの岩陰にテントを張る。
ここならばどの方向から雪崩が来ても直撃は喰らわない。
後続の4人組パーティもボクらの下段に幕営した。
彼らは明日は杓子尾根だそうだ(^^;;



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今回は軽量化がテーマ。
久しぶりにBDハイライトを出す☆彡
やっぱりカッコいいテントだな〜(^^;;



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テントも張ったので一人でのんびり主稜取り付きの偵察に行く。
幕営時に今日主稜やってきたご夫婦からいろいろ情報をいただいたんだけど、融雪がかなり進んでいて4峰まではかなりブッシュが出てるらしい!
シュルンドもいっぱいあるし、雪が緩くてかなり怖いところもあったと!

さぁどうしたもんか?
荷物担いで2峰で幕営か?
それともテントはそのままに真っ暗なうちに出て、雪が緩む前に終わらせるか?

結論、テントは担がず明日のうちに終わらせる。
雪の状況はかなり悪いっていうし、せっかく白馬尻にテント張ってるんだからなにも無理して2峰幕営にこだわることはない。
担いで登るクラシックなスタイルの主稜はまたもっと雪のあるときにやろう!



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取り付き周辺はブロックの崩落や、早くもあちこちでかなり巨大な落石が転がっている。
このブロックは直径1m50くらい。
奥の落石もほぼ同サイズだ!
明日は落石にも注意を払わなきゃいけないな。



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ブロックが転がった跡。
このブロックも直撃喰らったら助からないね〜( ꒪Д꒪)



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雪崩で根こそぎ倒された木。

主稜末端部からならどこからでも乗れると思うんだけど、よく見るとあちこち既にブッシュが出ていて雪が切れている。



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ここからならブッシュも出ておらず主稜に取り付けそうだ。
明日は真っ暗な中歩くことになるので、途中まで足跡を付けてわかるようにしておく。



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テントに戻ってまずは水作り。
ヒロさんからいただいたドラゴンフライ用の自作ゴトク☆彡



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早速セットして使わせていただきました(^^;;




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鍋が安定してこれはイイ☆彡



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この時期大雪渓の雪はかなり汚いんですが、明るいうちになんとか綺麗なところを探し、更に掘ってなかなか良さげな雪をかき集める。



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コーヒーフィルターを使って汚れを濾し取り、綺麗ないい水ができました(^^;;



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大雪渓を眺めながらのんびりコーヒーを飲む。
なんて贅沢な☆彡



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今回は軽量化がテーマだったので食事は全てフリーズドライ。
まぁこれはこれで美味しいんだけどね〜(^^;;

明日は3時出発にしたので起床は1時半!
明日に備えて8時に就寝(^^;;
山でこんなに早く寝たの初めてだな。

ちなみに下段の杓子のパーティからは7時過ぎにはいびきが聞こえてました(^^;;





【二日目】

予定通り1時半起床。
しかし下段のパーティはまだ熟睡中のためドラゴンフライで爆音立ててお湯沸かすわけにもいかず( ꒪Д꒪)
音を絞ってゆっくり沸かしたらまぁ時間かかって、うーん、ドラゴンフライは火力調整できていいストーブだけどこの爆音は早朝出るときはちょっとキツいなぁ…
サイレンサー買おうかな…(。ŏ﹏ŏ)



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結局テントを出たのは3時40分をまわってた!
計画では3時出発の9時雪壁のつもりだったけど、これはいきなりちょっと想定外だなぁ。



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昨日の偵察で付けておいた足跡を辿り、急な傾斜を尾根筋へと詰めていく。
朝一はホントに身体が重い!

ボクらが尾根に上がるとちょうど別のパーティが先行していた。
彼らは猿倉からみたいで、主稜末端から取り付いたみたい。



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8峰への尾根に乗った頃にはもうヘッデンもいらなくなってた。



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主稜は8峰までが長いんだけど、この間何箇所か大きく雪が切れて藪が出てる場所がある。


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この藪がかなり手強く、しかもその上は3mほどの垂直の雪壁になってる!
藪を漕いで詰め切ったもののハングした雪壁に阻まれてしまい、そこからはどうやっても上がれそうにない。
一度藪をクライムダウンすると、左手の方にアイゼン跡らしき傷が藪に入ってるのが見える。




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藪を降りきってから改めて左手の方に漕いでいくと、さっきの雪壁が押し倒された木の高さまで低くなっており、その木をよじ登ってなんとか雪壁の上に乗ることができた(^_^*)




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藪漕ぎを強いられたのはここだけ。
ここから8峰へと徐々に傾斜が増していく。




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途中何箇所か雪の切れたところを突破し…




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ようやく8峰に着いた。
取り付きからここまでが長かった〜( ꒪Д꒪)
ホントにキツかった。。。
主稜やった人はみんなよく言うけど、主稜の核心は8峰までの登りだね!




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週末には8峰も全部雪消えちゃってるだろうね。



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8峰からはついに主稜らしい雪稜が現れてきた☆彡



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これから登る主稜がきれいに見える!




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主稜といえば頂上直下の雪壁が有名だけど、途中にも同じくらいの傾斜の雪壁がバンバン出てくる。
こんなに急な雪壁を繰り返し登ったのは初めての経験。
なんか次第に感覚が麻痺してきます(^_^*)




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石が脆くてヤバかったところ。
ここも本来なら雪の下に埋まってたとこなんだけど、出ちゃってるもんだから突破するしかない。
どうやっても石を落としてしまうので、嫁には真下からは外れててもらう。




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やっぱり主稜は雪のしっかりあるときにやりたいルートだ!



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ブッシュが出てたねは4峰まで。
ここからは比較的安定した、気持ちいい雪稜歩きになった(^^;;



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下から登ってきて最初の幕営跡。
ブロックなくせばここには3張くらい張れそうだったかな。



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繰り返し現れる雪壁を越えていく。
取り付き付近に比べれば上に登るにつれて雪は締まってきてたんだけど、時間が経つにつれてやはり雪質は悪くなってくる。
いやらしいシュルンドもあちこちにあるし、飛び越えるのも気が抜けない(^_^*)




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2峰が近づいてきた。
ちょうど先行パーティが直下の雪壁に取り付いている。




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2峰下の岩場で雷鳥が出てきた〜☆彡



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ちょうど夏毛に生え変わってるところ(^^;;



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2峰下までずっとボクらの前を歩いてた(^^;;
主稜は一般ルートじゃないから、この辺りの雷鳥はあまり人に警戒心がないのかもしれないね〜。



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小蓮華山方面。



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頂上直下に出た!
下から見上げた感じでは傾斜としては、これまで何箇所も出てきた雪壁と大差ないみたい。
先行パーティはロープ出してたけどトレースもしっかりしてるし、これならロープはいらんかな〜とも思ったんだけど…



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今回は初めての主稜やし、せっかくスノーバーも持ってきてるし、それにここは万が一落ちたらまず止まらないとこだから、ってこともあるしで、一応ロープを出すことにする。



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取り付いてみると雪質は下とは比べものにならないくらいグズグズではあるものの、傾斜は予想どおりこれまで登った雪壁と同じくらいでたいしたことない。
山頂に例の雪庇もなく、結局スノーバーも出すことなく山頂まで登り切ってしまった(^^;;




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一応嫁は簡易的に腰絡みでビレイしたけど、まぁ今回の状態なら落ちないだろうね(^_^*)



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嫁も無事登り切りました☆彡
9時ちょい過ぎトップアウト!!!

もうこのあたりのルートなら安心して見てられるようになったね〜(^^;;




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天気もよくとても気持ちいい登攀でした☆彡
新しく買ったSALEWAのヘルメット、後頭部あたりのシルエットがカッコよくてお気に入り〜(*´∀`)




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トップアウトしたときにちょうど山頂にいた人に撮っていただきました(^^;;


白馬岳は山頂(稜線)に出ると爆風に曝されることが多いんだけど今日はほとんど無風!
しばらく山頂からいま登ってきた美しい主稜の雪稜を眺めて感慨にふける☆彡

楽しかった!

ここは何度でも登りたい、そう思わせるホントに気持ちいいルートでした(^^;;
時期を変えてまた来年もやりたいなぁ。
やっぱりクラシックルートって素晴らしい☆彡

山頂を後にして頂上山荘へと下山していると、巨大なザックを担いだ縦走中のパーティとすれ違う。
その中になんか見覚えのある人が登ってくる。

なんとなんと!
ガイド同期の太田さんでした☆彡

なんとまぁこんな偶然って…

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太田さんは所属する山岳会の山行で扇沢から日本海の親不知までの「栂海新道」を縦走してるところで、ボクらが主稜トップアウトするのがあと30分遅かったら出会えなかったんじゃないかなぁ。
なんとも嬉しい再会になりました(^^;;




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あやうく山荘が閉まってると勘違いして素通りしちゃうとこだったけど…

無事コーラをゲット☆彡
やっぱり山ではコーラが飲みたくなるんだよね〜!
しかも甘いやつじゃないとダメなんだ(^^;;



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大雪渓に降りていく。
まだ10時前なんだけど雪はグサグサで酷い状態(((╹д╹;)))




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登ってきた主稜を横から。
こうやって見ると8峰までがいかに長いかがよくわかる!
やっぱり主稜の核心は8峰までで間違いないね!



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無事幕営地まで降りてきた。
テン場を見てビックリ!!!
たった半日ですごい融雪をおこしてる!

今朝までは岩との隙間はほとんどなかったのに50cmくらいの隙間ができてるし、うちのテントのペグは融雪でほとんど抜けかかってた( ꒪Д꒪)

テント飛ばされなくてよかった〜。



休みは3日確保してたのでこのままのんびりもう一晩ここで過ごしてもよかったんだけど、まぁ明日は天気崩れるっていうし、嫁が「温泉、温泉!」うるさいのでさっさと撤収して下山することにした。

白馬尻からの下山はあっという間!
撤収して1時間でクルマに着く、ってのもまた素晴らしい(^^;;


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