2016年06月

2016年6月10日  メンバー若菜夫妻
天候 快晴

05:01  美濃戸口
06:29  赤岳鉱泉
08:10  取り付き点
08:33  1P
09:03  2P
09:30  3P
10:01  小同心の頭
10:20  横岳(奥ノ院)
11:36  硫黄岳
12:32  赤岳鉱泉
13:38  美濃戸口

次々と列島は梅雨入りする中、梅雨入りしたとは思えない快晴の青空が広がる下、厳冬期の偵察を兼ね無雪期でも比較的安定している岩質である小同心クラックへ行ってきました。
美濃戸よりアプローチ開始。
久しぶりの無雪期の八ヶ岳は、何となく新鮮さを感じながら赤岳鉱泉を目指します。
大同心沢を詰め、大同心稜へと一般登山道を外れ高度を上げて行きます。
徐々に傾斜がますと共に、上部には荒々しく大同心が目前に現れました。基部から見上げる大同心は圧巻です。 
基部をトラバースして小同心クラックへ到着。広々としたテラスにて準備し登攀開始。
1P フェースを左上しチムニーへ入ります。2P チムニーからクラックへ。
ホールド、スタンスは豊富に有るものの無雪期では不安定な為、岩を慎重に選びながらの登攀となりました。
3P 出だしが核心部ですが、ほんの僅か。 核心を登り切ると、明瞭なリッジを辿り横岳直下の岩場へ。
安全の為、確保しながら高度を上げて行くと横岳山頂へ突き上げます。
横岳山頂に立つと稜線上には八ヶ岳を代表する主峰が広がり快晴の空の下、気持ちの良い登攀が出来たことを改めて実感しました。
下山は一般ルートを辿り硫黄岳経由で下山。

梅雨時期とは思えない程、気持ちの良い山行をする事が出来ました。
そして、次回は厳冬期に裏同心ルンゼから小同心クラックへつなげるルートに挑戦したいと思いました。

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2016/6/7 メンバー 佐藤

天候 小雨

05:00 横手駒ケ岳神社
06:24 笠の平分岐点
07:45 刀利天狗
08:17 五合目
08:56 七丈小屋
10:18 甲斐駒ヶ岳
11:23 七丈小屋
11:56 五合目
12:24 刀利天狗
13:03 笠の平分岐点
13:40 横手駒ヶ岳神社

6日、22時に栃木を出発し
2時に登山口に着く。

少し仮眠を取り4時に起き
軽く食事を済ませ準備開始。

外は小雨が降っていましたが
特に気になる程でもなく神社でお参りをして出発。

樹林帯は霧で覆われていて
少し気味が悪く念のため熊鈴を2つセット。

笠の平分岐点までは緩やかで
ゆっくりと高度を上げていきます。

分岐点の先から斜面が急になり
少しずつ辛くなってきます。

刀利天狗から雨は止み、五合目を過ぎると梯子、
鎖場が連続して続きますがしっかりと歩けば
特に問題ありません。

小屋に着き少し休み、稜線に出てしばらくすると
周囲を覆っていた先程までのガスが消えました。

鳳凰三山、北岳、赤岳の山頂が雲から顔を出し
神々しい景色を眺めながらゆっくりと山頂目指し
急な岩場を登っていきます。

2,700m周辺から高山病なのか頭痛に襲われ
ペースが乱れましたがまめに休憩と水分を取り
無事に山頂へ立つ事ができました。

ちょうど1人、年配の方がいたので
写真を撮ってもらい早々と下山。

思っていたよりもスムーズに下る事ができ
予想していた時間より早く下山できました。

久しぶりの単独登山でいろいろ不安もありましたが
今回の山行で夏に計画している日光連山の縦走に向け
大きく自信を持つ事ができました。

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2016/5/31~6/1 メンバー鶴見、高橋、佐藤

1日目 曇り/晴れ

07:56 青木鉱泉
13:40 鳳凰小屋
15:11 地蔵岳
16:30 鳳凰小屋

2日目 晴れ
05:50 鳳凰小屋
07:25 観音岳
08:08 薬師岳
12:34 青木鉱泉

今年2度目となるテント泊縦走。
ドンドコ沢より新緑の綺麗な登山道を進み
沢の音を聞きながらゆっくりと高度をあげていきます。

鳳凰小屋までのルートにある4つの名瀑のうち
道が荒れていて断念した鳳凰の滝を除く、
南精進ヶ滝、白糸の滝、五色の滝の3つの滝に寄り道をし、写真を撮ったりと自然を感じながら長い道のりを楽しみました。

鳳凰小屋に着きテント設営。
荷物を置き、地蔵岳へと向かいます。
山頂直下の歩きづらい砂利の急登を越え
地蔵岳に到着。

今回の山行の一番の目標であるオベリスクに登ろうとしましたが、ロープが切れていたため無理せず諦めました。

地蔵岳より甲斐駒をバックに記念写真を撮り
鳳凰小屋に戻り1日目終了。


2日目
この日は悪天候を予想していたのですが、早朝より快晴。風はやや強いが心地よく、観音岳に向けて高度を上げていきます。

稜線に出ると体が降られそうになるほどの強風が吹き付けますが目の前には富士山、右手には北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、後ろには八ヶ岳、強風に煽られながらも最高の景色の中、短い稜線歩きを楽しむ事ができ、観音岳、薬師岳と2つのピークを踏み
青木鉱泉へと下山しました。

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記:佐藤

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