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★「プラハの春」とは!?
1968年、社会主義国チェコスロバキアで起こった改革運動。
1968年1月、チェコスロバキア共産党中央委員会でドプチェクが共産党第一書記に就任。
ドプチェクは「人間の顔をした社会主義」をスローガンに掲げ、ソ連の支配から脱却し、独自の社会主義路線を取ろうとした。だが、ソ連は、ドプチェク率いるチェコスロバキアが同盟を離れることを恐れ、1968年8月20日、ソ連率いるワルシャワ条約機構軍が国境を突破し、チェコスロバキア全土を占領下に置いた。
→共産主義者(コミュニスト)のケンブリッジ大学教授マックスは、チェコからの留学生で教え子のヤンに「プラハの春」に対して批判的な意見を述べる。だが、ヤンは、人間が生きる上で大切な権利を守るために(西側では当たり前である自由にロックンロールを聞く権利を守るため)、そして母親を救うために、チェコスロバキアへ戻ることを決意!
★関連年表★
1968年10月 チェコスロバキアはソ連軍が暫定的に駐屯することを認める合意書に署名。
→プラハに戻ったヤンが審問されているのがこの頃。大量のレコードを持って帰国したヤンに、西側の情報を得るためにケンブリッジに留まりモロー教授の夏の「公開討論会」に出席すべきだったのではと審問官が詰問する。当時、東側の人間が西側の国に出るには、報告書を国に提出する義務があり、ヤンも国に報告書を提出していたのだった。
1969年4月 ドプチェクが、チェコ政権から追われ、フサークが後釜に。「正常化」政策(=プラハの春を支持した人々の弾圧)が進められる。
→ヤンが、プラハのアパートで友人のフェルディナンドとビーチ・ボーイズのライブの話から政治的話題をしているのがこの頃。ヤンは、まだチェコの現状への危機感が薄い。
1970年2月 チェコ共産党は忠誠宣誓のチェックを発表。
1970年6月 ドプチェクがチェコ共産党から追放される。
→プラハのヤンのアパートにマックスが訪ねてきたのが、この後の1971年2月。
1972年2月 チェコのジャーナリスト組合は68年4月以降、政府の方針に従わないことで40%が失職させられたと発表。
→ヤンは、忠誠宣誓書に署名しなかったため、ジャーナリストの職を失い、厨房の清掃係に追いやられた。ヤンは友人のフェルドが熱心に進める抗議運動を認めないでいたが、1974年、愛するプラスチック・ピープル・オブ・ザ・ユニバースのシークレットライブに集まった学生を警察に追い払われたことから急速に反体制活動へと傾いていく。
1975年4月 チェコの劇作家のハヴェル(後にチェコが民主化されたときの最初のチェコ大統領。フェルディナンドはハヴェル支持)が、フサーク政権による反体制勢力の弾圧を抗議する「ドクター・フサークへの手紙」を発表する。
→その後ヤンのアパートに秘密警察とミラン(チェコの共産党員で西側のスパイとの連絡係)がやってくる。刑務所から出たばかりのフェルディナンドへのプレッシャーを強めるため尾行していたのだった。フェルドは、刑務所で会ったプラスチックスの芸術監督イロウスの話をヤンにする。共産党政府はロックンロールが象徴する自由を締め付ける力を確実に増していた。
1976年7月 地下活動中のプラスチック・ピープル・オブ・ザ・ユニバースのメンバーが、反社会的思想を蔓延させて思想を蔓延させているという理由で逮捕される。
→ヤンもプラスチックスのメンバーと一緒に逮捕されるがフェルドの仲間が書いた手紙のおかけげげで釈放される。同じ年の11月、ヤンのレコードが砕かれて部屋に散乱している。
ついにヤンは、フェルディナンドが持ってきた、フサーク政権が人権を侵していることを批難する「憲章77」に署名をすることになる。
1977年1月 「憲章77」にチェコの文化人243名が署名。西ドイツの新聞に公表される。
→1977年夏、ヤンが「憲章77」に署名したことで投獄され仕事を失ったことを知ったマックスがプラハにやってきて、西側のスパイとの連絡係であるミランにヤンの保護を頼む。
(ヤンが署名するシーン(1976年)と、マックスとミランのシーン(1977年)は並行して進む。)
1989年11月 ベルリンの壁崩壊
→翌1990年、チェコスロバキアも共産党政府が倒れ、民主化される。血を流さない革命だったため「ビロード革命」と呼ばれた。
その夏、ケンブリッジのマックスの家にヤンが訪ねてくる。68年の「プラハの春」の年から22年。長い年月をへて、あの時、明かされなかった事実と本当の想いが明かされる。
マックスの家でのランチに集まった人々の民主化に対するそれぞれの想いが交錯する。
1990年8月18日 ローリング・ストーンズがプラハで初めてライブをする!
チェコ民主化の象徴的出来事として今でも語りつがれている。
