センターブログ byみやぎ野生動物保護センター近況報告またやっちゃった・・・。(映像付き)

    
 カモシカの赤ちゃんが保護された…。

 

 

カモシカの女の子

 

 

何だか5月6月になると、こんな事が珍しくなくなるような気配。3年間続きました。

 

 

 

 

 

 

 保護センターにまたニホンカモシカの赤ちゃんがやって来た。

 

 
何故か第一発見者が山菜採りの人…。

 

今回も前例に違わず同様の経緯で保護された。


 

 お母さんカモシカとはぐれてしまう赤ちゃんカモシカ…。

 

 以前から、山菜取りなどで山に入った人が、出逢ったカモシカを連れて山を下りてしまうことが原因ではないかと考えていました。

 

 想像の域を出ないのですが、どうもいつも同じような経緯です。

 

 私が預かることになった赤ちゃんカモシカはこれで5頭目。

 

 保護された状況を聞き取りしますと、うち3頭は、山から下りるとき赤ちゃんカモシカがついて来ちゃったと言います。

 

 

  きっと最初に遭遇した付近には、お母さんカモシカが居たはず。

 

 なぜこんなふうに離れ離れになってしまうのでしょう?

 

 

 今回は、役所の方に引き渡しするために、発見者が車に乗せて連れてきてくださったものの、お名前や連絡先をお聞きする前に立ち去ってしまったそうです。

 

 発見者より聞いた場所に一晩置いてみたけれど、とうとう母親は現れなかった…。

 

 

 赤ちゃんカモシカとの遭遇…そして誤認保護。

 

 お母さんカモシカが昼寝をしていると、赤ちゃんカモシカは退屈してひとり遊びを始めます。

 

 何の動物だって赤ちゃんは可愛いもの、遭遇した人間もその愛くるしさにしばし心を奪われます。

 

 カモシカは天敵を避けるために、赤ちゃんは生後数時間で歩くことが出来るようになります。

 

 お母さんはおんぶすることが出来ないので、移動のときは自分の足でついて行くのです。生後1週間もすれば飛んだり跳ねたりし始めます。

 

 

 しかし、誰も気づかないことがありました。

 

 カモシカの赤ちゃんは目がしっかり見えてないのです。

 

 ちゃんと見えるまで1月〜1月半はかかるようです。

 

 光と影だけが目に入ってくるだけで、相手の正体も素性もわかりません。

 

 こんなとき、山を訪れた人間をお母さんと勘違いしてしまうのかも知れません。

 

 多くの遭遇者が、とても人に懐いていて、どこまでも一緒に追いてくると言います。

 

 途中でバイバイしたカモシカの仔の多くは、もう二度とお母さんと会うことはできません。

 

 迷子になってしまった仔は、時折遺体で見つかるのです。

 2bab5330.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりの可愛さに追い払う事を忘れてしまう…どんなに可愛いくても、出逢ったその場所で追い払ってください。

 


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