マツモト通信

竿屋さんの 備忘録とか釣りの話とか

渡礁難民- ギリシャからやってくる客人に、何としてもニッポンのヒラマサを釣らせてあげたい。 もちろん、自身もこの年のシーズン初釣行でもあるわけで、楽しみで仕方ないのはいうまでもない。そのため、是が非でも渡礁したい瀬があった。   3月の声を聞く頃、例年通り ...

Youは何しに日本へ? 前項で「彼が本当にやってくるのかどうかなんて全くわからなかった・・・。」とは言ったものの、その疑念はすぐに霧散することになる。その後も毎日メッセージが来続けたのだ。俺の稚拙な英語でのやり取りでも、日本での釣りに向けた彼の高揚感はイタイほど ...

武人 と名乗るギリシャのアングラー一昨年の晩春、SNSを介して屈強そうな大男からメッセージが届いた。プロフにはPanagiotis Kimouris(武人)って書いてある。「何て読むんだ? 武人?」 だが、日本の釣り、または、日本の釣り具に興味があることはそれからしばらくのやり ...

例年、基準にしている水温の海流が渡礁を希望している磯に到達して2週間が立つ。 ただし、荒天の日がとても多く、凪の間隙を突いて数多の手練がアタックを試みるものの、春らしい釣果は聞こえてこない。(ヒラスズキは好釣のようだが。) 先だって漁師から聞いた、旧暦と潮 ...

忙しかったので というのは言い訳。3ヶ月も放置にしている間に件のPFDを発注にこぎつけることができた。発売は5月頃を予定している。名称はガネット。正式にはGANNET G198-PFDが製品名となる。2017年秋、最終テストの地として訪れたニュージーランドで牛や羊とともに毎日出 ...

「大して釣れもしない釣りのためによくそんな遠くまで行くものだ」周囲の嘲笑に晒される度に負け惜しみのように発して来たのが表題のコトバ。だが、冒険心を呼び覚まして人生後半戦を送るために、少しばかり分不相応な釣りに出かけてみようと思う。出立は明々後日。準備は整 ...

無事に家に帰りたいー「万が一」は少しの掛け違いで死ぬことがある携えるのはヘビータックル、それもオフショアのそれにもう少し長さも加わったものがほとんどだ。そして、とにかく移動とキャストを繰り返す。アングラーであると同時に、時にロッククライマーとなり、時には ...

いつもと違う5月 今季は、例年ならばあまりフィールドには赴かない時期に、休みの凡てを費やして3釣行・5日間を日本海某所に赴いた。北部九州他、魅力のある大型の話しに現を抜かして足が遠のいていた時期もあるのだが、この釣りを志すようになった頃から通い慣れたエリアで ...

うっかりケガをしてしまった。幸いなことに釣行を中止するほどではないのだが、常日頃、礁上に立つ回数を逆算するような年齢になってきた自分にとって、些細なミスで心身研ぎすませて磯に立てない状況になったことに悔しさを感じる。秋の釣行のため というわけではないが、 ...

凪。この日は朝から無風。幸いにして、当該エリアでかねてから乗ってみたいと思っていた瀬に渡礁が叶った。だが、良さげに見えるカレントに乗せたTWプラグへの反応は皆無。レンジを下げてみると…表情の幼い若魚数十分でヒラマサ(ヒラゴ)の泉ができた。魚が散らないよう、 ...

前回の釣りの翌週の話今度はパートナーが大澤くんに変わっての釣行。この日も初めてのエリアで初めての瀬へ。船長が寝坊してくるというユルめのトラブルもこういう釣りでは多々あるのだが、決して目くじら立てて怒ったりしない余裕を持ち合わせたいものだ。この日も強風。新 ...

近年、自身のヒラマサを狙った普段の釣行は、最低でも500kmから1500km以上の自動車旅程後の上礁であることがほとんど。週末の限られた時間、しかも金銭的な余裕からは程遠い行軍が多い。だから瀬泊まりなのだ。   というのは実は1/4くらいの理由で、 「起きてから寝るま ...

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