April 02, 2010

中山ダイスケ "Strings, 1993"

この度弊社では、馬喰町ラディウムにて、下記の通り展覧会を開催致します。
ご高覧、ご高配賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

■展覧会名:Strings, 1993
■会期:2010年4月2日(金) - 24(土)
☆営業時間:11:00-20:00(日月祝休)
☆オープニングパーティー : 4月3日(土) 20:00 - 22:00
■出展作家:中山ダイスケ

■会場/問い合わせ
ラディウムーレントゲンヴェルケ
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
website:http://www.roentgenwerke.com
tel/fax : 03-3662-2666
mail : info@roentgenwerke.com



90年代初頭の村上隆、小沢剛、会田誠らの華々しいデビューの後、多くの日本の若手現代美術家は何故か「モノ」を作る事から急激に遠ざかり、イベントやパフォーマンスに熱中した。
そんな中、立川の共同アトリエ「スタジオ食堂」では須田悦弘、中村哲也、佐藤勲、笠原出らが、その高度な技術をバックに優れた作品群を制作していた。
その「スタジオ食堂」のリーダーであった中山ダイスケは、暴力をテーマにトゲトゲしくも美しくスタイリッシュな立体を次々と発表。ギャラリーは若い観客で溢れた。

今回展示される中山25歳の作品、「ストリングス」は、初期の代表作として特に良く知られ、その攻撃的な美しさは、観客を驚かせ、魅了した。
展示の難しさにもかかわらずこれまでにギャラリィK(個展)、レントゲン藝術研究所(中野渡尉隆との二人展)、三菱地所アルティアム(個展)での展覧会に展示され、その後個人蔵となるも、規模の大きさから解体されたまま死蔵されていた。その間にオーナーは逝去、名作はさらに長い眠りにつく。
昨年11月、ひょんな事からその倉庫が使用できなくなり、「ストリングス」は久しぶりに扉の外へ出、那須芸術倉庫に収蔵される。

リーマンショックで往時の勢いは無くなったものの、近年、中国圏の経済の隆盛にのり、日本のアートマーケットは活況を呈した。しかしその反面、「これでいいや」と言わんばかりの、いわば「作品力」といったものの薄さ、弱さは否めるものではない。そこで弊社はアートフェア東京を中心とし、東京のアートマーケットがもっとも勢いづくこの4月、美術界に喝をと、この力強い作品を急遽展示する事とした。
「ストリングス」は実に16年振りに我々の目の前に姿を現す。その力強さはいまだに衰えを見せない。毎回作家自身の手によってアレンジを加えられながら展示されるため、その外観には微妙な差異が出るが、コンパクトなラディウムの空間に設置されたそれは、これまでで最も美しく、緊張感溢れるルックスを手に入れた。

90年代を代表する作品の一つと言っても差し支えない大名品の展示、御来駕の上、是非ご高覧下さい。




Daiuske_Strings

roentgenwerke at 14:37│Comments(0)TrackBack(0) Roentgenwerke | Radi-um

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