日本の森を救う「植えない森=地球が再生する森」のすすめ

国立公園、国定公園での森林整備を禁止
沢周辺、急斜面での森林整備(林業)を控えることで、日本の生物多様性が守られ、土砂災害を90%減災できます。
自然破壊法となっている「森林法」を抜本的に改正しましょう。

福寿草まつり 第1日目は雪 2017年3月25日(土)

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

3月25日(土)、福寿草まつり 第1日目はあいにくの雪・みぞれ、霧雨の天気となりました。

熊本市内は前夜から小雨が降り、朝も降っていましたが、陽が射すことも有りました。
天気予報は午後から雨となっていましたが、雨が上がることを期待していたものの、やはり、1日じゅう太陽が顔を出すことはありませんでした。
時折、深い霧に包まれる「花の森」でした。
高森・尾下は、高森町駅付近とはまた違ったお天気になります。
お出かけの際、ご心配の際は、📱に電話で確かめられるほうがよいかと思います。
当日朝、「スパイス」を見た、と言う方が熊本市内から出かけてこられていたのですが、私が高森到着後、「雪が降っています」とい連絡をして、途中で引き返して頂きました。
雪でも小雨でも、福寿草は閉じています。
雨で花びらが傷まないようにしているのだと思います。
ご都合もいろいろあるかと思いますが、相手は自然です。
出来るだけ、青空が見える日に福寿草に逢いにきてください。
今年はサクラの開花が遅れているようですが、福寿草も遅れているような気がします。
来週の土・日ぐらいが一番盛りかもしれません。
1年に1度しか福寿草に出会えない皆さんのために、お天気になることを祈るばかりです。

3月25日の夕方は気温が5℃ぐらいでした。
先日は15℃ぐらいまで気温が上がった日もありましたが、熊本市内よりも5℃以上気温が低いところなので、お出かけの際は防寒着のご用意をお願いいたします。

野草保護のための野焼きで一人死亡 高森町 NPO法人所有原野

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
福寿草まつり整備1福寿草まつり整備 平野虎丸2017年3月19日(日)、昨日のことですが、高森町野尻で野焼き中の死亡事故が発生しました。
現場の野尻はエコシステム協会が管理する山から車で5分もかからない場所であり、よく通っている山です。
新聞記事によると、
亡くなられた方は知り合いの方でした。残念です。ご冥福をお祈りします。
私も昨日は、近くにある尾下の山で福寿草まつりの準備のため、遊歩道整備やスギの伐採作業を行っていました。
時間で見ると、ちょうど、写真のように、私が山の頂上付近でスギを伐採していた時刻です。
気温が15℃もあり、温かい道路沿いと違って頂上付近は強い風が吹いていました。
前日は雨が降ったせいか、野焼きは午後2時ごろから始まったとのことです。
阿蘇の野草保護のために設立されたNPO法人では、毎年、地元のボランティアの協力で野焼きをされていたようです。
私たちはもともと、熊本の自然林を再生することを目的にして設立しているので、同じ阿蘇の野草保護においても、野焼きをせず、自然の落葉時の中で咲く野草を保護を行っています。
しかし、フクジュソウやサクラソウなど早春の野草は前の年の秋から草刈をしないと太陽の光が届かずに芽ぶきが減少するので、草刈はやっています福寿草まつり整備草刈をするだけでも、相当な野草は保護できると思っています。
草刈をすればするだけ、フクジュソウは増えています。
残されていたスギも、日蔭になって野草の芽ぶきを妨げるので、最終的には伐採する計画です。
阿蘇地方では昨年も死亡事故が発生し、2012年にも財団法人の野焼きボランティアの方が犠牲になられています。
草原再生のために7億円もの巨額の税金を投じて環境省は建物を建てていますが、実際の草原維持は住民やボランティアに頼っているのです。
建物なども税金を使わずに、野焼きの専門家を育てることに税金を使い、ボランティアによる野焼きはやめたほうが良いと思います。
遊歩道整備2012年のボランティア事故以来、よくよくの注意が払われてきたと思われますが、日程の関係か、今回も「乾燥注意報」が出ている中で野焼きが行われています。
今のままではこれからも犠牲者がでることになるでしょう。
今年は山口でも死亡者が出ています。
野焼きによる隣接スギ山への延焼事故も発生しています。
最近は大きな火災が全国的に頻繁に発生しているので、火の取り扱いには十分は注意が必要です。
勢いが出た火は風を呼んで思わぬ大火となりやすいものです。
山では、火は上からつけるのですが、南阿蘇村の事故では、「斜面の上から着火しながら下っていた」と言うことですから、想像以上に火の回りが速かったのでしょう。
参加人数が多いことも問題です。

以下、熊本日日新聞朝刊の記事です。

追伸
朝日新聞の記事では、南阿蘇村でやけどをした男性は「火をつける役をしており、中腹付近にいた」ということです。どちらかの記事が間違っているようですが、中腹で火をつけていたのではないでしょうか。

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野焼き中、一人死亡
高森町、南阿蘇村 2人やけど

高森町と南阿蘇村で19日、牧野などの野焼き作業中に計3人がやけどを負う事故が起き、うち一人が死亡した。高森町の事故は2時20分ごろ、NPO法人阿蘇花野協会(熊本市)がのじょりに所有する原野で発生。
同町尾下の大工、野尻進さん(66)が全身をやけどしてドクターヘリで熊本市内の病院に搬送されたが、約9時間後に死亡が確認された。
高森署や同法人によると、野焼きは住民ら約40人が同2時ごろに開始。
斜面の裾に火をつけた日が上方へ燃え広がり、野尻さんが巻き込まれたらしい。
一方、南阿蘇村では午前11時ごろ、一関の牧野で、近くの農業男性(78)が背中や顔などをやけどし、助けようとした男性がやけどを負った。
同署や牧野関係者によると、住民約40人が斜面の上側から着火しながら下っていた際、、下手にいた農業男性が逃げ遅れたらしい。
事故当時、両町村に乾燥注意報が出ていた。同村では昨年3月、男性1人が野焼き中のやけどで死亡した。

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2017320 014 朝日新聞デジタル

 熊本県の高森町と南阿蘇村の2カ所で19日、放牧用の草原である牧野(ぼくや)の野焼き作業中に火が燃え移るなどして、1人が死亡、2人が重軽傷を負った。

 県警高森署によると、同日午後2時20分ごろ、高森町野尻の牧野で、同町尾下の大工、野尻進さん(66)が野焼きの火に囲まれ、全身にやけどを負った。熊本市内の病院に運ばれたが、同日深夜に死亡した。野尻さんはNPO法人が所有する牧野の野焼きにボランティアで参加していた。午後2時ごろから約40人で作業を始め、山の上の方にいたという。

 同日午前11時ごろには南阿蘇村一関の牧野で、近くの農業の男性(78)が、野焼きで広がった火で顔や両手足などにやけどを負い重傷。男性についた火を消そうとした獣医師の男性(56)も両指先をやけどする軽傷を負った。午前10時から地元住民約40人で約30ヘクタールの牧野を焼く予定で、2人は火をつける役をしており中腹付近にいたという。

阿蘇 福寿草まつり 高森町尾下「花の森」 3月25日から4月2日まで

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
福寿草3月12日、高森町尾下「花の森」では、点々とフクジュソウの花が顔を出し始めていました。
まだまだこれから増えてきます。
「阿蘇 福寿草まつり」を今年も開催します。
野草が好きな方、阿蘇の野草を保護したい方、お友達をお誘いの上、出来るだけ多くの皆さんのご来場を心待ちにしています。
駐車場はあります。
現場には「福寿草まつり」の旗を立てています。
日程は以下のとうりです。
日 時  2017年年3月25日(土)〜4月2日(日) 雨天中止

午前 11時〜午後3時まで 福寿草は太陽光のもとで開花

 

場 所  高森町尾下 「花の森 尾下」の看板あり  高森駅から車で20

月廻り温泉→大戸ノ口→直進して2つ目の曲がり角を左折 

    信号無しの交差点手前の上玉来バス停からバイパス道路を右折3

 

内 容  雑木林の中で咲く福寿草の自生地を公開 散策路1キロメートル

保護協力金   300円   (注 運動靴を持参してください)

 

主 催  一般社団法人 エコシステム協会

 

高森町は阿蘇高原にしか咲かない全国でも珍しい希少野の花の宝庫です。

冬は寒く夏は涼風に恵まれる尾下地区のバイパス道路の両側で今、「阿蘇の希少野の花を絶滅させない・盗掘させないプロジェクト」が進行中です。毎年、フクジュソウ、サクラソウ、ケナシ紅花ヤマシャクヤクなどの自生地を公開しています。

一般社団法人 エコシステム協会では、いつでも、誰でも、阿蘇の希少な野の花を楽しむことが出来る山づくりを目指して、201411月と20168月に高森町尾下地区の雑木林を共有購入いたしました。

当協会は、1988年より阿蘇郡南小国町のスギ伐採地を共同で購入して阿蘇の自然・野草保護を開始しました。高森町尾下の野草散策路は50haほどです。

トラスト地では一般の皆さんに阿蘇の希少野草を見ていただき、地元の監視で盗掘から守り、みんなで阿蘇の野の花を見守って行きたいと願っております。

お問い合わせ先  
一般社団法人 エコシステム協会 
860-0842熊本市中央区南千反畑町11-8  
📱090-2082-6618 (平野)

天皇皇后両陛下ベトナム公式訪問と森林へのダイオキシン散布

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

天皇皇后両陛下が2月28日からベトナムを公式訪問中ですが、3月2日夜に、枯れ葉剤ダイオキシンの被害者であるドクちゃんに面会されたそうです。

新聞によると、
「ベトナムはフランスとの第一次インドシナ戦争後に南北に分断され、互いに戦った。南側を支援した米軍は敵が潜む森林を失わせる目的で、猛毒ダイオキシンを含む枯れ葉剤を大量に散布。世代を超えて障害児が生まれるなど、被害者は子どもを孫の世代も含め300万人以上に上るとされる。日本では当時、米国の施政下にあった沖縄の米軍基地が物資輸送や出撃の拠点となった。」ということです。

若い人たちはベトナム戦争のことを知らない方々が多いでしょうが、結合双生児として生まれた「べとちゃんドクちゃん」は、1981年に生まれ、現在36歳だそうです。

以前、私のブログでも書きましたが、日本の営林署(林野庁の前身)も、当時熊本県矢部町の内大臣林道においてダイオキシンを散布しました。
これは、スギを植林するためでした。
300〜400年生の木は木材として伐採・搬出したものの、そのほかに残っていた100年生程度の小さな木々やスズタケが植林の邪魔だったからです。

今も植林する際に農薬を使用することもあるようですが、最初の農薬散布がダイオキシンを含む枯れ葉剤だったのです。ベトナム戦争に使用される以前の話です。

特急「かわせみ やませみ」3月4日発車  人吉球磨 走る特産品 

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

3月2日(木)、熊本市内はお天気でしたが、午後から高森方面に行くと雪が降っていました。
やっぱり、山と平地は違うな〜と改めて感じました。

ところでテレビを見ていたら、熊本ー人吉間を走る特急、「やませみ かわせみ」が近いうちに走る、というニュースをやっていたので、驚きました。
特急に名前を使う前に、ヤマセミとカワセミに自然の森を返してやってほしいと思います。
ヤマセミもカワセミも水辺の鳥ですが、自然の森が破壊され土砂崩れを頻繁に起こせば、川や海が土砂で埋まり、魚がいなくなり、餌が摂れなくなります。

昔の球磨側を知っている私から見れば、今の球磨川は「死に川」です。
砂が多い川を「きれいな川」だという人もありますが、昔の川を知らないからです。
球磨川の上流の山々は国有林も民有林もスギばかりの山となり、林道が網の目のように張り巡らされているので大雨や台風ですぐに土砂崩れを起こしたり、林道から土砂が流出するのです。
雨が降るとすぐに茶色の川になってキレイな水になるまでには数日かかりますが、昔は、翌日にはきれいな川に戻っていました。

ヤマセミもカワセミも昔に比べると激減しています。簡単に見られる鳥ではなくなりました。アカショウビンなど熊本では絶滅危惧種になっています。
真っ赤なアカショウビンを見られたことがありますか?
ヤマセミもカワセミも水辺だけではなく、豊かな森を必要としています。
スギやヒノキの植林を「豊かな森」と思いこんでいる地元の皆さんやJRの皆さんには、「豊かな森とはどんな森なのか」について改めて考えなおしてほしいと思います。
人間の都合だけではなく、ヤマセミやカワセミなど野鳥たちの身になって、人吉球磨の山々に自然を取り戻しましょう。
現在は90%がスギやヒノキの木材生産地となっていますが、土砂崩れ防止や野鳥たちのよりよい生息環境を真剣に考えるならば、スギ・ヒノキは40%ぐらいに抑えて自然は60%ぐらいに増やすことが大切です。
それは地元の観光振興にも必ず役に立つ、と思います。
1年じゅうスギやヒノキの緑ばかりよりも、春はサクラ、秋は紅葉など、四季が楽しめる沿線のほうが、観光客にはずっと魅力的ではないでしょうか。
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人吉球磨 走る特産品 特急「かわせみ やませみ」3月4日発車  

 JR九州の特急「かわせみ やませみ」が3月4日、熊本県の熊本人吉間に登場する。人吉球磨の特産品を生かした内装やおもてなしでは、地元企業や観光関係者らが、特製弁当の開発や木材の提供などで貢献。JRと地元が二人三脚でつくった列車が熊本地震の復興も願い、走りだす。

内装に地元木材 沿線の味提供

 27日に北九州市のJR九州小倉総合車両センターで開かれた完成披露式典。デザインを担ったドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治代表は「元気が出る車両をつくらなければ、となった。地域の思いや希望をメインに置いた」。JR九州の青柳俊彦社長も「(地元と)一緒になってつくり上げる良さを体感した」と強調した。

 JRと地元の人たちが心を砕いた「人吉球磨らしさ」は、外観や内装の各所に表れている。人吉側の「かわせみ」は青い車体、熊本側の「やませみ」は緑の車体で沿線の球磨川や森をイメージ。車内のテーブルや日よけなどに使われるヒノキは、地元の林業団体が提供した最高級品という。床や天井にはスギ、客室内を区切る部分には八代産イ草も使った。

 車内のサービスも充実。球磨焼酎の28蔵元の中から、製法が異なる3種類を季節ごとに用意する。1杯400円から味わえる。また土日祝日に限り、沿線の旬の食材を使った特製の「球磨の四季彩弁当」と、地鶏のうま味やしょうゆが利いた郷土料理「つぼん汁」のセット(1300円)を販売。地元産果物のスイーツセット(720円)や、鹿肉の薫製などジビエ料理を詰めたおつまみセット(800円)もある。

 列車は2両編成で定員は72人。熊本人吉間を1日3往復する。午前中の一部便では焼酎や弁当の販売がない。水戸岡代表は「今後もこの車両、地域を応援してほしい」と語った。

   ◇   ◇

「ヤマセミ」を人吉市の鳥に

 熊本県人吉市は、球磨川流域に生息するヤマセミを「市の鳥」に指定すると発表した。3月1日付。JR九州の「かわせみ やませみ」の運行開始に合わせ、指定を沿線の盛り上がりにつなげる。

 鳥のヤマセミは体長38センチの黒と白のまだら模様。市内の野鳥愛好家によると、球磨川が流れる市街地で観察できるため全国から野鳥ファンが訪れるという。昨年、市民から指定の要望を受けた市は「人と野鳥が共生する豊かな自然環境の象徴」と指定を決めた。

 新列車が走る沿線では既に、同県八代市と球磨村がカワセミを各市村の鳥に指定。人吉市も今後、職員の名刺にヤマセミをデザインしたり、市内のヤマセミ観察マップをリニューアルしたりする計画だ。

2017/02/28 西日本新聞夕刊=

 

熊本市植木市 山野草販売調査 野草Gメン活動

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
ユリシャクヤク熊本市の植木市は明日で終了です。
2月26日(日)、植木市での野草販売の様子を調査してきました。
最後の日曜日でお天気も良かったので家族連れでにぎわっていましたが、熊本地震で被災された植木やさんも多いらしく、お店はいつもより少なめでした。
山野草もおいてはありましたが、明日で終了のせいか、商品は昨年より少なくなっていました。
上写真は、ヤマユリ、白シャクヤクと紅花シャクヤクなどです。
スミレ類左写真はスミレ類です。
高森のスミレ展示会で販売しているものを購入しているとのことでした。
植木市の責任者の方にお逢いして調査させていただく趣旨をご理解いただいた上で調査させていただきました。
希少な山野草の盗掘品が植木市などで堂々と販売されないように、とお願いしてきました。
来年は植木市での山野草の販売がなくなることを願っています。昔はメジロなども植木市で販売されていたようですが、最近はなくなったようです。

ウグイス初鳴き 森の遊園地 野生生物の楽園

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
ニホンアカガエルの卵隗エコ学習館暖かくなった2月22日(火)森の遊園地のウグイスが ♪ホーホケキョ♪ と鳴きました。
初めて聞きました。
これまではチャッチャッと鳴いていました。
今年は早くから柿や木の実がなくなり、メジロやヒヨドリの渡りの群れが見られません。
エサがないのが原因でしょう。シロハラはいつものように目の前を飛んでいきます。

カモ類森の遊園地前の大きな池ではカモたちが50羽ほど遊んでいます。
人が移動するたびにカモたちも反対方向に飛んで行きます。
人なれしていないカモたちです。
雨が降るたびにニホンアカガエルの卵塊が増え、オタマジャクシもどんどん孵っています。
最近は森の遊園地を人間が利用することがなくなったので、野生の生き物たちの楽園となっています。

阿蘇久住においては「草原の存在そのものが千数百年続く壮大な乱開発である。」 

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

先日、
「菊池川源流域ー川の再生を願ってー」を出版して

というタイトルの小冊子が送られてきました。
その中に「阿蘇久住の野焼き草原の存在そのものが千数百年続く壮大な乱開発であるという認識が必要」という記述があります。

著者の堀田宜之先生が、「熊精協会誌」に投稿されたものですが、私が提言する「植えない森」についても多く取り上げてあります。
また、ヒ素中毒問題に長い間関わられてきた関係上、健康と水問題に多大な関心を寄せられている堀田先生にとっては野焼き草原賛美の風潮が看過できない大問題のようで、野焼き草原についてもいろいろと触れておられます。
熊本阿蘇では、先日、草千里で野焼きが始まりました。
阿蘇の観光上、野焼きは必要です。
阿蘇の雄大な景色も野焼き草原のおかげです。

しかし、野焼き草原や放牧は良いことばかりではなく、様々な深刻な問題も陰に潜んでいます。
そのことを先生は訴えたいのだろうと推察します。

2月14日(火)の熊本日日新聞朝刊に、
「野焼きが生態系守る」という東海大学農学部の長野克也教授の講演記事が載っていました。

教授は、
「世界的に見て阿蘇地域には特に多様な植物が自生していると強調。通常の農業は自然を壊すが、阿蘇は野焼きや放牧など農業によって自然が保護される珍しい事例だと話した。」
などというものですが、希少野草については、有毒以外のものは放牧されている牛が食べてしまう、という問題も抱えており、放牧も制限しなければ希少野草を守ることは難しいのが現状です。
放牧しない野焼き草原も必要です。

阿蘇でも標高の高い場所はもともと落葉広葉樹林だったので、阿蘇の生態系を守るためには、「植えない森」も必要です。
落葉広葉樹林では冬の間落葉するので太陽が地面にサンサンとあたり、フクジュソウもサクラソウも絶滅することはないでしょう。
阿蘇にふさわしくないのが、もともと植生としてなかったスギやヒノキなど、冬も葉っぱを落とさない針葉樹です。
これは、阿蘇の野草を絶滅させ、野生動物の生活の場も奪っています。
野焼き草原の必要性ばかりがマスコミで強調され、阿蘇本来の自然がないがしろにされている現状を、私も、医師である堀田先生も、心から残念に思っている次第です。

冊子を読んでみたい方はご連絡ください。
コピーして差し上げたいと思います。

阿蘇 フクジュソウ祭り 2017年も開催予定 3月20日以降

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
先日、フクジュソウ祭りについて問い合わせの電話がありました。
今年も3月下旬から予定していますが、花が出来るだけ増えてから皆さんにご案内したいと思っています。
詳しい日時は3月半ばに入ってからお知らせします。
昨年は3月25日から4月3日まで福寿草花まつりを開催しました。
開催日には、現地に「福寿草花まつり」の旗を立てます。
しばらくお待ちください。
お問い合わせの電話は 090-2082-6618(平野)まで、よろしくお願いします。

「この世は ウソで できている」 池田清彦著

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

きょうは、知り合いから紹介された本の話です。
ずばり、タイトルが「この世はウソでできている」。
池田清彦氏は生物学者ですから、自然界の話になると、私の考えとほぼ同じです。
ほとんどの官庁も無用の長物だ、と思われているというところも同じです。

健康のため、安全のため、環境のため、という名目を掲げ、ウソで現代人をコントロールするシステムの数々。
●がん検診も健康診断も受けないほうが長生きする。
●外来種駆除活動なんてムダの極み。
●大麻取締法は天下の悪法である。などなど。
ご本人はときどき、「ホンマでっか!?TV」に出演されているそうですが、本の中身はテレビでは放送されないホンマでっか!?な話が満載です。
意見の違う方ももちろんおいででしょうが、読んでみる価値のある1冊です。

目からウロコの話がたくさんあります。

本の最後のほうに、
環境や健康を旗印にすれば、政治家や官僚は国民をコントロールできる。そしてそこに利権が生まれるのだ。
という文章があります。
私たちは、ずいぶんと国や行政にコントロールされて不自由な生活をしているように思いました。

お奨めの1冊ですが、残念なことに、環境問題のところに、「日本政府の森林偽装」については書いてありませんでした。
生物学者の皆さんも案外、林野庁が、植林林業を「森林づくり」と呼称していることについてはご存知ないのかもしれません。
「日本政府の森林偽装」  発売中
「日本政府の森林偽装」発売中







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