日本の森を救う「植えない森=地球が再生する森」のすすめ

国立公園、国定公園での森林整備を禁止
沢周辺、急斜面での森林整備(林業)を控えることで、日本の生物多様性が守られ、土砂災害を90%減災できます。
自然破壊法となっている「森林法」を抜本的に改正しましょう。

自然を知れば災害は小さくできる 熊本地震に学ぶ

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
最近は高森の「花の森」に2〜3泊するようになり、体が楽になりました。
風呂は野尻にある町の温泉で100円ではいることも出来ます。
しかし、働き過ぎて午後9時にしまる風呂になかなか間に合わないのが現実です。
朝は4時半頃からウグイスが鳴いて目覚めます。
まだ朝は寒いので、冬のような恰好で寝ています。

ところで、突然の熊本地震を経験して、自然を学ぶことの大切さを改めて感じています。
森の遊園地がある益城町小池の集落では、多くの家が全半壊したり、傾いたりしています。
断層近くの木山川沿いが地盤沈下したからです。
木山川の上を通る高速道路も橋脚が地盤沈下したために、地震から40日経った今も復旧工事が続いています。
いつも通っている道が隆起、或は地盤沈下して、これまで30年近く見慣れてきた道路沿いの家々が倒壊している様子を見ると複雑で、見るのも申し分けない気持ちですが、通り道なので嫌でも見ることになります。
家が全半壊された皆さんもこんなことになるとは想像もされていなかったことと思います。
森の遊園地の建物は一部損壊でこれまで通り使うことが出来、有り難いと思っています。
揺れは大きかったものの、断層や川沿いでなかったことが幸いでした。

大きな地震による大きな被害を目の当たりにして学んだことは

家を建てる場合、

1、断層上や周辺
2、昔、川だったところを埋め立てた場所
3、スギ植林地のふもと

以上のような場所は避けたほうがよい、ということです。
新しい家でも断層周辺では倒壊した家もあるようですが、昔からある古い家がほとんど全壊し、新しい家は半壊か一部損壊が多いようです。
山にある私のところでも一部損壊ですから、地盤沈下した場所にある家は新しくしても無傷という家はないかもしれません。
これから家を建てられる場合は地盤を調べ、地盤がよくなければ、地盤改良をおこなった上で建てるとよいと思います。お金はかかりますが、大切な家を失うことは精神的に大きな痛手です。
震災関連死も多く報告されていますが、家を失ったショックも大きいのではないでしょうか。
大地震が来ても大切な家が残れば、人は何とか元気に生きていけるものと思います。
命の次に大切な家を失わないためにも、自然を調べることは大事です。
また、いつも書いているように、場所も考えずにむやみにスギを植林したりしないようにすることも大事です。

国道57号線迂回ルート整備は不要 熊本地震で阿蘇大橋崩落 

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
阿蘇大橋崩落1阿蘇大橋崩落によって通行止めになっている国道57号線について、新たに迂回ルートが検討されているようですが、税金の無駄使いであり、何年かかるかもわからない話なのでやめたほうがよいと思います。
以前から計画されており、現在計画が止まっているルートのようですが、国民の税金を使うのですから、よくよく考えてほしいものです。
熊本大地震による家屋の全壊、半壊などによって苦しんでいる熊本県民がたくさんいます。
道路建設には巨額の税金が必要です。
出来るだけ、無駄に道路を造らないで、先が見えず苦しんでいる被災者の生活再建のために国民の税金を使ってほしいと思います。
阿蘇大橋を崩落させたのは、地震ではなく、国と県と阿蘇など市町村です。
自分たちが誤った税金の使い方をした結果です。
これ以上、誤った税金の使い方をしないでください。
国のお金といっても、国民が苦しい生活の中から支払った税金です。
国や県の公務員たちは、そういうことを真剣に考えたことがあるのでしょうか。
自分たちが稼いだお金ではなく、強制的に徴収した税金ですから、本当に少しでも多くの国民のためになるような税金の使い方をする必要があります。
スギ植林は、国と県、市町村の林業関係者とわずかな民間林業関係者のためにだけ行われているものです。
そのために、その他大勢の県民、国民が大きな損失を被っています。
この場所に植林した関係者や指導者には個人的に責任を取ってほしいと思いますが、誰も責任をとらないでしょう。
また、スギのせいではない、と言い張ることでしょう。
それが行政です。
行政の失敗の付けを再び、国民が税金という形で背負わされる、という悪循環がこの先、いつまで続くのでしょうか。
今後もこのような大災害が繰り返されるならば、税金はいくらあっても足りません。
東日本大震災では復興税が増えましたが、今後も新たな復興税が増え続けることになり兼ねません。
同じ過ちを繰り返さないでください。
最少の税金使用で最善を実現することが国には求められています。

今の57号線をそのまま利用し、最も早く出来上がり、一番安上がりで安全な方法を提案しておきます。

1、57号線に面した立野地区のスギを皆伐する
2、阿蘇大橋があった場所など、急斜面のところは、山崩れ防止のために、57号線上に斜めに屋根をつくる
  (万一崩れた土砂をそのまま黒川渓谷に落とすため)

追記
2012年に発生した北部九州豪雨の際にも立野で一人が土石流災害に巻き込まれて亡くなられました。
今回の地震でも3名が土砂災害で亡くなられています。
2013年5月20日、私は立野新所の土石流災害現場を検証に行き、その際、今のままでは危険なのでスギを皆伐したほうがよい、ということを地元の区長さんや村会議員さんに伝えています。
区の集会があるようでしたので集会に呼んでください、ということも申し出ましたが、叶いませんでした。
5月25日に阿蘇市で初めての「山大学」を開催する予定もありましたので参加を呼びかけたのですが、豪雨災害に遭われた地元からの参加はわずかでした。
成長した挿し木スギの危険性が皆さんに伝わらず、大変残念に思っています。

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国道57号、北側に代替路 国交省検討、原状復帰難航なら



20160517 0212



 国土交通省は16日、熊本地震による土砂崩落で断たれている国道57号について、同じ場所での復旧が困難な場合に備え、崩落地を大きく北側に迂回(うかい)するルートの整備を検討していることを明らかにした。国交省によると、復旧工事は原状復帰が原則だが、相次ぐ余震で地盤が緩くなっているため難航が予想され、迂回ルートも同時に検討する。



 57号は熊本市内と阿蘇地域を結ぶ重要路線。4月16日の地震で南阿蘇村の山肌が幅200メートル、長さ700メートルにわたって崩れ、土砂が車道を埋め尽くした。



 その後、崩落地点の上部で新たに土砂が崩れ落ちる可能性があることも判明。九州地方整備局は5月5日、不安定な土砂を取り除く緊急対策工事に着手した。



 国交省は工事を終え次第、原状復帰の可能性について本格検討を進めるが、安全性を確保できない場合は迂回ルートを新たに国道として整備する。ただ、その場合は山間部を通過するためトンネルも必要になり、完成まで長期間を要する見通しだ。


2016/05/17 西日本新聞朝刊=

自然を破壊するだけの林業は場所を考えて行いましょう 

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
昨日は高森花の森に設置している物置の寝袋で寝ていましたが、寒くて眠れませんでした。
カイロも用意しているのですが、冷え切った体はどうにもならず、気分の悪い朝でした。
朝、窓には氷がついていました。
昼間になると暑いぐらいになり、気温差は20℃以上です。
熊本市内でも気温差が20℃近いこともありますが、「花の森」のある高森町尾下は最低気温が低過ぎて物置ではなかなか眠ることが出来ません。
5月下旬になろうという時でもこんなに寒いと、真夏も泊まれるのか不安になってきました。
しかし、阿蘇の野の花たちは、このような気温差の有る場所だからこそ元気に生きているのでしょう。
林道 高森町林道左写真は高森町で見つけた新しい林業専用道路です。
植えたスギ・ヒノキを伐採するにあたっては、このように税金で新しく専用道路を造ります。
育てた木を搬出する際にはどこもこのような道路が造られるので、山の中は道だらけになります。
高森町ですから、林業をしなければ希少な阿蘇の野草が見られる場所です。
左下写真は挿し木スギの根です。身長は高く、根が1メートルほどしかないスギが急斜面に大量に立っているから危険です。写真の木は山の天辺ですが平坦地なのですべる落ちることはありませんが、大雨や台風などでこのように倒木します。右下写真はサクラソウが咲く「花の森」でスギ伐採後、20数年の「植えない森」です。
搬出道に福寿草や桜草が咲くので春早くに草刈をしています。今も最後に咲いたサクラソウが見られます。
挿し木の根植えない森 高森花の森

ヒキガエルの赤ちゃん上陸中 4月20日〜5月にかけて

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
エゴノキの花ヒキガエルの赤ちゃん森の遊園地5月6日の写真です。
エゴノキの花は終わりかけ、ヒキガエルの赤ちゃんが山へ山へと大行進中でした。
(写真をクリックするとヒキガエルが見えます)
4月20日ごろ、私が車中泊を終え、森の遊園地に帰ったころからヒキガエルは上陸中でしたが、5月6日もまだたくさんのヒキガエルの赤ちゃんが上陸中でした。
歩いても車を移動しても踏んでしまいます。
数十万匹生まれていると思われます。
自然は毎年同じことを繰り返しています。
同じことが繰り返されなければ地球に異変が起こっているということになります。
毎年同じ時期に花が咲き、カエルが生まれ、野鳥が囀り、梅雨が来て、秋には紅葉して冬に落葉する。
地球が再生する「植えない森」は多くの生き物を育み、自然の営みを毎年同じように繰り返してくれるので季節を知ることが出来ます。

熊本地震(M7、3)は天災 土砂災害は人災

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
本日、熊本は「熊本地震」以来はじめての大雨です。
「森の遊園地」がある益城町小池にも避難勧告が出ています。

昨年、平成27年3月10日付けで防災担当大臣あてに提出した文書を再掲しておきます。

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平成27310                    
一般社団法人エコシステム協会第9号


 内閣府特命担当大臣         

 防災担当大臣 山谷 えり子様

一般社団法人 エコシステム協会
代表理事 平野 虎丸
熊本市東区東京塚町1843
電話:096-288-8086



陳情及び趣意書

土砂災害の 90 減災

土砂災害から国民の生命と財産を守る人材育成事業「山大学」



1.1、 原体験



昭和29(1954)年、私は16歳で悲惨な土砂災害を経験しました。

終戦から9年、林業は拡大造林の時代を迎えていました。木材運搬は木馬(きんま:木材を運ぶそり)からトロッコ、そしてトラックへと移り変わり、山を削って広い林道が造られていました。

昭和29913日、台風12号が九州を縦断、私の住んでいた熊本県水上村にも大雨を降らせました。雨は林道を造成した廃土に溜まり、土石流となって村を襲いました。村でたった1軒の商店と営林署の事務所が飲み込まれました。この集落の人口50名足らずの小さな村で、実に13名もが犠牲となったのです。 

難を逃れた40名ほどの村人が高台にあった我が家に身を寄せて一夜を過ごしました。行方不明者の家族の泣き叫ぶ声が60年経った今も私の耳から離れません。
 土砂災害から人命を守りたいという私の使命感はこの時の経験から生まれたものです。


1. 2、土砂災害の現状

 


日本は世界に冠たる経済大国・技術大国に成長しました。しし、大雨や台風の度に全国各地で土砂災害が発生し、60年前と同じ光景が繰り返されています。


自然災害による死者・行方不明者のうち土砂災害によるものが全体41を占めています。(昭和42年〜平成23年。国土交通省。統計には阪神・淡路大震災、東日本大震災を含まない。)これは驚くべき数値です。土砂災害がいかに国民の生命を脅かして
いるかがわかります。


3、山崩れの要因

 これまで行政や研究者の皆さんは山崩れの要因について気象条件や地質・地形などの自然的要因のみを調査研究してこられた傾向があります。しかし、近年の山崩れは人為的要因のほうがはるかに大きいのです。

 


木材生産林はすべて挿し木の苗を植林します。拡大造林に植林された広大な木材生産林は林齢40年を超え、1本の木材の重量も大きくなりました。地上部(樹高)が20に育った木でも、根は1.5mほどの深さしかありません。挿し木特有の浅い根は自分の重量を支え切れず倒木しやすくなっています。とくに、急傾斜地の沢沿いに植林された樹齢30年以上のスギ・ヒノキが大雨によって土壌ごと流され、各地で大規模な土砂災害を起こしています。(別紙資料参照)

 


わたしは、挿し木の危険性について30年前から関係者及び行政に対し警鐘を鳴らし続けてきました。土砂災害の現場数百カ所に足を運んで調査した結果、挿し木の木材生産林と山崩れの因果関係にますます確信を持つに至っています。

現在、各都道府県が「土砂災害警戒区域」及び「土砂災害特別警戒区域」の指定を進めています。すでに全国で369,998カ所の土砂災害警戒区域、うち216,817カ所の土砂災害特別警戒区域が指定されました。(2015131日現在)

しかし、これら警戒区域、さらには市町村が作成するハザードマップには、木材生産林の影響が考慮されていないように思われます。斜度や距離などの地形的な要素から画一的に警戒区域を指定する方法では、各区域の正確な危険度を示し、土砂災害の正確な予測をすることは困難です。


4.4、「山崩れ診断士」の育成(「山大学」)と効果

林業家5代目の家に育った私は、自身も林業に携わりながら70年にわたって山林の変化を見てきました。山を診れば山崩れの危険箇所を正確に指摘し、山崩れを防ぐための適切なアドバイスをすることができます。いわば「山崩れ診断士」です。近年発生した全国の土砂災害現場の検証を通して診断力はさらに高まりました。

私の山崩れ診断に基づいて適切な防災対策を講じていただければ、その区域の山崩れを90%防止することが可能です。すなわち、区域住民の生命、財産、公共施設などを守ることができるのです。
 

 しかしながら、土砂災害危険区域は日本各地に点在しています。私一人で解決することは不可能です。

そこで、私の培ってきた知識と経験をもとに「山崩れ診断士」を全国で育成する必要があると考えるに至りました。各都道府県において、県および市町村の防災担当者に集まっていただき、実地研修型の研修会「山大学」を開催するのです。「山大学」で研鑽を積んだ「山崩れ診断士」諸氏には、管轄区の危険箇所に足を運んで診断を行い、適切な防災対策をとっていただきます。診断の困難なケースには私も同行して診断にあたります。

今後10年で500名の「山崩れ診断士」を育成すれば、全国の山崩れによる土砂災害を90%減災することが可能です。

急傾斜地の沢沿いに植林された挿し木のスギ(ヒノキ)を皆伐すれば土砂崩れの危険度は著しく低下します。すなわち、土砂災害ならびにその被害が著しく減少するのです。これは災害後の対処療法ではなく、災害そのものを減らす対策です。災害がなくなれば国や自治体の復旧・復興にかかる膨大な経費も削減できます。


5.最後に

 


土砂災害防止・国土強靭化に大きく貢献する「山大学」事業の一刻も早い着手を望みます。
 「山大学」の予算は別紙添付の通りです。現在の土砂災害を90%減災する効果を鑑みれば、費用対効果の極めて高い事業といえます。

ご英断の程、何卒よろしくお願い申し上げます。  以上



1/1-12/31)   土砂災害件数    土砂災害のうち土石流件数   土砂災害の死亡・行方不明者数
平成15           897             57                    23

平成16          2,537          564                  62

平成17           814            158                  30
平成18         1,441           69                  25

平成19           966            129                  0

平成20            695            154                  20

平成21          1,058          149                  22

平成22          1,128          234                  11
平成23          1,422          419                  85
平成24            837           256                  24
平成25      941               262                    53
平成26          1,184           338                   81

合 計       13,920       2,889                 436

平 均         1,160          240.75               36.3

記憶に新しいところでは、平成23年の紀伊半島豪雨、平成24年の九州北部豪雨、平成25年の伊豆大島土石流、昨年平成26年には広島の土砂災害…。数え上げれば枚挙に暇がありません。


平成15年から昨年26年までの12年間に発生した全国の土砂災害件数は13,920件、年平均では1,160件になります。そのうち、最も深刻な被害をもたらす土石流は累計で2,889件、年平均で240件にのぼります。これは土砂災害全体の約20%に当たります。

阿蘇立野病院の建物を守るために 裏山のスギ皆伐を 熊本地震

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

5月7日(土)の熊本日日新聞朝刊一面に、「阿蘇立野病院 閉院へ 裏山土砂崩れの危険」という記事が載っていました。
このことについてすぐに書きたいと思っていたのですが、昨日まで高森の「花の森」で午後6時まで作業をしていたので帰宅が遅くなり、きょうになってしまいました。

大学教授の皆さんも誰もスギのことについて触れませんが、阿蘇の土砂災害は山が崩壊しているわけではなく、根がなく、重いスギが大量にあることが原因で崩れているだけです。
スギさえ除去してやれば今後たとえ地すべりが少し位おきても大したことはない。
大量の土砂もスギが倒木する際に根っこが巻き込んでくるものであり、根だけであれば、心配することはないので、すぐにでも裏山のスギ全伐を進めます。
阿蘇立野病院は南阿蘇(南阿蘇村・高森町)地域の救急医療の拠点として地域の皆さんに頼りにされていた病院です。
建物も新しいと聞いています。
もったいないことです。
入院患者71人は転院、医師、看護師らスタッフ180人は解雇されたとのことです。
自然破壊である身勝手な森林整備が、多くの方々に深刻な影響を及ぼしています。
林野庁や県、地元の林業者だけのために、必要でもないスギを阿蘇外輪山全体に植えまくった結果、関係のない多くの人々が困難に陥っています。
その影響は計り知れません。
今後、阿蘇外輪のスギ植林が阿蘇地域そのものの消滅に繋がることもないとは言えない状況になってきました。
2012年の九州北部豪雨災害後に阿蘇市において山大学を開催し、土砂災害防止にスギ伐採を訴えてきたのですが、現実は、砂防ダムが建設されただけでした。
その上、国と県によって、立野ダム建設計画まで推進されてきました。
スギを全伐すれば、土砂災害の恐れもなくなるのでダムも不要です。
阿蘇立野病院の建物がこのまま残り、将来、再開されることを願って、裏山のスギ全伐を呼びかけておきます。

               .。o○o。.★.。o○o。.☆

阿蘇立野病院が閉院へ 裏山、土砂崩れの危険  20160506 


国道57号沿いに建つ阿蘇立野病院。現在は立ち入り禁止区域となっている=6日午後、南阿蘇村立野


 

 熊本地震で被災した南阿蘇村立野の救急指定病院、阿蘇立野病院(上村晋一院長)は6日までに、敷地周辺が土砂崩れの危険があるとして閉院を決め、入院患者71人全員を県内9カ所の医療機関に移した。南阿蘇地域(南阿蘇村、高森町)で唯一の救急、入院を受け入れる病院がなくなるため、同地域の医療体制に重大な影響を及ぼすのは必至だ。

 

  病院を経営する医療法人社団順幸会によると、立野病院は4月16日未明の本震で崩落した阿蘇大橋の西約500メートルの国道57号沿いにあり、病床数は88床。病院施設が停電や断水したほか、人工透析などの医療機器が破損した。

 

  通院患者は村内にある系列のクリニックで診療。閉鎖に伴い、常勤医師や看護師らスタッフ約180人を解雇する。同村河陽にある系列の特別養護老人ホームに、5月中にも在宅医療に特化したクリニックを新設する方針という。

 立野病院は1979年に開院し、年間約300人の救急患者を受け入れてきた。閉院によって、村内の医療機関は内科、小児科など入院できない民間クリニック4施設のみとなり、救急搬送先は阿蘇市や山都町の指定病院に変わった。

 

  上村院長は「立野病院の裏山の斜面は危険な状態で、閉院はやむをえない。救急や手術は対応できないが、地域医療を担う責任は今後も果たしていく」と話している。(藤山裕作)

アサリを全滅から救う為に阿蘇外輪のスギ皆伐を 熊本地震 有明海

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

5月4日は高森「花の森」の物置に泊まりましたが、寒いので結局車中泊になりました。
森の遊園地と同じで午前5時頃には野鳥の囀りで目が覚めます。

さて、震度7の地震により阿蘇大橋が崩落したと言われていますが、大橋を崩落させたのは大きな土砂災害を招いた原因である大量の重い30年生のスギ丸太です。
その後の度重なる地震で土砂崩落が拡大していることも確認されているそうです。
その土砂崩落を止めるための工事も行われているそうですが、これ以上の土砂災害を招かないようにするためには、スギを伐採して伐採した木を片付けることが一番の得策です。
ところで、
阿蘇地方の土砂が崩れて有明海に注ぐ白川を伝って赤土が流れ込んだため、有明海のアサリが窒息死しているので全滅を防ぐために干潟に積もった赤土の除去を始めた、というニュースがでていますが、アサリ全滅を防ぐためには、阿蘇地方のスギ全伐を勧めます。

それしか方法はありません。
 
阿蘇は一部草原を残し、そのほかは自然に戻して春はサクラ、秋は紅葉を楽しめるようにするほうが多くの観光客を望めると思います。
スギ山を見に来る人はいません。
今後もスギは崩落するばかりで阿蘇は毎年土砂災害に苦しみ、熊本市民も洪水に悩まされることになります。
特に今年は、せっかくつくった白川の堤防も地震の影響であちこち損壊し、梅雨時期には洪水が懸念されています。
伐るなら梅雨前の今です。

「桜草まつり」を開催 5月1日〜5日 高森町「花の森」

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

桜草 花の森予定していた「森の中の桜草まつり」について、どうしようかと迷っていましたが、地震の被害が特にない阿蘇高森町を応援するためにも、開催したほうがよい、という意見を県外の方から頂きましたこともあり、本日「花の森」へ行き、桜草が咲いていることを確認しましたので、開催することに決定しました。
理由はわかりませんが、昨年より花が少ない感じがします。
廻りの草丈が伸びて桜草が見つけにくくなっていることもありますが、自然も野草たちも地震に負けずに元気にしていますから、ぜひ、応援してやってください。
緑も深くなっています。
森林浴や野鳥のさえずりも楽しむことが出来ます。自然は人の心を癒す力もあります。
ぜひ、高森町にお出かけください。
ルートについてはお電話頂けるとご説明いたします。

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日 時  
2016年5月1日(日)〜5月5日(木)雨天中止

12時〜午後5時まで

場 所  高森町尾下 「花の森 尾下」の看板あり  色見から車で20

月廻り温泉→大戸ノ口→直進して2つ目の曲がり角を左折 

交差点手前の上玉来バス停から高森バイパス道路を右折3

内 容  雑木林の中で咲く日本桜草の自生地を公開 

散策路1〜2キロメートル 

保護整備協力金    300


後 援  高森町

協 賛  高森町尾下地区 野草保護プロジェクト(代表 瀬井)

協 賛  あその風・NPO若葉会・和倶楽部

主 催  一般社団法人 エコシステム協会 


 高森町は阿蘇高原にしか咲かない絶滅危惧野の花の宝庫です。冬は寒く夏は涼風に恵まれる尾下バイパス道路の両側で今、「阿蘇の希少野の花を絶滅・盗掘させないプロジェクト」が進行中です。
2016年は福寿草、日本桜草、ケルリソウ、ケナシ紅花ヤマシャクヤク、ハンカイソウ、サラシナショウマなどを公開する計画を進めています。

一般社団法人 エコシステム協会では、いつでも、誰でも、阿蘇の希少な野の花を楽しむことが出来る山づくりを目指して、201411月に高森町尾下地区の雑木林を共有購入いたしました。

当協会は、1988年より阿蘇郡南小国町のスギ伐採地を共同で購入して阿蘇の自然・野草保護を開始し、1993年には大観峰近くの牧野内をトラストし、サクラソウ、ケナシベニバナヤマシャクヤクなど阿蘇の希少野草を保護してきました。高森では、購入した山のほか、尾下、野尻地区100haを借地して自生する希少野草保護に取り組んでいます。

トラスト地では一般の皆さんに阿蘇の希少野草を見ていただき、地元の監視で盗掘から守り、みんなで阿蘇の野の花を見守って行きたいと思っています。

お問い合わせ先  一般社団法人 エコシステム協会 代表 平野虎丸

                              860-0842 熊本市中央区南千反畑町11-8  📱090-2082-6618 

阿蘇高森町へはグリーンロード・北外輪・山都町経由あります

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
森の遊園地 エコ学習館写真は現在の森の遊園地、エコ学習館と満開となったヤブデマリです。
建物も自然も何事もなかったかのようにしています。
場所は熊本県益城町小池、飯田山の麓です。
活断層がなかったのが幸運でした。
エコ学習館前の池の向こう側の山には亀裂があり、少し気になっていますが。

ところで、南阿蘇立野断層の影響で阿蘇大橋が崩落しましたが、立野から40分ほどで行ける高森町「花の森」は地震の影響は全くありません。
先日見てきましたが、山はそのままです。
サクラ草の花が増えていましたが、昨年よりは少ない印象です。
南阿蘇への入り口だった阿蘇大橋が崩落し、俵山トンネルも通行できず、熊本側からの高森町「花の森」へはどう行けばいいのかとお迷いの方もおられると思いますのでルートを三つご紹介します。
一つは西原村からグリーンロードを経由、久木野から高森町へ。
二つ目は大津町から北外輪のミルクロードを経由して57号線に出て産山から高森町バイパスをまっすぐいくと「花の森」到着。
三つめは山都町経由で高森町バイパスへ。
高森町は田楽や豆腐、あか牛、だご汁などのお店があり、ほとんど営業中です。
町は今、南阿蘇鉄道が阿蘇大橋崩落の影響で運行できなくなり駅は閉まっていますが、観光協会は開いています。
道路も今までどうりです。
今回の地震では菊池水源が大きな影響を受け、菊池スカイラインは通行できなくなっていますが、二重の峠経由で阿蘇市に入ることができます。
阿蘇市から一の宮、波野を経由して高森に行くことも出来ます。
阿蘇市の温泉街も今まで通りです。
道路が寸断されているのは、布田川断層があった西原村と立野断層付近の南阿蘇村だけです。
これまでよりちょっとだけ時間がかかりますが、高森町は今までどおりですから、ぜひ、遊びにきてください。

熊本地震 国土交通省 各自治体防災担当者は危機感がない 

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

森の遊園地前のため池益城町小池にある「森の遊園地」前の池は雨で満水です。
森の遊園地の土地が少しづつ浸食されたり、反対側の土地に立っていた木が池に落ちているのですが、地元では池の水を抜く対策が立てられていないので心配しています。
益城町は震度7の地震に2回見舞われ、その後も900回近い地震が続いています。
下の部落では古い建物がいくつか崩壊しています。
雨がよく降ります。
地盤が緩んでいます。
今後、このため池もいつ決壊するかわかりません。
水がなければ大したことはないでしょうが、満水の水が流れ出れば、下にある部落を呑み込み、多くの車が通る国道443、益城大津線を襲います。
地区の人々ばかりでなく、通りがかりの車も犠牲になります。
通行中の車の人々は上の山にこんなに危険なため池があるとは思いもよらないでしょう。
こんな池が下にあと二つ、合計三つもあります。
三つのため池が崩壊するのです。
私はいつも地元の人たちに言ってはいるのですが、自分のためだけに言っていると思われるのか、ほとんど相手にされません。
きょうも、町の防災担当者が「危険なところは避難してください]、と呼びかけていましたが、ため池の危険性には気が付いていません。
このため池が決壊すると多くの人の命が危ない、ということをここに警告しておきます。

それと、今回阿蘇大橋が崩落した黒川の少し下流域では立野ダム建設が推進されています。
しばらく停止していたのですが、2012年の九州北部豪雨が発生して以来、立野ダム建設が再び動きだし、蒲島県政は積極的です。
立野断層があるので反対運動も根強くあるのですが、今年も予算計上されているでしょう。
立野断層の近くでスギ山が崩落し、高野台団地で土砂崩れが発生して行方不明者を出し、東海大学の学生アパートも倒壊して2名が犠牲になりました。

阿蘇東急分譲地内阿蘇東急分譲地内今回、立野断層と並んで新たに断層が発見されています。
阿蘇カルデラまで続いているそうです。
阿蘇山の神が、立野ダム建設を阻止するために、今回の地震をもたらされたような気もします。
なぜなら、立野ダムが黒川渓谷に建設され、大地震で破壊されたなら、熊本市民10万人ほどが呑み込まれる可能性があるのです。

九州北部豪雨の比ではありません。
しかも熊本県で唯一と言われる北向山原生林のある場所です。
風景も無視、危険も顧みない馬鹿なダム建設を阻止しようと自然は揺れたのかもしれません。
自然はこれ以上の自然破壊を許さない気持ちではないでしょうか。
地球も大地の危機を感じているはずです。
人間に心があるように、人間の親である自然にも意志が当然あるはずです。
これも自然からの人間に対する愛情のあらわれです。
これ以上は許さない、という自然からの警告だと受け止めて欲しいと思います。
国や県行政の皆さん。

国民は自然を破壊することはできません。
自然を大規模に破壊することが出来るのは大きな税金を使うことが出来る行政だけです。
大地震をまのありにすると、自然が自然を破壊しているように見えるかもしれませんが、自然は揺り戻しをして
いるだけです。

人間が自然を扱えば扱うほど、自然は壊れやすくなるのです。
地震の力はコンクリートを簡単に破壊します。
大きな家も動かします。
今後人間は、断層から離れた場所に家を建て、山もあまり扱わないようにすることが自分の身を守る秘訣です。
新しい家でも、緩い斜面では崩壊したところが多いそうです。
断層のある場所は次の地震の際にも危険です。
断層のある場所で震度7が起こるのです。
それを知っておけば、いたずらに大地震を恐れる必要もありません。
地盤がしっかりしている場所では、震度7まで至らず、家も簡単には崩壊しないのです。
特にこれから建てる新しい家は、地震に強いものになるでしょうから安心度が高いと思います。
ということで、断層の近くにダムを建設することは危険なのです。
立野ダムはくれぐれも建設中止にされることを提言させていただきます。

もし、自分が住んでいるところの裏山が崩れるのではないかと心配されている方はご相談ください。
電話は090−2082−6618です。
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