公務員林業の弊害

国立公園、国定公園での森林整備を禁止。沢周辺、急斜面での森林整備(林業)を控えることで、日本の生物多様性が守られ、土砂災害を90%減災できます。国土破壊を続ける国営林業廃止を訴えています。
      「土砂災害から命だけは守れます。ご相談ください。090-2082-6618へ。」

植えない森と林業の違いについて

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

先日、以下のようなコメントを頂きました。
ありがとうございます。

ただ、嬉しいコメントのような気がする反面、まいまいさんは、「植えない森」のことを学びたいのか、「林業」のことを学びたいのか、よくわからない状態です。(コメントは以下です。)
            .。o○o。.★.。o○o。.☆
いつも平野様のブログを拝見させていただいております。
平野様のブログはとても具体的で、かつ筋が通っており、普段自然にあまり触れないものでも分かりやすく森林のことを知ることができると感じました。
私は今、都内の大学に通っているのですが、森林と人々の生活とのつながりに興味があります。
しかし、現在通っている大学では上記のことは学べず、また森林科学に関する夜間の専門学校等も都内にそう多くはありません。
私の身内には、林業・農学系の職業に就いている者はいないのですが、大学に通いながら森林について本格的に学ぶには、どのような手段がありますでしょうか。
国民の生活を支える林業において、専門的に活動なさっている平野様のご指導をいただきたく、コメントさせていただきました。是非とも助言いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
                      .。o○o。.★.。o○o。.☆
私は、公務員林業やり過ぎの日本において、林業に合わない場所での林業を減らし、人間を始め、野生動植物の生活を支える「植えない森」を増やすことを提唱しています。今の法律のままでは、日本の森が絶滅してしまうからです。
日本の森がなくなれば、水もなくなり、野生動植物も絶滅します。
草原は森よりも生物は少なくなりますが、林業(森林整備)地よりも生き物は多くなります。

日本の行政は、
林業(木材生産)のことを「森林」と言い、
植えない森のことを天然林と言います。

マスコミも同じです。
行政やマスコミが森林というときは、林業のことを指しています。
スギやヒノキを植林することを「森林整備」と呼びます。
スギやヒノキの木材生産地を維持することを「森林保全」と言いますから、国民が混乱することは当然です。
法律用語であり、一般のイメージとはかけ離れています。
森林環境税というのは、「植えない森」を守ることではなく、スギやヒノキの木材生産地を守るために使うことを目的としています。
良い木材を育成するためには手入れが必要なので人件費や林道整備費が必要になります。
まいまいさんは、よい木材を生産することについて学びたいのでしょうか。
植えない森について学びたいのでしょうか。
行政が林業のことを「森林」と呼んでいるために、国民はみんな騙されてしまっています。
行政が「森林伐採」というときは、スギの木など植林した木を伐採する時に使います。

もし、まいまいさんが「植えない森」と「林業」について詳しく学びたいと思われるのであれば、春休みなどに、ぜひ、熊本県の阿蘇まで遊びついでにお出かけください。
「植えない森」と林業の違いについて詳しく説明できる人は、日本では私一人しかいないと思います。


花のようなシラネセンキュウの実

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
実ーシラネセンキュウ最近は、阿蘇の野草の花たちも終わりに近づき、あちこちの草刈を行っています。
先日から誰もが草刈をしたがる「日本一 花の森」の看板が立っている場所の草刈をしていたところ、花のように見えるシラネセンキュウを見つけました。
花は白くて小さいものが集まっているのであまり目立ちませんが、実になると、何だろう?と思うほど変わった形になります。
ヨシが多い埋め立て地ですが、けっこう阿蘇草原の花が見られます。
立冬も過ぎたので草刈りを始めると、まだまだリンドウやヤマラッキョウの花が咲いているので、草刈りを途中でやめて多くの方が見やすい場所にリンドウを移動させたりしています。
そこでまた気付くのですが、花が咲いているリンドウの根から来年の芽が出ているのです。
花が終わる前から来年の準備をしている山野草たちです。
暖かい日にはスミレの花が咲いたり、春一番に咲く野草は新らしい葉を広げています。
実ーハダカホオズキ写真はハダカホオズキの実ですが、葉っぱは霜で枯れてしまいました。
山全体は紅葉も終わりかけ、落ち葉に包まれて冬枯れのように見えますが、地下では来年のために、みんな元気で生きています。
凍てつく冬は、春や夏草の準備期間です。
1年に1度しか咲かないフクジュソウ、サクラソウ、ベニバナヤマシャクヤクの花などを皆さんに楽しんでいただくために、私は毎日、来年の準備をしていところです。

草原が林業地(森林整備地)に変わる阿蘇

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
高森草原1高森草原211月8日(木)、11月25日に開催予定の紅葉ロードづくり植樹祭の案内チラシを地元関係者の皆さんにお配りするために、高森町各所を車で走っていました。
その時、これまで草原だったところに小さなスギが植林されているのを知ってショックを受けました。
高森草原3阿蘇では、「草原を守ろう」、「阿蘇の野草を守ろう」とキャンペーンしていますが、現実にやっていることは真逆です。
スギ林業地の中にわずかに残っている草原がスギ植林地に変わっているのです。
写真はすべて、阿蘇固有の野草が生息している高森町の山々です。これでは、野草の生息する場所もないし、イノシシやシカの生息地もありません。
山じゅうが公務員林業に利用されているのです。
公務員林業がなければ誰もスギを植える人などありません。
スギの苗代、植林代、下刈り代、すべてが国や県の補助金だからできることです。
50年間経ってもお金になるかならないかも分らないスギ木材生産に誰が投資するでしょうか。
山主は何もしなくても国や県の補助金で森林組合が仕事をしてくれるからこそ、成り立っているスギ木材生産です。
スギ木材の需要がなくても、
1、スギが山じゅうに植え続けられ自然がなくなっていく
2、野生動物が無実の罪で殺される
3、毎年のように土砂災害で国民の生命と財産が奪われ、川や海が死んでいく

スギ植林は、公務員が仕事として自分たちのために行っているもので、森林を守るためでもなく、水源を守るためでもありません。
植えない森の紅葉公務員林業がなくならない限り、日本の自然は減っていくばかりでそのうち絶滅するでしょう。
左写真は高森町で見つけた紅葉です。
この日は良い天気でスギが植えてない場所ではきれいな紅葉が見られました。
高森町は寒いので紅葉がきれいなところです。
スギが植えてなければ紅葉狩りの観光客であふれているだろうに、といつも残念に思っています。

南方熊楠研究者 大原智先生が「日本一 花の森」へ

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
平野虎丸と大原智氏11月1日(木)午前、私の母親と同じ和歌山出身で、大阪大学接合科学研究所で特任教授を務めておられる大原智氏が阿蘇熊本空港に到着されました。
土砂災害のことで尋ねたいことがあると、はるばる来熊されたのですが、空港から1時間ほどで行ける阿蘇高森町の「日本一花の森」までご案内しました。
和歌山が生んだ天才、南方熊楠の研究もされており、フランスの方と共著でフランス語の熊楠紹介の本を出版されています。
本は送って頂きましたが、表紙からフランス語でした。
私の「日本政府の森林偽装」を持ち、たくさんの質問事項を書いたものを渡され次々と熱心に質問を続けられました。
時間の都合で十分にお応えできませんでしたが、また、出て来られるということでした。
若い研究者の方が、熱心に日本の森を守ることに関心を寄せられていることを頼もしく思いました。
こういう方々が増えていけば、日本の森の未来も決して暗くはないと、今後の展開を楽しみにしています。

前 日本地学教育学会 会長 牧野泰彦先生が「日本一花の森」訪問

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
記念平野3記念平野2前 日本地学教育学会 会長の牧野泰彦先生が2013年、2016年に引き続き、私のところに3度目の訪問をされました。
今回は、「日本一花の森」へご案内しましたが、花の森の大陸系遺存植物に大いに関心を寄せられていました。

阿蘇大橋の土砂崩れ現場で2016年の熊本地震後に先生と調査に行った阿蘇大橋の崩落現場を再び見に行きました。
土砂崩落で通行できなくなっていた57号線が開通していたのには驚きました。大津の山では大規模なトンネル工事が進んでいますが、57号線が通行できるならばトンネルは要らないのでは?と思いました。


リンドウ・ヤマラッキョウが咲き始めました。花の森 秋の野草

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
リンドウヤマラッキョウ秋晴が続いている「花の森」ですが、雨が降ると寒くなります。
地元ではストーブが入りました。

花の森全体は白や紫の野菊の花が咲き乱れていますが、場所によってはリンドウやヤマラッキョウが咲き始めています。
野草の花が終わりかけてきたので草刈を始めていますが、リンドウやラッキョウは伐らないように気を使っています。
しかし機械で刈るので、たまに失敗しています。
とくにリンドウは太陽がない時にはつぼんでいるので、失敗が多くなります。
夕方になると、草刈りもできなくなります。
リンドウの花はまだ楽しめます。

肥後の水とみどりの愛護賞 熊本日日新聞掲載

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
18年度肥後の水とみどりの愛護賞が決まった、ということで、10月13日から、それぞれの活動内容が熊本日日新聞紙上で紹介されています。
地元の肥後銀行が主催です。
いつものことですが、今回も植樹と下草刈りなどの林業活動を環境保全や地下水保全活動として表彰されています。
今回のものには、九州森林管理局と80年契約を結んでいる、というものもありますが、まさに林業です。
国有林内に広葉樹を植樹している中学生たちは、森を育んでいると信じているのかもしれませんが、実際は80年後に伐採して得た利益を分け合うのが目的です。
桜などの材木を育てているのです。
しかも、80年後には関係者のほとんどが生きていません。
売れるのか、売れないのかもわかりません。
もし、売れなかったとしても、誰も損害を受けるものはいないと思われるかもしれませんが、国民は大損害です。
税金を使われているのですから。

もし80年後に売れなかったとしても植樹した関係者のほとんどがこの世にいないか、忘れているのでいいじゃないか、と思う向きもあるかもしれませんが、それならば、今行っている植樹や下草刈りは単なる「お遊び」です。
そういうわけで、売らない(あるいは売れない木)を税金を使って育てている公務員林業はもともとお遊びです。
廃止すべきものです。

植えて下草刈りをして樹を育てるのは材木をつくるためです。
環境破壊をしているだけで、地下水保全の役にも立っていません。
熊本県の地下水を育んできたのは自然が生んだ「植えない森」です。
人が車で奥山に入って作業をしたり、除草剤を撒いたりするよりは、何もしないほうが世の為、人の為です。
売らない木を税金を使って育てたり、子供たちに森づくりとウソを教育したり、国民をバカにしています。
売らない木を育てるために、野生動物を殺したり、希少植物を絶滅危惧種にしたり、挙句の果ては土砂災害を引き起こして人間の命を奪ったりと、公務員林業には怒り心頭です。

自然が営んでいるのが森であって、人間が植えて育てるのは木材生産の為です。
材木にする目的がなければ「植えない森」で十分です。
そう思われませんか?
真剣に木を植えている中学生たちは、80年後に伐採してお金にすることが目的だということを知っているのでしょうか?

林業は樹をお金にすることを目的としています。
それが悪いわけではありません。
ただ、環境保全などという言葉とは裏腹な営みです。
林業は水も緑も愛護しない仕事ですから、「水とみどりの愛護賞」にはふさわしくないものです。
子供たちにこういうウソを教えるのはやめましょう。
学校の先生たちは森林管理局に学びにいくのではなく、「植えない森と林業の違い」を学びに、「花の森」におでかけください。
お待ちしています。
平野の連絡先は090-2082-6618です。

農家ハンターの挑戦 熊本日日新聞 イノシシは人間の敵?

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

熊本日日新聞において、2018年10月11日から連載が始まった、「人と野生の境界 "防衛”」
大きな字で1面トップを飾った記事を見て私はびっくりしました。

高齢化や過疎化で人里の力が失われ、野生鳥獣、とりわけイノシシの被害が中山間地の農家を苦しめている、というのですが、そもそも、この始まりの認識そのものから間違っています。

山じゅうスギばかりにしてしまったことが、イノシシが人里に現れた原因です。
人間が奥山に入り過ぎてしまったのです。

国有林も民有林もスギばかりの熊本県です。
シカもイノシシも棲む山はありません。
だからこそ、私たちは、熊本・宮崎県内に山を600haほど購入して植えない森に戻す活動をしています。
私たちは、熊本県からスギを植林しなさい、と言われても簡単には植林しませんが、多くの山主さんたちは公務員のいいなりになっているのが現状です。
地元の森林組合などが関わっているからです。
中間山地の真の敵は公務員林業です。
公務員林業がなくなれば、イノシシやシカは国有林やその隣接地に戻ることが出来ますが、今は戻る場所もありません。
「日本一花の森」の周りはスギばかりです。
伐期が来ているにもかかわらず、入札価格が安いということで公務員たちは木材を売却せず、山に放置しています。年輪を重ねたスギが山に多いのは、県や林業公社などの契約林だからです。
純粋な民有林であれば、少し位安くても、お金が入るなら売却するでしょう。
自分たちの責任をイノシシやシカなどに擦り付けて皆殺しにすれば、人間には滅亡が待っているだけです。
公務員林業より環境を破壊する野生動物はいません。
イノシシ食害対策の基本は、公務員林業の廃止です。
売らないスギをつくり続けてイノシシやシカを害獣扱いし殺してしまうなど、人間として恥ずかしいことであることに国民の皆さんには早く気づいてほしいと思います。
「花の森」のある場所あたりでは、昔はシカは見なかったそうです。
自然界において、人間より野生動物が悪いということは有り得ません。
以前から書いていますが、ただの弱い者いじめです。イノシシやシカは裁判で弁明の機会も与えられないまま殺されています。
恐ろしい社会です。
国民の皆さんは、新聞やテレビなどが言うことを鵜呑みにすることなく、
自分の目で自然の状況をきちんと確かめ、洗脳されないようにしましょう。
ロープ張りロープ張り2さて、10月14日、晴天に恵まれてボランティアの皆さんと一緒に道路沿いのロープ張りを行いました。
スギが立っていたときは誰も入る人はなかったのですが、スギ伐採後はチョウ密猟者や野草採りの人々が簡単にはいれるようになっていました。
ガゼボで記念写真紅葉ーイナカギク「花の森」では今、リンドウやヤマラッキョウ、ナギナタコウジュが咲き始めていますが、山じゅうに咲き乱れているイナカギクの葉っぱは紅葉を始めています。

マイヅルテンナンショウの黄葉と赤い実 花の森 阿蘇

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
実―マイヅルテンナンショウ実―マイヅルテンナンショウ先日、マイヅルテンナンショウの赤い実と黄葉に運よく出合うことができました。
マイヅルテンナンショウはたくさん咲きますが、これまでなかなか赤い実をみることが出来ませんでした。
天南星の仲間は雄になったりメスになったりするそうで、メスになるものが少ないのでしょうが。
今年は大きなマイヅルテンナンショウ1本に注目して観察を続けてきました。
もう少し遅かったら、落葉していた可能性もあります。
高森町尾下地区にある「日本一花の森」では、日に日に草木の黄葉・紅葉が進んでいます。

尾下菅原神社の例大祭

平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

台風25号が近づいていますが、熊本はまだそれほど雨も風も強くなっていません。
獅子舞2獅子舞10月3日、高森町尾下にある尾下菅原神社の例大祭にご案内を受けました。
ここの獅子舞は無形民俗文化財に指定されているそうです。



例大祭例大祭子供たちは早引けをして獅子舞に参加していました。
獅子舞・お神輿の行列は、近くの体育館までです。



尾下菅原神社この日はたくさんの人出で賑わっていましたが、普段はひっそりとしている神社です。
尾下に子供たちが途絶えることなく、いつまでも、獅子舞が続いていくことを願うばかりです。
きょうは、地元のお祭りをご紹介しました。

「日本政府の森林偽装」  発売中
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