平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
昨日の続きです。

挿し木は×、実生は○ですか。について。

誰もこのことを言いませんが、私が皆さんに伝えたい最も重要な部分でもあります。そのため、何度でも書いておきたいと思います。お読みになっていない方もあると思いますので、
7月23日に投稿したものを再び載せます。

以下、7月23日の記事。
昨日の記事についてよいご質問を頂きましたので、きょうは直根について。
写真がありませんので、図で説明させていただきます。

挿し木と実生の根

写真は、クリックすると大きくなります。

  挿し木の根の特徴
左図のように根は横に伸びる習性を持っていて、直根に変わるものは出ない。枝から根を出すので、実生とは全く根の性質が違います。

  実生直根の特徴
種は、根を地下深く侵入させ、地上部は天に向かって伸びる性質を持って、自分の身を守っています。
地下深く侵入している根がなければ、数千年の風雪に耐えることができないと思います。

図のように、石などの障害物がある場合は横に這い、下へ侵入する場所を見つければ、また、下へと向かいます。地上部が倒れても、再び天に向かって伸びていくことと同じです。

直根が雨水を地下水に送る役割を果たしていますし、根に貯めた水で、干ばつの時にも生き延びることができます。これは自然の叡智です。
私は子供のころから林業に携わってきましたし、林道工事などで、こういう直根の姿を数多く見てきました。

人間が自分たちの欲得でつくった挿し木の樹木は、自然がつくった樹木と全く違うものなのです。雑草や実生樹木は、山崩れや土砂崩れを防ぐために生えています。
これをいたずらに伐採して、偽物の樹木を山全体に植えてしまったために、多くの土砂崩れを招いているのです。  以上までが、7月23日の記事分です。

挿し木樹木は、平地では台風で倒れるくらいですが、急斜面に植えられ、樹齢を重ねたものほど弊害が大きくなってきます。

あなたの応援が森林破壊を止めます。
人気blogランキングへ毎日1回のクリックで10点入ります。
日本の美しい自然森林を取り戻すために、応援よろしくお願いします。