平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

夜中から雨が降り始めて、熊本もいい雨が降ったようですが、朝から雨はあがりました。

森の遊園地入り口

写真は森の遊園地の入り口の紅葉です。

雨が足りなかったために、紅葉も、終わりかけています。

地球温暖化防止対策 「COP13」バリ会議始まる

【シンガポール支局】地球温暖化防止対策を話し合う国連の第13回気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)が3日、インドネシア・バリ島で始まった。「京都議定書」で定められていない次期枠組みの交渉を本格的にスタートさせ、09年までの合意を目指す。

 約190カ国の政府関係者や、環境団体など約1万人が参加。国連の潘基文・国連事務総長も駆けつける。(以下略。産経ニュース)

 
気候変動バリ会議開幕、温暖化対策の歴史(AFP)

ところで、先日、「温暖化は深刻」と題して、熊本県立大学環境共生学部の篠原教授が、熊本日日新聞の「エコモーションキャンペーン」に記事を出しておられましたが、読んでみると、いかにも御用学者という感じがしました。

教授は林業の実務経験がないのではないでしょうか。以下は記事全文です。

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温暖化は深刻

総合コーディネーター 篠原亮太さん(熊本県立大学環境共生学部教授)

2007年のノーベル平和賞がアル・ゴア前米大統領と「IPPC」(国連機構変動に関する政府間パネル))に授与されることとなり、地球温暖化問題がクローズアップされていますが、それだけ深刻であるともいえるわけです。

緑仙峡で起きていることは、地球温暖化に伴う異常気象が過疎地を苦しめている典型例ですね。

以前はインパクトとの強い台風や大雨に見舞われても、”地力”によってある程度地域は耐えてきました。地力とは、樹木や微生物などの生命力を含む山や大地に備わった受容力のことです。

ところが放置林などの増加で山の地力が落ちてきた。その結果、風倒木は朽ち果てるままに捨て置かれ、、シカの害は深刻化するばかりです。

これは人間の活動が生態系全体の力を低下させている証拠にほかなりません。いったん人の手が入った山林を以前の原生林に戻すことは不可能。

自然に任せればよいというわけにはいかないのです。だから、最後まで人間が管理しなければなりません。

地力の低下した山がこれまでに類を見ないような台風や大雨に見舞われれば、地すべりや鉄砲水が起こるのは自然のことわりです。

しかし、それでは私たち人間は困る。
そこで、間伐などの手入れが必要になるのです。
山肌に日光が行き届けは、微生物の活動が活発になる。すると養分をふんだんに含んだ腐葉土が堆積(たいせき)し、下草が伸びる。このようなサイクルを促すわけですね。

山と川は不可分につながっていますから、豊かな川の背後には豊かな山が控えています。川面を眺めるだけでなく、ぜひその後ろの山々にまで、目を光らせておきたいものですね。

とは言っても、緑仙峡のような過疎地が被害を被った場合、自力で回復するには現実問題として無理があります。だから、金提供を含めた公的援助が必要でしょう。

これからの日本、都会だけでを優先的に守っているようでは滅んでしまいます。
国土を維持、存続させていくには、人が住んでいない山林の整備をしっかりと行う。
このことが行政に求められていると考えます。

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この記事を読んで、皆さんはどう思われますか。

いくつか問題のすり替えや間違った記述が見られますね。

私のブログを読んでおられる方々はきっと、この記事の間違いに気がつかれる思いますが、大学教授の文章となると、一般の人々は、これが本当のことだと思ってしまうのではないか、と危惧しているところです。

(1)最近土砂災害が多いのは、温暖化による異常気象のせい。

(2)山林の地力が落ちたのは、手入れがされなかったことが原因。

(3)いったん人の手が入った山林を以前の原生林に戻すことは不可能。

(4)人が植えた木は最後まで人が管理しなければならない。

(5)過疎地において、山林の手入れを行うためには、公的な資金援助が必要。

(6)国土を維持、存続させていくには人が住んでいない山林の整備を行う必要がある。

以上、この記事の問題点を挙げてみましたが、いつも書いているように、国民全体の利益を考えた上での今後の山林施策について、明日から書いていきます。

 お知らせ 

現在、本づくりのために編集作業に取り掛かっており、忙しくなってきたので、しばらく気ブログランキング参加をお休みすることにしました。

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日本の国土を救うために、1日も早く本を出したいと考えています。ブログは、これからも書いていきますので、リンクをして、今後も応援をよろしくおねがいします。