平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

豪雨災害の原因について、先日からの続きです。(アカマツの部分を一部訂正しました。)

雑木山の崩壊箇所

「ライフケア高砂」の裏山の土石流跡を登って1kmを超えた数百m付近で自然林のアカマツが松食い虫にやられて枯れ、根っ子が腐食しているところから豪雨が浸入していました。

そこが一番高い場所の崩落箇所でしたが、他に数箇所、スギ木材生産場からの崩壊もありました。

土石流のようす確かに崩落の発端は、専門家や関係者の方々が新聞やテレビ等で指摘されているように、豪雨によるものです。

しかし、そこが自然のままで、人間が植林していなかったとしたら、土石流はもっと小規模となり、被害は少なかったと考えられます。
根の浅い挿し木のスギ上から崩壊して土砂が落ちてきた場所に、沢があり、水を止めてダムのようになったために、周囲を巻き込んで、雪だるまのように下にいくほど土石流は大きくなって被害を大きくしてしまったのです。

沢沿いの木材生産場とスギ土石流が次第に大きくなっていったのは沢にまで挿し木のスギ、ヒノキを植林してあったからです。

今回、土石流災害現場を見て回った際に、一番目についたのが、雑木が砂防の代わりとなって踏ん張り、土石流をくいとめている光景でした。

土石流を堰き止める雑木雑木の踏ん張りによって民家が助かった場所などもあり、「雑木は凄い」とあらためて感動した次第です。

植えない森の大切さを、現場を見る度に思います。

自然にはいろんな力があり、人間の工夫や知恵でも及ばないことが沢山あります。

福岡篠栗町の災害現場この豪雨災害を機に、木材生産を行ってよい場所と木材生産を行ってはならない場所があることを知ってほしいと思います。

木材生産場所の選定にあたっては、急斜面や沢から20メートルは、絶対に避ける必要があります。

今回もそうですが、豪雨災害の原因として、「花崗岩だったから・・・」と、よく専門家の人々が指摘されていますが、崩壊しやすい花崗岩であればなおさらのこと、自然林伐採や根の浅い挿し木による木材生産を行うことはやめなければいけなかったはずです。

下に貼り付けている「ウィキペディア」によれば、

「強い降雨により多量の砂が流れ出すため、花崗岩地帯の多くが砂防地域として指定されている」と、いうことですが、危険と知りながら、自然を改変していたことになります。

何もしなくても危険箇所であるのなら、自然を扱わないことが常識です。

分かっていて改変したのであれば、土石流を呼び込んだことになります。国による土石流災害の自作自演です。

これまでの「土砂災害を招く材生産」から「土砂災害を起こさない木材生産」に切り替えるために、国や県の機関が木材生産から撤退することを提言します。

戦後64年の歳月をかけても、一つも進歩しない公務員たちが木材生産にかかわることは、血税の無駄遣いであるばかりでなく、取り返しのつかない自然破壊を繰り返すだけです。

何のメリットも無く、国民の犠牲と野生動植物の絶滅、川や海の破壊など、デメリットは計り知れないものがあります。

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花崗岩について(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

花崗岩は結晶粒子が大きくかつ鉱物結晶の熱膨張率が異なるため、温度差の大きい所では粒子間の結合が弱まり、表面がぼろぼろになりやすい(風化しやすい)。

風化が進むと構成鉱物の粗い粒子を残したままばらばらの状態になり、非常にもろく崩れやすくなる。このようにして生じた白く粗い砂を真砂土、あるいは単に真砂という。花崗岩地帯には真砂が広く分布し、強い降雨により多量の砂が流れ出すため、花崗岩地帯の多くが砂防地域として指定されている。また、真砂は学校の校庭の敷き砂などとして利用される。

花崗岩中の主成分である石英は非常に風化しにくく、花崗岩がそのまま風化すると、粘土質と細かい硬粒子が混ざった真砂土と呼ばれる白から黄土色の粗い砂になる。この土が河川によって海まで運ばれると、風化に強い石英主体の砂となり白い砂浜となる。瀬戸内海の白砂青松や山陰地方の砂丘は、中国山地の大量の花崗岩が元になっている。(以下略)

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