平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

てけてけさんから、市川海老蔵さんの「海老蔵の森」についてコメントをいただきました。
ありがとうございます。

調べてみましたところ、志賀高原にある、木が伐採されたままの旧スキー場0・3ヘクタールにブナやミズナラなど21種1万本の木を一般参加者とともに植える、という話でした。

0,3ヘクタールというのは、3反の広さです。
林業の場合、広葉樹は10反に4000本程度の植林ですから、林業よりも植樹本数が多くなっています。

これは林業ではなく、宮脇方式の「ふるさとの森づくり」です。
下刈りをしないでもいいように、雑草や雑木が生えないように、密植するやり方です。
木が成長するにつれて、環境に合わない木が負けて枯れていきます。

これも一つの考え方かもしれませんが、
「日本の美しい森を後世に伝えたい」、「日本の美しい四季が失われては困る」と海老蔵さんが本気で思われているのなら、平野式「植えない森」をお奨めします。

日本は雨が多いところです。大雪も降ります。
木は植えなくても自分で生えて勝手に成長します。

種から芽生えた小さな双葉を生かすのが平野式「植えない森」。
小さな芽を殺すのが「植樹の森」づくりです。

日本の美しい四季は、人間が生まれる前から出来上がっていました。
その美しい四季ある「植えない森」を殺し続けてきたのが人間の活動です。

「植えない森」でも、多種多様な樹種が競争しながら成長し、その環境に合わない木は、最終的に枯れていきます。
最初に勢いよく成長した木は、あとからゆっくり成長してきた木に負ける運命ですが、これが自然です。
人の手の入らない自然の営みを生かした森づくりが、「一番強くて美しい日本の森」として後世に残っていくことになります。

「海老蔵の森」は、ぜひ、植えないで、「植えない日本の森」の成長をみなさんで温かく見守ってほしいと希望します。

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海老蔵さん 森を作る


プロジェクトの発表をする市川海老蔵さん(中央)、阿部知事(左から2人目)ら(20日、都内で)


 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、日本の美しい森を後世に伝えたいと、山ノ内町の志賀高原で森作りを始める。20日、都内で行われた記者会見で明らかにした。「市川海老蔵『いのちを守る森』づくりABMORI(エビモリ)」と題したプロジェクトで、1年目の今年は6月1日、木が伐採されたままの旧スキー場0・3ヘクタールにブナやミズナラなど21種1万本の木を一般参加者とともに植える。


 昨夏、猛暑に環境異変を感じた市川さんが自身のブログで「何か自分でもできることがないかな?」とつぶやいたところ、「海老蔵の森を作ってみたら?」と勧める書き込みがあった。妻の麻央さんや旧知の元観光庁長官の溝畑宏さんに相談したところ、植樹活動を思いついたという。


 溝畑さんが現在、県観光戦略アドバイザーを務めていることから、ユネスコのエコパークにも認定されている志賀高原で森作りをする運びとなった。スキー客の不振で2009年に営業停止となった前山スキー場跡に段階的に植樹していく。活動費用には寄付金を募る。


 市川さんは「異常気象で日本の美しい四季が失われては困る。緑あふれるすがすがしい地球を未来に伝えていきたい」と意欲を語った。同席した阿部知事も「県も一緒に取り組み、日常で忘れていることを思い出させてくれるようなイベントにしたい」と語った。


2014221  読売新聞)