平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。
きょうは8月11日、第1回目の「山の日」だそうです。
多くの方々が山に登られたようですが、今一度、「山とは何か」について考える日にしてほしいとも思います。
木花咲耶姫のご神示にもあるように、山には多くの植物、動物が生き、山を強く保っているのが本当の姿です。

スギ以外の植物も動物も認めない、山崩ればかりしているスギ造林地は「山」とは呼べません。
スギ造林地を登山する人はいないでしょう。
スギ造林地はスギの木材を生産する場所で、スギ以外の草木はないがしろにされ、イノシシやシカ、サルたちは容赦なく殺されます。
山は人の命を守る存在なり」という言葉もあります。
土砂崩れして多くの人々の命を奪うスギ造林地は、「山」の範疇に入りません。

お盆に阿蘇に行かれる皆さんは、草原でもない、スギ造林地でもない自然の山がどれほど残っているかをよく観察してみてください。
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山の危機

 

神の創りたもうた山は、『やま』の言霊が先にあり。『やま』に相応しき姿形、役割を担わん。

 山は人間の想像つかぬほどの緻密さにて生態系を守らん。

 

 なれど、人は神の創りたまいし山や森を乱し、山の姿も変え、その役割奪わんとす。

 

 山には多くの植物、動物が生き、山を強く保つが真の姿なり。なれど、さなる強さ持つ山は姿を消すばかりなり。

 

 今の世の山は、姿変えられ、山を維持する力も弱きなり。なれば、強き雨、風、地震にていとも容易く崩壊する恐れありなん。

 

 山は人の命を守る存在なり。その山への感謝を忘れ、山を傷つけ続けるなれば、そのツケはいずれ人に降りかからん。

 

 心ある人よ。山を守れよ。

 

 今の世にも、本来の姿保つ山はありなん。その山を見て、山を元に戻す努力をするべし。

 さなる努め果たさんとする者もあるなれど、今のままでは間に合わぬ。多くの者の気づきにて、山を守るべけれ。(木花開耶姫のご神示より)