平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

2014年7月14日のブログを再掲します。

昨今の土砂災害の90%は人災です。

台風の度に大きな土砂災害が起きていますが、それは挿し木を急斜面や風当たりの強い場所に植林したからです。
これは林野庁を始めとする地方自治体など林業関係者の指導によるものです。


chokkonsasikine 図左は実生の直根。
 

 実から育った直根は、地中深くもぐる性質があるので丈夫である。
 少々の雨風では倒れない。

 また水を地中に深く浸透させる。

          図右は挿し木の根。 挿し木には直根がない。



sasiki2 木材生産のために植林されているのはほとんどがスギやヒノキの挿し木。  
  
 挿し木の根は横に張るだけで深く入らない。

  浅い根が横に張るので、密植されていると、雨水が土の中に浸透できずに根の上を滑り落ちる。
  根の深さも1〜2メートルほどで並んでいる。
  
 実生の根の深さは並ばず、木の種類、大きさによって違う。
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挿し木はひげ根しかないので、100年経っても、地上には2030耽びた大木であっても、根の深さは2メートルほどしかないので頭でっかちとなり、台風や大雨などによって簡単に倒れる。

マスコミに登場する地滑りや土石流災害の専門家と言われる人々は、「林業についての知識が全くない」、と言っても過言ではない。
劣化しやすい花崗岩が大雨で崩れやすいのであれば、その「急斜面の自然林を伐採して植林したり、道をつくったりしてはいけない」と専門家として指導するべきではないでしょうか。

専門家と言われる学者先生たちの話に、自然や挿し木植林、根っこの話がないことに疑問を感じています。

何のために山には直根のある木が生えているのか

挿し木の根は、本来上に向かう性質の枝であるので地中深くは入れない。
枝が根の代用をしているだけなので、木が大きくなればなるほど倒木しやすくなります。

私が管理している「森の遊園地」では、平地に植えてあった100年生のヒノキが台風で何本も倒れました。
平地では土砂災害になりませんが、急斜面では、土砂災害の引き金になります。