日本政府から自然を取り戻す 日本一野鳥を助けた男のブログ

密猟者・家庭・小鳥店・野鳥鳴き合わせ会等、30万人から600万羽放鳥させた男 平野虎丸のブログ
現在、山野草販売禁止を目指して活動中
国立公園、国定公園での森林整備を禁止。沢周辺、急斜面での森林整備(林業)を控えることで、日本の生物多様性が守られ、土砂災害を90%減災できます。
国土破壊を続ける国営林業廃止を訴えています。
      「土砂災害から命だけは守れます。ご相談ください。090-2082-6618へ。」

植えない森

セリバオウレン フキノトウ開花 3月半ば 日本一花の森

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きょうは雪の残る寒い日でした。日本一花の森は道路沿いのスギを伐採しているので雪は殆ど見当たりませんが、スギが立っている場所は道路沿いに雪が見られました。
セリバオウレン3セリバオウレン1フクジュソウ2セリバオウレンが開花していますが、近くにある2本とも大きな木の根元にあります。




フキノトウフキノトウ3フキノトウはたくさん出ていますが、シカが食べているものも多くみられます。フキノトウを食べるのが最近のシカの日課のようです。シカが食べても有り余るようにフキノトウはたくさん出ています。お好きな方は採取にお出かけください。



ネコハウス3月半ば3月虎丸ノキシノブまだまだ冬景色の日本一花の森ですが歩いてみるといろいろな山野草の葉が出ています。

TSMC誘致で破壊される熊本 深田萌絵さんの講演会 熊本

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2月22日(土)、熊本の熊本城ホールで深田萌絵さんの講演会が開催されました。私はいけませんでしたが、知り合いが参加して「熊本 水俣病の悲劇を繰り返すのか TSMC誘致で破壊される熊本」の冊子をもらってきていました。この冊子の内容を拡げてほしいという趣旨です。
冊子についての問い合わせ先は
熊本環境保護団体  Green  Sustinability Kumamoto
担当 森野ありさ 様

住所 熊本市中央区花畑町1盤14号  A&M HANABATA 

講演会では、熊本の方による水の話があったものの挿し木スギ山の弊害については話がなかったそうで残念だったということですが、水問題については奥山の保水力が一番大切です。九州の奥山は挿し木スギばかりですから大雨が降ればそのまま川に流れます。奥山の沢はほとんどふだんは干上がっていて雨が降った時だけ流れています。ぜひ、奥山にでかけてみてください。菊池水源ばかりを見て安心しないでください。

水が豊富であれば毒も薄まります。水俣も湾だったことが毒を凝縮させていたのです。豊富な水が必須です。挿し木杉には根がないので雨水を保水する力がありません。奥山には「実生の植えない森」が大切な理由です。






スズメが絶滅危惧種に? サラシナショウマ レイジンソウ ハナカズラ

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サラシナショウマレイジンソウ2最近は雨の日が多い「日本一花の森です。9月29は最高気温23℃になっていましたが、きょうは15℃まで下がりました。阿蘇はそろそろ冬支度です。
ところで昨日のネットニュースで、スズメやチョウなど身近な生き物が絶滅危惧種になりそうだという環境省の調査結果が発表されていましたが、これは人間が地球を独り占めした結果です。

ヒオウギの実ワレモコウエゴマ戦後は河川敷や原っぱなどが至る所にありましたが、日本列島改造で税金も上がり、市内などでは土地を遊ばせておくことができなくなりました。最近は建物がないと税金が高くなるというのでますます空き地がなくなります。山は森づくりと農地、ソーラーパネルで原っぱはなくなります。耕作放棄された農地だけが原っぱの役目をはたしているようです。
ウスゲタマブキナガミノツルキケマン自然を増やすために人が利用しない場所を作る必要があります。私たちの自然保護は何も利用しない場所を作るために山を購入してきました。スズメは巣作りする場所が必要です。チョウ類は食草や食樹が必要です。みかんやクチナシの木があるとアゲハ蝶がすぐにやってきて卵を産みます。草が茂っている場所では夏から秋にかけて様々な虫が鳴きます。雑木があればセミもたくさん生まれます。地球をみんな人間が利用してしまうと野生の生き物は絶滅していくしかないでしょう。

秋本番 オオバヨメナ シラヤマギク ツルニガクサ ハダカホオズキ

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ボタンヅル 種ツルニガクサハダカホオズキ台風一過、朝晩は涼しくなりました。昼間は、まだ暑いですが秋の野菊がいろいろと咲き始めています。

オオバヨメナ実ベニバナ2実ベニバナヤマシャクヤクオオバヨメナが咲いていますが同時期に咲いたシラヤマギクはシカに食べられて小さくなっています。

ヤブツルアズキオオユウガギクハガクレツリフネ左はヤブツルアズキ。アズキの原種です。小豆とそっくりの種ができます。

ムラサキノガリヤス (キリシマノガリヤス)絶滅危惧1A

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ムラサキノガリヤスベンケイソウ開花2キキョウと幼虫左写真はキリシマノガリヤスですが、昨年山下智道先生が日本一花の森においでになられた際に教えていただいたものです。増えすぎて困っていたノガリヤスでしたが、絶滅危惧1Aに指定されているというので見直しました。しかし、阿蘇では絶滅しないと思います。霧島や阿蘇などの火山にしかないということで絶滅危惧種になっているのでしょう。ほっておくとススキのようにこればかりになってしまいほかの絶滅危惧野草が生活できなくなるので草刈りもしています。
ヤマイヤマノイモのオス花フシグロセンノウ3左はヤマイ。ヤマノイモのオス花。他にホソバシュロソウやツクシフウロ、オオユウガギクも咲き始めています。

海を渡る盆トンボ ウスバキトンボが舞う日本一花の森

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ウスバキトンボとコオニユリコオニユリオトギリソウ2連日30℃前後の高い気温の日本一花の森ですが、きょうは珍しく雨が降りました。あまり多くはなかったので涼しくはなりませんでした。ところで最近は盆トンボが飛んでいます。昔のように空を埋め尽くす、という様子は見られませんが。地下水をくみ上げて流している水場付近で飛んでいます。ウスバキトンボといいますが、東南アジアから飛んでくるそうです。寒さには弱いので冬には死んでしまうのだとか。昔のようにたくさん見られなくなったのは卵を産む場所が減ったからでしょう。
コウゾリナイタドリフシグロセンノウコウゾリナ、フシグロセンノウが咲き始めました。フシグロセンノウはシカノ好物で毎年減っていきます。
ヒゴタいとガゼボハナシノブ28月オミナエシヒゴタイが早く咲き始めましたが、オミナエシもハナシノブもまだ咲いています。今年は熱いせいかブルービーをまだ見ていません。ブルービーが好きなツクシトラノオやヒゴタイの花が終わってしまいそうで心配しています。

梅雨明け 九州北部 草の実 木の実 シオン クサアジサイ開花

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7月18花の森看板実ミヤマハハソベニバナヤマシャクヤクっ実昨日、九州北部の梅雨明けが発表されました。日本一花の森は最近雨が降らず、さすがに暑くなっています。



実ミドリヨウラク実−マムシグサ実ナワシロイチゴ熊本市内が38℃などになると花の森も30℃まで上がります。太陽が近いので余計熱く感じます。普段涼しいのでなおさらかもしれません。家には冷房がないので夜は扇風機を回していました。

ネジバナ群生スジグロチャバネセセリとオカトラノオダイコンソウ窓は開けられないし、毛布も暑く感じた昨夜でした。梅雨の間は寒いぐらいでしたが。遊歩道やススキなどの草刈りが最近の主な仕事ですが、熱中症にならないように気を付けて頑張っています。

シオン1ベンケイソウクサアジサイ開花シオンやクサアジサイ、ベンケイソウが咲き始めました。

熊本市 新たに水源涵養林 西原村35ヘクタール 6200万円 24年度

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やっと雨が上がりました。街中ではセミが鳴いています。梅雨も明けたようです。
オミナエシ開花ハンカイソウ2チダケサシさて、タイトルは7月10日の熊本日日新聞に掲載されていた記事ですが、10年かけて広葉樹を植樹するそうです。


ヤマホトトギス2ツクシトラノオトチバニンジン実阿蘇郡西原村は土地を無償提供するということで、予算の6200万円は広葉樹の苗購入金額と、森林組合などによる整地、下刈り、間伐費用になるものと思われます。西原村の村有地は砂漠ではないのでスギ伐採地であると予想されます。スギ伐採地はすでに多くの先駆植物が繁茂しているので広葉樹は将来材木として販売するのが目的の植樹・下刈りです。

ツチアケビ実売れる売れないにかかわらず、水源涵養林造成事業というのは木材生産です。以前も書いていますが、「漁民の森づくり」さえ木材生産でした。森を創るのであれば、自然に任せるのが一番です。
1,手入れがいらないのでお金がかからない。
2,野生動物の棲みかになる。
3,土砂災害を防ぐことができる。
4,食料基地になる。
5,水源涵養ができる。
6.多種多様な木々や草花が生い茂る豊かな森になる。

数種の木々やスギを植樹して下刈りするのは植えた木々だけ育てるもので木材生産以外の何物でもない。多額の税金を投入せずとも森は自然と出来上がります。税金ばかりでなく募金までして木材生産ばかりしていると多種多様な自然や豊かな生態系はなくなります。

高森町尾下北伯母様のスギ伐採地 1年目の夏の野草

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北伯母様伐採地 7月5コウライトモエソウ3ホタルブクロ1昨年、熊本県がスギを伐採した尾下北伯母様の山の現在のようすをご紹介します。この山にもベニバナヤマシャクヤクは見られました。


コウライトモエソウ2スギの根スギ伐採後1年目の夏です。山全体はまだ歩いていませんが、日本一花の森から車で数分の場所ですから、野草や木々は大体同じようなものだと思います。イノシシやシカの足跡が見られます。植林するとシカ避けネットがはられるので野生動物たちは入れなくなりますが、この山は野生動物たちの天国になりました。ほとんどのスギ伐採地は県の指導によって再びスギが植林されています。スギは手出しがないものの、桜などは手出しが必要だということです。
この山はスギ伐採により、熊本県との契約が終了しましたので、今後は自由に利用できます。


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大雨土砂災害も食料危機も生物多様性も水源涵養も有害鳥獣問題も「植えない森」で解決

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イワガネソウイワガネゼンマイこのところ連日雨が続いています。災害になるような雨は降っていませんが、昨日は高森町でも「高齢者避難」が呼びかけられました。きょうは熊本市内に出かけたので白川を通行しましたが、けっこう増水していました。阿蘇方面に大量の雨が降ったことがわかりました。もう少し降り続けば洪水を引き起こすでしょう。熊本県は挿し木植林の山ばかリになっているので、保水力がありません。大雨はそのまま渓流や道路、川に流れ込んで冠水や洪水になります。雨は明日まで降り続くそうですが、大雨にならないことを祈るばかりです。
ところで、タイトルに書いた通り、山を「植えない森」にしておけば、未来はあまり心配することはありません。スギの木材を生産したい林業会社だけがスギ苗を植林、間伐を行い、公務員が林業から撤退すればよいのです。植林活動は自然保護ではありません。食料危機が心配されている昨今、心配な方はフルーツの森づくりを行いましょう。
「日本政府の森林偽装」  平野虎丸著    発売中






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