平野虎丸です。ご訪問ありがとうございます。

ガゼボ7月 ユウスゲ2020年7月4日未明、熊本県球磨村や八代、芦北地方で大雨に伴う土砂災害が発生しました。
球磨川が氾濫して人吉市一帯が浸水したようです。
私は仲間と共に、球磨村神瀬冷水と坂本町に合わせて100へクタールの山を購入して「植えない森」拡大を図ってはきましたが、微々たるものです。
どちらの山も水源地でいつも水が流れていますが、急峻な山であるため、土砂崩れや洪水が頻繁に起きている地域です。
大雨が降ればいつかは大災害が発生するといつも危惧していましたが、とうとうおきてしまいました。
まだまだ終わりません。
大雨や大きな台風がなかったためにこれまで幸運が続いてきましたが、熊本県の上流域はどこも森林整備のスギばかりです。
最近は伐採も進んでいると思いますが、伐採したら植えなければならないと決められているので、又スギを植林しています。
国や行政・森林組合はスギを植えることが防災に繋がると信じているのですから、どうにもなりません。
もし、これが土砂災害や洪水の原因だと知っていて森林整備を続けているのなら、国は国民を殺しにかかっているとしかいいようがありません。
私は球磨川の上流、水上村で生まれ子供時代を過ごしました。
中学生の頃、土砂災害で地元の人々が犠牲になるのもみてきました。
人工地震と同じで人工森林は国民の生命と財産を奪うために行われていると言っても過言ではないのです。
私は40年近く言い続けていますが、国も県もマスコミも国民の皆さんもほとんどが受け入れてくれないのであきらめてしまいました。
地震でも台風でも大雨でも、挿し木スギの山は崩壊します。
平坦地は大丈夫ですが日本のように急峻な山は挿し木林業は不向きです。林野庁にも林業関係者にも林業の専門家がいません。
私は若いころ、国による原生林伐採を仕事にしていました。
今も熊本と宮崎、600へクタールの「植えない森づくり」を通して山に関わり続けているので、誰よりも山のことは詳しいと自負しています。
土砂災害と洪水を本気で防ぎたいと思われている皆さん、ぜひ、ご相談ください。
電話は090−2082-6618 平野虎丸です。

追伸
左バーに貼り付けてある動画、四本のうち、下から二本が、林業の実態、水源涵養林の実態になっています。菊池水源近くに100ヘクタール買い取った山で話をしています。
国は林業のことを「森林整備」「森林保全」と言っています。森林を増やせば増やすだけ土砂災害と洪水が増える仕組みです。