6448COFFEE+ESSENCE

六曜社珈琲店-セカンドライン-

IMG_20190419_040734


ホームページ
http://rokuyosha-coffee.com/

[日々日常を過ごす自店の歴史]

現在地の隣のビルの2階にて「コニーアイランド」として数年営業後、1950年に「六曜社」として地下の場所で創業。

その後1階店舗の空きが出たため1965年に現内装へと改装と共に、1階店(喫茶)・地下店(BAR)として営業を継続。

1974年/
父・修が家業に入る。
1985年/
修が自家焙煎専門とし、日中の地下店の喫茶を開始。

2007年/
祖父・實が他界。長男・隆が経営者に。(次男・肇が退く)

2013年/夏
息子・薫平が1階に入る。

2017年/春
祖母・八重子が現役引退。

2018年/春
自店の将来の行く末を見据え法人化・薫平が代表取締役就任。

2019年/春
1階店のオリジナルブレンドも薫平が自家焙煎として開始。
(六曜社は1階店・地下店ともに完全自家焙煎となる)

そして現在に至ります。



「コーヒーを介して過ごす場所」

私は高校卒業後から何気なくこの喫茶というコーヒーを扱う仕事に就き、早17年が過ぎました。

そしておそらく私が産まれた頃あたりから日本に“カフェ”と呼ばれるものがジャンルを成し、根付き始め『ドトール』が形態を増やし、私が小学生の時に『スターバックス』の1号店が日本に上陸してからはその“カフェ”というものの足は止まることなく、むしろ発展を遂げ、今でもさらなる広がりと共に“カルチャー”を生み“エンターテイメント”と融合もしてきています。

その間、個人経営を含め店のカラーは幅を広げましたが“喫茶”と呼ばれるものは走り続けていた足が疲れ始めたかのようにペースを緩くし、歩き始め、さらには歩くことを辞める店がむしろ増えてしまいました。

私は仕事柄、よく喫茶店とカフェの違いについて問われることがあります。
いろんな人の意見に耳を傾けたり、いろんなことを自分で考えたり、さらにはお店に行って感じたり、携わったりしましたが、どうもこれってたどりつくものが自分の中で無かったのですが、ここ最近ふと「そうかも!」って明確に思えたことがあります。

それは言ってしまえば簡単なことなのですが、その店の主が、またはその店が感銘を受け、営業を続けるにあたって大事にしたかったモノコト、大切にしているモノコトが、“昭和の時代”という日本的な背景に矛先があるのか、“海外の文化”という世界的な要素に影響を与えられたかの単純なようで複雑なものというか、そういうニュアンスでしかないなぁとしっくりきました。

それは説明するには難しいんだけど、同じようでちょっと違う、同じなんだけど文字や言葉で表すと違ったものに感じる『文化とカルチャー』とか『野球とベースボール』とか『セ.リーグとパ.リーグ』みたいな…、めっちゃ野球…(笑)

同じ意味を成しても、そこに行き着く歴史とか過程が違って、喫茶やカフェで言うと心意気みたいな“思考”なんだと思う。

だからこれから昭和が遠のくといくことは“喫茶店”というのは確実に…(汗)

だけど、伝統芸能や伝統工芸などの日本の宝じゃないけど、茶の湯のセカイや茶道ほど日本の歴史としては根付いているものではないかもしれないけど、“喫茶”とか“珈琲道”というものが日本の文化として、もしかしたら日本人として、残っていくべき背景なんじゃないかと僕は今でも強く思っています。

平成も終わり、令和へと改元される今日このごろ。
イコール昭和が遠のくこんにち…、新時代。

あかん、とにかく頑張ろう。
時代には負けてられないし、流されてもいけない。


・・・不覚にも感動してしまった。

喫茶店のカウンターの中に立つ僕の想いに突き刺さった…。

IMG_20190420_065004

IMG_20190418_202538



京都の桜もほぼ散ってしまい、葉桜の姿が新緑を楽しみに思わせます。

インクラインの根元、その向こうに祖母の家とともに焙煎所があり、僕は約2年半そこに行かない空白の時間を過ごしました。

やらないといけないこと、やるべきこと、また改めることがたくさんありましたので、決して無駄だったとは思っていないし、むしろ無駄にならないように歩いてきたつもりです。

そしてまたようやくここに通う日々が増え、また日常になりそうです。

しっかりとこれからも「六曜社」を守り続ける毎日を過ごし、その中で少し僕なりのエッセンスを加えた別のコーヒーの楽しみ方も提案していけたら嬉しいなと思っています。

職人にまではほど遠い人間かもしれませんが、やはり美味しいコーヒーを淹れようと自分で焙煎するのは楽しいものです。

そして、リスタートと共にプレスタートの案内です。


2019/4/27.28/ENJOY COFFEE TIME vol.10 in藤井大丸

わたくし「6448COFFEE+ESSENCE」は28日(日)のみ出店いたします。

・インドネジア ワハナ農園ロングベリー(深煎り)
・コロンビア ラスフローレンス農園(浅煎り)

かなり良質の豆でお届けします。
どうぞ驚きに来てください(笑)

後はアイスコーヒーをやろうかやらないか、そちらはまだちょっと考えて、また当日皆様とお会い出来ることを楽しみにしております。

どうぞ宜しくお願いします。 

ECT_10th_omote


「それから…」という個人活動を終えることを決め

「六曜社」という場所に身を固めた月日


重ねてもう5年半も過ぎたその日々に残ったこと気づいたこと

そして無くしたもの失ったもの

いろんなモノコト様々なモノコトを抱え直し

新たに積み重ねてきたここまでの時間


これからまた

僕のコーヒーと共に歩む日常をお知らせ出来ることになりました



以下

ここから始まる

「6448COFFEE+ESSENCE」

それまで僕の焙煎したコーヒーで過ごしてもらえた

これまでの1ページ1ページの記録です


『2016/11/16/恵文社コテージ/それぞれの…』
01-4-3

↓アンコール風景
https://youtu.be/lpXCu83cSuc


『2017/6/17→6/30/ハンズとホホホ/飲む音楽(焙煎豆)販売』
6cc6b6c89d5303033e53b5b72327fe3c061d6503-thumb-560x560-180693-2



『2018/1/15→1/22/ENJOY COFFEE TIME(vol.5)/1/17出店』
チラシ表



『2018/5/2/小麦小店/一日喫茶』
30076779_233582347385008_77452876120588288_n


改めまして大変お世話になりました。

そして皆様どうぞこれからも宜しくお願いします。

このページのトップヘ