6448COFFEE+ESSENCE

六曜社珈琲店-セカンドライン-

2020年01月

先日は初めての試みとなる“ENJOY COFFEE TIME”の新年会が崇仁新町の夜空の下、いや、寒空の下を活気で乗り切る賑わいの中開催されました♪

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京都はコーヒー業界としての広がりもしっかり繋がりを持ち、良き仲間そしてライバルとして刺激しあい、そして和も広がっています。

喫茶カフェ大国でもあるし、文化としても、コーヒー消費量トップクラスの地域としても、まだまだ発展を遂げていきそうな気配がプンプン匂っています!

とは言いつつも僕らのグループはコーヒーの話しなんて一切出ずに盛り上がっていたので何のこっちゃないですが…(笑)

とにもかくにも“茶道”ではないですが“珈琲道”なるものがもっともっと根付いて、コーヒーという飲み物がさらに身近な存在になっていけばいいのになぁと思う今日この頃なのでした。

2020年が始まり早1ヶ月が過ぎようとしています。

令和になって初めての新年、そして干支も子(ねずみ)と始まりの年で、何かと新たな気持ちになると同時に、加えて激動の1年になりそうな気配を感じます。

新年早々、海外ではアメリカとイランの政治的な問題や、オーストラリアの自然災害、イギリス王室やEU離脱の動向に、社会的な事件といえばゴーン氏などなど重要な話題が後を絶ちません。
ここに来てウイルスや地震までも…。

目の前の日本に目を向ければ、芸能界や政治の部分の話題も多く、もうお腹いっぱいな2020年のスタートです。

それでもまだまだ続きます…。

京都はもうすぐ市長選、4月からは近年話題となっている受動喫煙の問題も一気に条例として取り締まりが強化されます。

そしてオリンピックのビッグイベント!

これに向けてはHACCPやJGAPなどの食品管理や工程、ハラールやビーガンなどの宗教的なことも含めた食に対する認識、さらにはアレルギーなども含めた食品表示に関しても一気に理解や対策が必要となってきました。

そしてその先にはさぁ次の日本、安倍さんや政権はどうなるの?に続いていくのがもう分かっていて、デジタルやテクノロジーだけではなく時代がもう次へ次へと進みそうで着いていけるか分かりません…。

オリンピック以降に日本はどこまで止まることなく発展を遂げようとするのか、それとも落ち着こうとするのか、はたまた衰退していくのか、大阪万博もまだ先にあるし予想がつきません!

日本も世界に向けて、いろんなモノコトが国際基準、世界視野になっていくし、そうやって京都はあれよあれよと観光公害が問題になってくる始末。
主要都市はそうなのかな?
オランダも観光公害がひどくて、Holland表記を無くす?みたいなNetherlandsとして国をアピールするみたいなことを摸索してるとかしないとか…。

消費税が上がれば、雇用に関しても最低賃金は上がるし、原材料や資源の原価が上がれば、京都は土地や物価の高騰で訳分からないし(笑)
そういったお金のことも含め、様々な税やそれを使う政策に対してもありふれた問題にだけ視野を向けるのではなく、それをすることによってという負担する側にも細やかな視点を持って幅広く、そして問題になる前に対応してもらいたいです。

ほんと一人一人に目を向けてほしい。
そういった感じ。

もうホンマに資本主義社会で、大企業しか生き残っていけない世の中になるんでしょうか…?
中小企業や個人経営に一個人に対しても、ある部分に目を向ければどうやって生きる幸せを見つけたらいいのでしょうか?っていうくらい貧困問題も加速しそうだし、政治や社会、何より経済に対して目を向ける所を間違ってほしくないっていうのが、僕みたいな知識レベルの人間でも不安や心配になる今日この頃。

市民とは何かみたいな?

良いこともあれば悪いこともある。
正解や答えのない問題はあるけれど、それならば尚更多くの人が納得のいく理解できる、支持のできる国になってほしいものです。

やはり選挙は大事なんですね…。

加速するだけでなく、何かを競ってるわけではないはずだから、何とか立ち止まって時代背景や文化と共に発展するだけが全てではなく足並みを揃えていくことも一人一人の笑顔や幸せが広がる選択肢なんじゃないかな?って思ってしまいます。


『さぁそんなこんなで今年で六曜社は70年の節目の年を迎えます』


何だか偉そうな発言から始まり熱を帯びて僕が加速してしまいましたが、僕は知識人でもなければ常識人でもないと思うし、学力も低い方だと思います(笑)
そう、何も知らない、全てを知らない中での発言なので薄っぺらさ爆発です(苦笑)

とはいえ、自分の仕事には真摯に向き合ってるとは思うし、何より感性で生きてきた人間ではあるので、そうやってここまでの道のりを歩き、今ここまで来れたことには少なからず自信には繋がってきています。

そんな専門分野から言えば、喫茶店と呼べるお店は全国で4
万件を下回ったとか…。
全盛期から比べると3分の1になってきたようです。

それでも昔はお酒も飲める場所だったカフェと呼べた場所が時代背景と共に今はコーヒーを飲む場所として確立され、根ざし、そのブームと勢いは今だ加速しているので、コーヒー業界としては生活の中の飲み物として、その存在意義や価値、そして生活の一部に加わる必需品になってきてるようには思えます。

問題なのはその業態。

ジャンルはあくまでジャンルにしか過ぎないのですが、喫茶店と呼べた、脱サラをして人生を賭けたような、一個人が個性を放ち、人も店もメニューもオリジナルなカラーを発揮しようとしてきたセンス的な部分、何より生きるために仕事をし、家族を守るというパッション的な部分から言えば、今はこの仕事はファッションでしかなく、この仕事に限らず働き方は生活のための一部分にしか過ぎず生き様ではありません。

だから続いていく店も人も少ないんだと思います。

それは僕も偉そうなことを言える立場ではないしどうなるかも分からないし、今生きてる時代があるのですから逆らう必要もなければそこに良さはあるけれど、物や知識も情報も簡単に画面を通して手に入れることが出来るようになり、何でも揃っていて何でもあることが幸せなような世の中で、けど何かを欠いてきてるような…。

そう感情の部分。

便利や利便性を求めていろんなことが簡素化されていることも問題じゃないのかな?とも思います。

豊かさの認識が少しズレてきていて、人生感で言えば、何かを手に入れてるようでも、実は自分の足跡を振り返ってみた時に何も残っていなかった?みたいな、本当の意味で自分が強くたくましく生きていける支えてくれる苦境とか挫折とか、喜怒哀楽全てを含め自分が自分であるルーツに、先を見る夢や目標といった希望にさえ出会える豊かさが狭まってきて、安心安全であることに守られすぎていることも増え過ぎたような、いや縛られ過ぎてきているようにも思ってしまうのは僕だけでしょうか?

本当の意味で今の時代は有り溢れてはいるけど、ありふれていて何もないのかもしれません。

生きるって何?人生って何?くらいのレベルの話しなのかも…。

だけどそんな世の中だからこそ、今そこに疑問を持ってる人が多ければこれからの未来も明るいかもしれません。

時代はまわる。

後戻りすることも出来なければ、無情でも非情でも、今を生きて「あぁあんなこともあったな、こんなこともあったな」と笑える自分や時代になる、努力をする、ことでしか報われません。

栄光に近道なしと言うように、遠回りすることも大事だったりすること、その遠回りから自分の歩きたい道に戻れた時の喜びが大切だったりすることもあると思います。

そうなることが全てではないし、人生色々かと思いますが、後悔を後に立たない選択をその時その時選んで、今と先を見据えながら自分なりの満足や充実を求めていく連続なんだと思います。
それは自分の中の責任感が重要です。

仕方がないこともたくさんあるとは思うけど、どうしていきたいか、どうなりたいかの土台作りや視野はやはり大事なんだと思います。

話しがあちらこちらに飛んでややこしくなってきてますが(笑)

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京都の喫茶店は進々堂の百万遍のカフェが一番古く、次にスマートコーヒー、そしてフランソワやソワレに築地に静香、大きい所はイノダコーヒーとそこら辺の順番はちょっと把握していませんが、その歴史あるお店と共に『六曜社』も同じく身を置いています。

オシャレで心地良いけど、オリジナリティとは違うような最近のカフェとは違って、勿論良い店もたくさんあると思っていますが、喫茶店と呼べる場所にはおおよそ個性と居心地がついてくると思っています。

何より自分たちが営んでいる地域や人に、生活や商いを共にするかもしない拠点を大事にしているからこそ、外からと言える人が来た時に、その場所・空間のトキとを感じれることが醍醐味にもなっているのではないでしょうか?

だから長く続いていれば、続いているだけの思い出やエピソードがお店という箱の中一つに詰まっている。

それが目に見えないカラーであり、僕たち人間が心揺さぶられる感情を刺激するものだと思うし、その感情や感動というのはやはり、直接的でも間接的にでも“ぬくもり”があることのように思います。

喫茶店は特別ではありません、イタリアンやフレンチに会席や本格中華のような高級品でもありません。
勿論誰かにとっては特別な思い出はあると思いますが…。

実家に帰ったような、母校にタイムスリップしたような、旨くても不味くても家のご飯を食べてるような(笑)いつでもどこにでもある小さな幸せを拾い集めたような、それぞれの思い出と共にトキを刻める第二の家、いや、泊まれないから第二の部屋みたいな存在価値があるとも思っています。

そしてそこにはお店自体なのか、店主なのか、はたまた従業員なのか、そのテーブル一つ一つを見守り見届け、お客さんの時間の使い方に寄り添うニーズがあるからこそ、これからも残り続けてほしい文化の一つなのです。

だからこれからも喫茶店としての意義を問い、コーヒーの可能性も求め・広げ、時代にナガされるのではなく、それでも時代と共に残し、守り続け、文化を築き上げる場所と時間を繰り広げていきたいと強く思っています。

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先日の14日(火)はお店の町内、大黒町の方々と初詣っていうのかな?今年1年の祈願をして参りました。

町内にゆかりのある大黒天にて参拝をして、高齢化と共に住む人も少なくなった地域と街の変化と今後についても諸先輩方とチラホラ会話をしながら、人や歴史などの繋がりの大切さを改めて思うのでした。

やはり途切らせない努力というのは大事です。

百万遍の方にはなかなか行かないのですが、ちよっと気になってた事もあって、先日そちらの方に向かう用事があったので、ちょっと確かめに行ってきました!

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昨年聞いた噂は良からぬ噂で、しっかり今年もこれからも営業されているようです♪

「マルホベーカリータカラダ」

百万遍を少し北に上がった東大路通沿いのお店。

日替わりで1週間のルーティーンが続くパスタランチはコーヒー(ドリンク)付きで破格の値段!!

小さい頃から大好きなマルホのクロワッサンも安い!

ランチを食べて、15時のおやつ用でも、次の日のモーニング用でもパンを買って帰れば楽しい気分になれるはずっ♪

閉店の噂を聞いて投稿してしまっていましたが、大変失礼いたしました。

ただ、それで言うと去年の年末に平安神宮疎水近くの「綴」さんは閉店してしまいました。
荒神口近くの本店?は続けられています。

地域や日常に寄り添ってくれる個人店の良さが詰まった“いいお店”という場所は、これからもずっと続いていってほしいものです♪

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「商売繁盛で笹もって来いっ!」

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祇園の恵美須神社。

ここ数年はのこり福の時にしか行けてなかったのですが、今年はしっかり10日に明けた夜に行けました♪

お店のための今年1年の祈願。

どうぞ宜しくお願いします!


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家の近くにある床屋さんの入り口の窓に、いつも小さな額に入った写真が歩道に向けて飾られている。

そのチョイスがいつも何とも言えなくて、心くすぐられるアートと化していて、正月からは“わしも”にもなっていた(笑)

ちなみにひとつ前は“笑うセールスマン”

最近はアニメだけど、少し前まではスポーツ選手だったりとバラエティー豊かなラインナップで、この見る者を惹き付けるセンスはきっと僕だけじゃなく、この店の前を通る人々にはきっと楽しみの一つになっているんじゃないかと僕は睨んでいる♪

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平安神宮に初詣に行き、散歩をしながらちょっと買い食いをして帰りました♪


皆様

新年明けましておめでとうございます

今年もどうぞ宜しくお願いします


「六曜社珈琲店」は明日2日から営業スタート
2日(木)3日(金)は12時~21時半までのオープン
※地下は18時~22時でのオープン

そして4日(土)より通常営業となります。


こちらの「6448COFFEE+ESSENCE」では今年はイベントなどの企画も進めております。
心躍る一時の特別な時間もご提供出来たらと思いますので、また随時ご報告させて下さい。

この個人活動のリンクページも完成していまして、六曜社のホームページからも繋がっております。

ご興味ある方はご確認と、お友達や周りの方に「こんなんあるで~」って宣伝してもらえると嬉しいです(笑)

http://6448.rokuyosha-coffee.com/


というわけで度々ではございますが、本年もどうぞ宜しくお願いします。

六曜社/6448COFFEE+ESSENCE 奥野薫平

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