6448COFFEE+ESSENCE

六曜社珈琲店-セカンドライン-

2021年12月

さぁ2021年も最終日となりました。

今年も結局はコロナウィルスと向き合わないといけない1年となり、ただ過ぎ去っていった日々という印象です。

ただ、何年も先にはきっとこの時間というのはとても貴重で、思い返し、語り続ける時間となっているようにも思います。

あっという間でも、顧みる事ややるべき事は続けた“当たり前のことを当たり前に”という一番大事なモノコトの観点を改めれた事、そしてそれを大切に歩む事の積み重ねの重要性。

何よりもそれらを噛み締めて踏み締めて、2022年へ、そしてこれから先へ生かして行きたいという所存です。

皆様には、大変な世の中でも本当にお世話になりありがとうございました。

来年も何卒宜しくお願いします。

そして良いお年を。

六曜社/6448 COFFEE + ESSENCE
奥野 薫平

Fotor_164095468445429

京都市産業観光局が設立している『京都館』というサイトをご存知でしょうか?

京都の中から、京都の人達で、他府県の方にもより深い京都の魅力を伝えようと設けられたWebサイトで、この秋にリニューアルされました。

そちらの掲載内にある「My Local Guide Kyoto」というカテゴリーで、わたくし京都人がおすすめする“通”な場所をお知らせしています。
縁あって繫がった担当の方にお伝えして、私以外にも京都在住の方々がたくさんのお店や場所を紹介されていて、京都の方が拝見されても、「おぉ~!」と思えるような内容になっていて楽しいです♪

コロナも収まりを見せつつある世間の風に少し揺られて、まずは京都の皆様から気になる所に足を向けてはどうでしょうか?
local_guide_main@2x


☆京都館 webサイト↓
https://www.kyotokan.jp/

京都の顔、京都の手、京都の昔、京都の今、京都の表裏、旅行の京都、暮らす京都、京都が好きという人の数だけ、京都がある。京都館は、京都に暮らす人たちと京都を愛する人たちが、制作・運営している京都や京都に関連する情報を紹介するWEBサイトです。

☆My Local Guide Kyoto(掲載記事)↓
https://www.kyotokan.jp/read_category/my-local-guide-kyoto/

京都本や京都のガイドはたくさんあるけれど、もっと“観光ではない京都”を愉しみたいという方のために。ローカルピープルだからこそ知っているお気に入りの場所があります。自分と好みの合うガイドを見つけて、ローカル気分で京都を回ってみるのはいかがでしょう。

★裏話(笑)
掲載にあたり“10選”という事でご紹介をしていたのですが、やはりローカル選定だったり、取材NGや閉店も重なり“6選”になっていました。
僕のこのページにのみ、掲載予定だったお店を簡潔にお伝えしたいと思います。

・マルホベーカリータカラダ/パン,ランチ(百万遍)
・お福/うどん,そば(神宮東山)
・モリオカ/洋食,パスタ(熊野神社前)
・plein de la paix/ケーキ,バー(木屋町)※閉店

ご興味ある方は是非、より京都を知るきっかけにしてみて下さい!

アムレテロン-ロゴ


今回は12月15日(水)着にて新しい焙煎豆をお届けしています。

★六曜社珈琲店(1階)より
・オリジナルブレンド
★6448 COFFEE + ESSENCEより
・シングルブレンド(中浅煎り&極深煎り)
※ケニア プライドオブケニア
roasted by奥野 薫平

★六曜社地下店より
・ハウスブレンド
・モーツァルトブレンド
roasted by奥野 修


ご興味ある方は是非♪

※在庫状況などは直接お問い合わせ下さい。
TEL:03-5356-6639

私事ではございますが、NHK総合で放送されている『京コトはじめ』という番組の12月17日14時5分~放送回“古都のカフェ・喫茶店文化”に少しばかり出演させて頂く事になりました。

Screenmemo_2021-12-13-12-24-00


総合(全国向け)なのでコアな内容ではありませんが、京都の喫茶店文化や歴史を知って頂ける良い機会かと思います。

ご興味ある方は是非ご覧になって下さい。
宜しくお願いします。

★番組公式↓
https://www.nhk.jp/p/ts/4776M3X5N5/episode/te/EMR69KNLVK/

※臨時で国会中継が重なった場合は放送延期で1/28(金)との事です。

1639146607204


“夢ミル京都喫茶巡り”シリーズでお馴染み&お世話になっている「forme.」さんがこの度直営店となる実店舗をオープンされる事になりました。

6448 COFFEE + ESSENCEでは以前から、手紙を書いたり何かを制作したりと文具を使う時間の横にコーヒーを共にするイメージで寄り添えるオリジナルブレンドを提供しております。

1639146612805


イベントなどの企画時限定ではありますが、今回はオープン記念として数量限定でご用意させてもらう予定です。

・12月16日(木)~プレオープン
・12月22日(水)~営業スタート

詳細はSNSにて随時更新されているのでご興味ある方は是非チェック&足を運んでみて下さい。

来年の1/8(土)~1/23(日)には夢ミルシリーズのイラストを手がけられた「福岡 麻利子」さんの展覧会も開催されるそうです。

これからも素敵なラインナップやアイテムを増やしていかれるだろうフォルムさんのお店は間違いなくトキメキでいっぱいになることでしょう。

1639146619154


『forme.kyoto 』
604-0906
京都市中京区東椹木町126-2 1-A

★Twitter↓
https://mobile.twitter.com/forme_zakka

★Instagram↓
https://www.instagram.com/forme_zakka/
https://www.instagram.com/forme_kyoto/

マスターという境地に終わりはありませんが、このコロナ禍という現実を目の当たりにして、顧みれた数々のモノコトはある意味私の中で今後更なる確信を生んでいきそうな尊い経験になる事は間違いないのだと思います。

立場を求める訳ではありませんが、ドシッと構える足場は自分自身で作り出していかなければなりません。

最近は様々な方々とお話しする機会もあり、また価値観を共有し切磋琢磨する場があったりと充実した日々を過ごせているのは確かです。

何が出来る人間かは分かりませんが、何かしようと思う事は出来ます。
それらにどう足を踏み入れ、そして踏み込むその一歩一歩が積み重なって見える景色は何ものにも代え難い財産になるのだと思います。

最強とか最高とかそんな位を求めるんじゃなく、自分らしく生きるという“らしさ”を追い求められたらなと思う今日この頃なのでした。

1635886005334

1636759062707


10月の下旬、京都は一足早く飲食店や様々な施設・会場への制限や要請を解除し、緩和へと向かいました。
11月に入れば全国的にも動向は緩み始め、人々は不自由から自由を取り戻したかのように、警戒は必要あれど、鳥籠から解き放たれ自由を空へと羽ばたかせるように、自らの足で思い思いの感情の中、何処かへと向かう喜びを感じているように思いました。

振り返れば約二年、私達は本当にコロナウィルスに振り回されてきたのだと思います。
そして、今回は少しばかり変化のある波の傾向に、まだまだ気は緩めきれずも、小さな感染状況の数値には安堵している方々も多い事でしょう。
そして、この二年間で抱いた顧みるという足跡を経験という財産にして次への時代、月日へと結び付けていくのだと思います。

また財産と言えど、経済の影響や資本力といった財政面では、区切りを付けた経営陣も少なくないのが事実。
そして、意欲や活力という姿勢を行動に移せずその道のりを絶たれてしまった人達も存在するのが今の現状です。

給付金や補助金等、対策や政策における実行がスムーズに成されていればという観点も無くはないですが、それでも振り返ってみれば、予期せぬ事態に様々な援助を、国や地方自治体は掲げてくれていたのかもしれません。
こんな事が起きなければと悔やみ切れない現実も、起きなかった今はもう戻りません。
それならば、こんな事が起きたからこその今を取り返していくしかないのです。

計り知れないほどの影響を受けたこの喫茶飲食のセカイ、これから続く未来は何処に向かうのか?なんて思いつつも、先日京都の夜の街を歩いてみるだけで、希望を抱いたのも事実です。
様々な価値観が生まれ、また変化したこの二年間でも、何よりも人々はまだ以前や従来といった日常を求めているんだな、と。

それでも世間の足並みは携わる場所や過ごす価値観によって未だ揃っている訳ではありません。
我慢を解消する人、まだ我慢をする人、ワクチン接種への行動や抵抗。
街を歩くたくさんの人を眺めて見ても、その人混みの中の一人一人に目を向けて見れば、この光景への感情はそれぞれ様々な事でしょう。

だけど森を見て木を見ず、木を見て森を見ずではありませんが、森の景色は変わってきているのだと思います。

晴れだした世の中に、兆しが見えた光に向かうごとく、老若男女様々な人々の笑顔が未だマスク越しの表情から笑顔を覗かせます。
そして何より国民性におけるこのマスク着用や、手洗いうがいといった生活習慣こそが、医療機関の奮闘やワクチン接種の動向と共に今の日本のコロナウィルス感染拡大防止の大きな歯止めを作り上げているのではないでしょうか。

12月、京都はさらに活気を取り戻しているように感じます。
それと同時に皆様の瞳の奥の輝きも変わってきているように見受けます。

しかしながら国や地方自治体、そして医療関係の方々はそれを野放しにしている訳ではありません。
社会や経済といった止め続けてはいけないモノコトを動かしながら、見守りながら、第6波は来るものと想定して、準備や体制を整えているそうです。
今はそれぞれ国民の気持ちに寄り添い、閉ざされた壁があった扉を開け、通りたい人が通れる道を作り出してもらっているのだと思います。
何よりも重要なのはこの局面に置いても収束や終息へ向かうことなのだと思います。

もう一昔前と感じるような明けない夜はない毎日の繰り返しに、また朝が来た、今日も悲しい苦しい一日が始まるのかという感情を抱いた飲食店の皆様も多いと思います。
それでも広がる空席の店内に一組やお一人のお客様が来店して頂いてるだけで、私達の価値を見出し、この先の未来へ向かい続けた人がほとんどだと思います。

来年に向けて、これがコロナウィルスと向き合う最終局面になってほしい。
そして現状の2類からインフルエンザのような5類感染症と位置付く認識に分類されるよう願いたい。

今まで閉ざされていた夜への扉も開きだしました。
これで全ての時間がまた動き出したのだと思います。

繰り返していたのではなく積み重ねていた今までの我慢や辛抱、そしてそれぞれの理解や努力の痕跡が今日に結び付いているのならば、これからも今を大事にして、さらに将来を大切にしていける未来を皆様と共に作り上げていきたいものです。

まずは国民の中で、国内の中で、それぞれの地方の町や街に人の波が向かえばと強く思いますし、この二年間があったからこそ感じる日常という中で拾い集める事の出来る身近な幸せの数々を噛み締め握りしめていける明日へと繋いでいけたらなと思います。

京都の商いにまた「おこしやす」から「おおきに」に繋げる“おもてなし”が広がる事を願って。

そして皆さんの素顔から伺える笑顔に出会える日に向かって。

このページのトップヘ