6448COFFEE+ESSENCE

六曜社珈琲店-セカンドライン-

2023年06月

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東急ハンズ京都店「COFFEE HOUR」にて、オープン当初からお世話になっていた豆販売についてのご報告です。

この度10月から始まるインボイス制度に伴い、ハンズさんで大きなシステム変更が先立って行われる事となりました。

該当する要因として、食品の品質管理の部分で3ヶ月以上の商品が基本ラインになるとのご報告を受けまして、当店としては焙煎豆に対して美味しく飲んで頂ける基準を1ヶ月と定めております。

これは自家焙煎専門として提供する身としては、鮮度の部分を含め、やはり乾きものとして腐敗することは無くても、傾向として劣化するコーヒー豆が液体にされることが前提の中では、私としては変える事の出来ない期間です。

大変さびしい気持ちはありますが、大きな企業様や組織の中では避けられない事実である事も認識しております。

個人ブランドとして立ち上げた『それから…─喫茶feカフェっさ─』からのお付き合いであり、わざわざハンズさんでお買い求め頂いたり、六曜社にも立ち寄ってそんな話しをして下さるお客様も多くいらっしゃいましたので、心苦しい思いもありますが、来月7月中の納品をもって、ハンズさんでの販売は終了となります。

『6448 COFFEE + ESSENCE』の焙煎豆が、アンテナ的に市内で通常販売される場所も無くなってしまいますので、今後の展開も模索する必要がありそうですが、また良き出会いがある事にも期待したいと思います。

少し先立ったご挨拶にはなりますが、東急ハンズ京都店様、そして歴代のスタッフ様、納品時にいろいろなコーヒートークをした従業員さん等、大変お世話になり感謝しております。
今後とも何かしらのお付き合いが出来れば幸いですが、一旦区切りのご挨拶としてお礼申し上げます。

お客様に関しましては、後1ヶ月間の販売を楽しみにして頂けると光栄です。

何卒ご理解ご了承のほど、宜しくお願い致します。

六曜社
奥野 薫平

以前から掲げている、私が描いたモーニングの看板を見て「僕にも描かせて~」と息子にお願いされていたので、ちょっとした板を渡してお任せしてみたのですが…♪

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「お客さんに沢山来てもらわなあかんからなぁ」と“おすすめメニュー”を書いてくれました♬

正直、目立つ所には置いてないけれど(ごめん)皆さんに見える所には設置しております!

何方かは、席からこのメニューに目を凝らしてもらってご注文頂ければ幸いです。笑

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『しゃちほこアイスコーヒー』なるものが描いてあるそうなので、縁起が良い代物なにる事を期待していまっす♩

「なんでやねん!! 」

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って突っ込まれているような光景…。

先日の台風の影響で大雨が心配された日。
焙煎小屋の脇に今も置いてある『喫茶feカフェっさ』を営んでいた時の案内看板にほうきが傾いて「イテッ!」ってなってました。笑

─ ご報告 ─

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平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

6月14日(水)4時20分

創業者夫婦である妻の八重子が他界しました。

最期は98歳、老衰という運びで最後まで生き抜き安らかにこの世を去りました。

本当に沢山の方々に親しまれ、愛された皆の『ママ』でもありますので、この場をお借りしてご報告させて頂きます。

私自身も、“祖母”としてお婆ちゃんの姿と、上司としての“ママ”の姿と共に時間を過ごし、様々な想いに溢れ、皆様と同様に感謝の気持ちでいっぱいです。
誰にも平等にひいきもしない面倒見の良い愛に溢れた姿勢は、携わって下さった皆様の記憶の中でずっと生きていくのだと思います。

お店としては、本日葬儀のため6月15日(木)のみお休みを頂戴致します。

6月16日(金)からは、通常営業再開で予定しておりますので、今後とも末永く何卒宜しくお願い申し上げます。

パワフルだった“ママ”や紳士的だった“マスター”の想いを今後とも引き継いで…。

アムレテロン-ロゴ


今回は本日6月10日(土)着にて新しい焙煎豆をお届け致しております。

★六曜社珈琲店(1階)より
・オリジナルブレンド
★6448 COFFEE + ESSENCEより
・ボリビア クシジョ農園 ロドリゲスファミリー
※トップスペシャリティ(中浅煎り)
roasted by奥野 薫平

★六曜社地下店より
・ハウスブレンド
・インド(深煎り)
roasted by奥野 修


ご興味ある方は是非♪

※在庫状況などは直接お問い合わせ下さい。
TEL:03-5356-6639

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小泉楓馬個展『近頃』の期間中、1日間借り営業が決定した「喫茶あくび」さん。

今回も、6448 COFFEE & ESSENCEの焙煎コーヒーと、京都・和束町や九州からのとれたての新茶をご用意されているそうです。

展示『近頃』を眺めつつ、あくびでもしながらのんびり過ごしませんか?とのこと♪

ご興味ある方は是非お立ち寄り下さいませ。


時間:6/7(水) 12〜17時
場所:げいじゅつとごはん スペースAKEBI.
(中崎町駅より徒歩約15分)

https://www.instagram.com/akebi.gohan/

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“京の喫茶飲食新聞コーナータイトル”

『寄り道。』

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近年、情報ツールがデジタル化やグローバル化している中でも、アナログとして根強く熱を帯びているものがある。
それが特定の趣味や思考を凝らして自らの手で作り上げる「Zine」という媒体だ。

特定の愛好家が自費出版を経て「同人誌」という形でその価値を高めている冊子もあるのだが、Zineは比較的そのハードルを下げ、様々な人が目にする事の出来るフリーペーパーやフリー雑誌といった形で、ひっそりと今日も何処かの場所に置かれている。

中にはしっかりと自ら費用をかけて販売されているものもあるのだが、その大半は“好きなモノコト”を題材にして、作り手側が楽しみを持って一つの作品に仕上げているものが多く、何よりもその手作り感が魅力的だ。
手書きであったり、オリジナルのイラストを加えたりと、どこの誰に手に取ってもらえるのか、はたまた届いていくのかも分からない未知の領域に希望を持つように、その内容もまた本当に読んでもらえるのかも分からない…。

もしかしたら、ただの紙切れや即ゴミ箱行きになってしまうかもしれない“主張”と共に、Zineには尊さと儚さが付随するのだ。

いろんなお店の情報コーナーやフライヤーなどの横に、ちょこんと一緒に置いてあるだけかもしれないそんな存在にこそ、道端にひっそりと、そして力強く生えるタンポポの綿毛のように、今日も自らの意思と、吹く風によってはセカイを広げていく力を持っているのかもしれません。

皆さんの日常の生活の中で、少し視点や視野を変えてみて、普段なら見逃してしまうそんなモノコトに着目してみては如何でしょうか?

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