6448COFFEE+ESSENCE

六曜社珈琲店-セカンドライン-

2023年08月

今年は住んでいる町内でも、店の町内でも無事に地蔵盆が開催されました。

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住んでいる町内は4年ぶり?の開催で、子供達が楽しくお手製のゲームなどを楽しみ、地域の触れ合いの大事さを感じれたのですが、店の町内は昨年から続いて縮小規模でお参りのみ。
現状住んでいる人や、子供達もいないので、いよいよ在り方を考えなくてはなりません…。

地域の行事として、また関係性の継続や構築として、大切なことは守りつつ、これからを考えるのはやはり何事にも必要だと感じる今日この頃なのでした。

アサヒグループホールディングスが、外食産業からの撤退を発表し、その影響で六曜社の通り向かいにあり、長年親しまれ続けている『アサヒビアレストラン スーパードライ京都』が8月末をもって閉店する事が決定しています。

「スーパードライ 京都」は、昭和14年に開店した「アサヒビアホール」を昭和36年に店舗改装、平成元年に現店名に改称しオープンした、京都で最も歴史のあるビアレストランです。

六曜社の常連さんでも、昼のみや夜の会やらの後に、顔を赤らめてウチを利用して下さるお客様もいらっしゃったので、そんなハシゴがお見受け出来なくなるのかと思うと少し寂しさを感じていましたが、運営としては別の親会社が名称を変え(内容は分かりませんが)業態もそのままに営業を続けるそうなので、何となく安心はしております。

とは言っても、長年愛された“ビアホール”としては終幕という事で、河原町の理事委員の皆さんで、会場を使っての理事会ならぬ意見交換会と題しての交流を図り、お世話になったアサヒさんでの最後の時間を過ごさせてもらいました。

店舗は残れど、オーナーなどの顔触れが変われば、なぜかお客様も雰囲気も変わるのが飲食店の不思議。
出来れば、今までもこれからものお客様で続く、街の酒場として存在し続けてもらえたら嬉しいです。

今後に乞うご期待。

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大荒れの台風の後。
17日の朝方、京都市内には虹がかかっていたのでした。

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夏も終わるのかなぁ。
そういった気配を感じましたが、猛暑続いてます…。

8/15(火)台風7号の渦中もお店は営業で、個人的には休みを取っていたその日は、残念ながらの予定も流れました。

あぁ悔しい(笑)

逆に皆が頑張ってくれた事に感謝です…。

そんな中迎えた16日(水)は少しでも夏休みの思い出をと、息子の趣味と化しているお城巡りにと、弾丸で日帰りの福山城を目指そうとしたのですが…。
通り過ぎた台風の跡も交通機関には影響があり、京都駅で作戦変更。

これはむしろ行く前に新幹線が止まってくれて幸いだったのかもしれません。

すぐさま予定を変更して、安全だろう近鉄で奈良へ。

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大和郡山に向かい、郡山城跡と金魚の町を楽しむ事にしました。
(といってもお盆でお店はめっちゃ休んでた…)

それでもお城跡を堪能し、町並みでは何やかんやで風情を楽しむ思い出も出来て、残念ながらの中でも、何とか無事なお休みを過ごせた事は良かったのだと思います。

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当初の予定だった静岡は、またの機会にするとして、いろんな意味で思い出の詰まった“2023 夏”となったのでした。

台風前の14日(月)には祖父母のお墓参りにも行けてたし、本日16日(水)はギリギリ家に戻って、灯火が薄れる大文字を眺めて先祖のお見送りも出来たので、何とか大荒れの2日間を過ごして、無事に明日からの日常を取り戻していく事が出来そうです。

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2023年8月8日(火)13:00~14:15
京都仏教大学オープンランニングセンターにて、京都新聞総合研究所提携講座『京都再発見 食』のカテゴリー講座として「京の喫茶」をテーマに“喫茶の一族”執筆の京都新聞社 樺山氏と共に講演に参加して参りました。

会場には、様々な方々のご来場を頂き、またオンラインでの受講も同時に進められていたようですが、六曜社の歴史と共に、私目線や視点からの“珈琲”や“喫茶”についての想いを、いつも通り熱く(笑)語らせて頂きました。

ご参加頂いた方々の満足に繋がっていれば幸いです。

また、この場をお借りしまして、ご参加の皆様をはじめ、担当者の方々にもお礼申し上げす。

誠にお世話になりまして、ありがとうございました。

実は出演前後も店に勤務していたのですが、講演後に早速ご来店頂いた方もいて下さり、お言葉も交わせて大変嬉しい限りでした。

感謝。

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尚、見逃し配信が当日から9月8日(金)まで観覧出来るようですので、ご興味ある方は是非そちらをご視聴下さいませ。

★関連ページ↓
https://www.bukkyo-u.ac.jp/olc/pickup/20230712/26303.html

焙煎小屋の煙突が抜ける隙間から

差す光に

夏の力強さを感じる今日この頃

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エアコンの無い焙煎所は

暑さとの戦い

…負けない眼差しを持とう


と、無理矢理紐付けてみる。でもまぁ大事なこと。笑

『ENJOY COFFEE TIME』が京都の喫茶&カフェとお客様を繋げ、和を広げ続けている。

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2016年5月、元・誠小学校跡地の施設(現:立誠ガーデンヒューリック京都)の職員室を利用して、そのイベントは初声をあげた。

1日限りで、コーヒー店8店舗、フードや物販にワークショップを加えた3店舗による計11店舗が集まり始まった「ENJOY COFFEE TIME」(以下ECTと表記)は7年の月日を数え、次回開催で19回目(番外&特別企画を除く)を迎える。

飲み比べが出来るお得なチケットや、或いはお目当ての店舗のコーヒーを堪能するなど利用方法は幅広く、最近ではフードを取り揃える店舗も常に参加しバリエーション豊かに一日中楽しめるイベントと化し、今では出店する店舗の顔触れが毎回変化するほどに参加店の数は増え続け、京都・喫茶&カフェのモンスターイベントとして存在している。

京都の「まち」には喫茶文化というものが根付き、この小さな都市に沢山の大学がある事からも、コーヒーを介し、また傍らに過ごす時間が老若男女問わずに繰り広げられてきているように感じれれば、それが一つの社会勉強やリアルな人間模様に触れる機会を築いているように思う。
また「おもてなし」の意識が、昔から商談や打ち合わせなどのミーティングだけに留まらず、仲間や友人達との会話や議論のタメに対面で話すことの場所として、わざわざ喫茶やカフェを利用する習慣もあるのだと思う。
中でも特別に思えるのは、うどんそば屋ではないコーヒー屋さんが、出前をしている姿が、少なからず以前は当たり前のように目立っていて、これは招き入れた方々への心遣いとして、良いモノを提供したいという茶道に通ずるような配慮だったようにも思うのです。

それほどに、生活の中に「コーヒー」という飲み物が浸透している京都において、このイベントがもたらした成果というのは『コーヒー文化の再構築』だったのではないでしょうか。

当初は、京都の喫茶&カフェを巡るツアーガイドも数々担当する京都コーヒー界のドン牧野氏(現:COFFEE BASE Co.Ltd)と、イベントプランナーである鈴木氏(現:株式会社SEASONS)が中心となって協賛企業とも連携していたイベントは、現在ECTの実行委員会が立ち上がるほどに成長を遂げ、主催や運営を行いながら、京都の話題スポットを利用して定期的に開催され、常に注目を集め続けています。

数々の場所で行われてきた『ECT』は、常に京都の喫茶やカフェ同士の繋がりを広げながら、また何よりもお客様がコーヒーを楽しみ、お店の人や参加者同士との会話も楽しみながらコーヒーを介している。
その光景は、まさに京都の喫茶文化がもたらす醍醐味であり、新時代に入った近年にも絶やしてはいけないだろうECTが掲げる『コーヒーをテーマに人やお店が繋がり文化として地域に根ざすイベント』として、私達が忘れてはいけない「何か」をコーヒーという飲み物を通して教えてくれているのだと思う。

そして、その先にそれぞれのお店が自らの地でお客様を出迎え、互いの時間を大切に過ごしていくのです。

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★次回開催情報
「ENJOY COFFEE TIME vol.19」
月日:9月9日(土)&10日(日)
時間:10:00~17:00
場所:京都駅ビル 駅前広場(ホテルグランヴィア京都前)
☆初開催会場となります/雨天決行,荒天中止

出店店舗:各日コーヒー10店舗/パン3店舗(予定)

★詳細↓
https://www.instagram.com/enjoy_coffee_time/
https://m.facebook.com/enjoycofeetime

※念のため↓
6448 COFFEE + ESSENCEは今回は出店致しません。
ENJOY COFFEE TIMEの情報となります。

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