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最近はジュンク堂の閉店にも驚きましたが、本屋さんとして小さなお店に目を向ければ三月書房さんが早くても今年の五月中には店舗をまず閉店される予定だと聞いています。

書籍のセカイのことは詳しく分かりませんが、このネットが普及した世の中で大打撃を受けている業種の一つでもあるのかと勝手に感じてはいます。

三条や四条河原町界隈にも多くあった本屋さんは今や片手で数えるほどになり、移転を余儀なくされたり、店を畳むことを選択されたり、複合施設やデパートなどに入れる資本的に恵まれた大箱しか残れなくなっているのが現状なのかもしれません。

個人店としての本屋さんは昔からの喫茶店と似ていて、店主のセレクトが際立ち、番頭としての振るまいが会話にしても、立ち読みを見逃すのか注意するのかでも個性が放たれて、そこで過ごす時間、また足を運び知識や趣向を広げる意味でも大切な「場」だったのだと感じます。

レコードやCD屋さんもそうだし、ちょっと路線を変えれば銭湯だってそうだったと思う。

何かを手にし持ち帰る中にその「場」に行く意味があった。

その道のりと、そこで過ごす時間にも価値があることを僕たちは忘れてはいないけど、忘れがちになっているから今の商いの在り方や有り様があるのだとも思ってしまいます…。

お店とお客さんという間柄は外せず商売というのは突き放せませんが、でもそこに現金でのお金のやりとりがあることでさえ重要なんじゃないかなと思ってしまいますし、話しを戻して僕は実はあまり本を読まない人間なのですが、この三月書房の先代“宍戸 恭一”さんからはいろいろな本を紹介されただけでなく、いろんな人生においての教訓を頂いた大先輩でもあります。

六曜社の歴史と共にお世話になり、個人的には喫茶feカフェっさ時代を含めて本当にお世話になり、このブログの中で語れば語りつくせないほどのエピソードの数々は僕の過去のブログを拝見してもらえれば分かると思います。

息子さんに代替わりしても続いていた時間、そして後継者問題もあって選択された幕切れ。

ハッピーエンドばかりでは成り立たない人生やドラマにおいて、この一つの本屋さんの本棚の整理をする閉幕を、また自分の心の中の整理もつけて受け止めないといけない日が近づいてきています…。

※以下
喫茶feカフェっさ-僕とあなたとその間-時代のホームページにて詩っていた「K*O-style“つぶやき”」での1ページは宍戸恭一さんとのエピソードでした。
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